静岡県の山
HP03-494
伊豆スカイラインで行く楽々トレッキング
玄岳と氷ヶ池
トレック日 2018年1月24日(木)晴れ
標 高
標高差
玄岳 (くろたけ)  798m
標高差: 173m、累積標高差: 224m
場  所 静岡県熱海市、函南町、伊豆の国市
メンバー せんぼく隊2名
時  間
距  離
全行程:9時間
山行 :1時間49分
(歩:1時間19分+休:30分)
沿面距離:約2.8km
カメラ Sony TX30、α6000、PENTAX-K3、KP
P・WC 車(noa)、P:西丹那P 9台(無料)、WC:ナシ
地図・コース↓
《全行程》
10:50茅ヶ崎発〜西湘PA昼食〜13:27池の向P下見〜13:31西丹那P着〜13:40玄岳トレッキング15:29〜16:37西丹那P発〜玄岳P〜滝知山P撮影17:16〜平塚カンパーニュ〜COCO一〜19:46帰宅
《トレックコース》
13:40 西丹那Pスタート
13:59 玄岳山頂
14:24 下山(休25分)
14:34 分岐・氷ヶ池/熱海
14:48 古い展望台
15:02 氷ヶ池(休5分)
15:29 西丹那Pゴール
↓記録写真↓
 伊豆スカイラインからの夜景撮影ポイント近くにたまたま玄岳があったので、トレッキングを組み合わせて出かけた。石割山、天上山に続いて、撮影保険トレッキングだ。(天気が悪くてもトレッキングは出来るのでムダ足にならない)
 山頂で昼食と思ってラーメンとお湯を持ったが、西湘PAで天丼の誘惑に負けてしまった。

 伊豆スカイラインでの今回の撮影ポイント予定の池の向Pに行ってみると、富士山の手前に山が被るのでNG。

 少し戻り、玄岳登山口に近い西丹那(にしたんな)Pに車を停めた。この場所のほうがロケーションが良いので、下山後に撮影することにした。

西丹那(にしたんな)P

13:40 西丹那Pスタート
標高694mなので山頂との標高差は104mだ。
玄岳IC方向に40〜50mで登山口がある。

登山口
登山道はいきなりの急登から始まる。お助けトラロープがあり、下りではお世話になるかも。

腰丈の笹原は登山道部分を刈り取ってあるので助かる。それでもズボンやシャツに触るのでマダニが怖い。

振り返ると笹原がキレイ。
四国の石鎚山近くの山稜を思い出す。

13:59 玄岳山頂
玄岳山頂まで19分で到着。
山頂標識には799mと書いてあり、三角点がある。
帰宅後に三角点を調べると798.46mなので、
798mとする。

古い山頂標識が三角点のそばに放置?されている
《三角点》
基準点コード:TR25239409201
等級種別:二等三角点
冠字選点番号:桑
基準点名:玄岳
成果状態:2014/04/01正常
北緯35°04′54″.0112
東経139°01′41″.1870
標高(m):
798.46
標高改算20140313


三角点の所で風を避けてコーヒータイム。
しばらくすると北側(氷ヶ池・熱海方向)から単独男性が登ってきた。バス停からと言っているので熱海からバスで来たようだ。お互いに写真を撮った。

二等三角点:玄岳 地表の土が洗い流され、三角点が歯槽膿漏状態になるケースは多いが、この三角点のように埋もれてしまうのは、笹竹のおかげだろうか?

山頂から東側(熱海)は幅20m位にわたって草が刈り取られ、なだらかに下っている。
展望の開けるところまで刈り取っているいるようだ。

14:24 下山(休25分)
北側(氷ヶ池・熱海方向)ルートがメインルートと思ったが、登山道が笹に浸食され、地面が見えない。分岐まで下ると笹地獄は終わったかに思えた。

14:34 分岐・氷ヶ池/熱海
氷ヶ池まで15分と書いてあるが、我々は28分かかった。
笹藪は少し良くなったが、今度はお助けトラロープがある急な下りが続く。

14:48 古い展望台
コンクリート製の古い展望台は、遺跡の趣がある。

一度、伊豆スカイラインに降りられる所があったが通過すると、歩行者用のアンダーパスが2回あり、道路に出ること無く氷ヶ池に向かった。

15:02 氷ヶ池(休5分) 1月はほとんど降水がないので、雨が多かったらどこまでおおきくなるのだろうか
  凍っていたら嬉しいのだが、まったく凍っていない。

 雲が無ければ池の背後に富士山が見えるはずだが、それも叶わなかった。

 ダメダメのようだが、この池に来られただけで良かった。観光客なし、標識もほとんど無し
、オリエンテーリングと言うほどではないが、たのしいトレッキングだ。

南の斜面に何か突き出ている。(後で正体が分かった)

氷ヶ池から出発地点に戻るには・・・チョット悩んでから、池の周回し函南方向に向かい、池の西側で西丹那Pへ向かって登り返した。これまたお助けトラロープの急登だ。
15:29 西丹那Pゴール
車道に出ることなく戻ることができた。
西丹那Pでコーヒーを飲みながら、富士山の雲が取れるのを待ったが、あきらめて撤退。
↓それから 1 玄岳Pより氷ヶ池↓

西丹那Pを出発し、隣の玄岳Pを通ったら、氷ヶ池でみた不思議な建造物の正体が判明。玄岳Pの展望デッキだった。

展望デッキからの氷ヶ池
雲が無ければ左に富士山がみえるのだが
↓それから 2 滝知山展望台からの夕日↓

駿河湾に夕日が沈みそうだったので、近くの滝知山Pで撮影。霞んでいるので残念。
2019/1/24/16:57

2019/1/24/17:03
↓勉強コーナー↓
氷ヶ池
 玄岳の北には標高620mには「氷ヶ池」が在り、名前の通り冬には池面に氷が張る。
大正・明治には熱海温泉が発展して行き、上客泊り客の要望により飲食物を冷やす氷が旅館の必需品として求められるようになり、函南農家の冬場の出稼ぎとして氷ヶ池まで足場の悪い山道を登坂し、池面に張った氷を切り出し、菰氷荷を背負って熱海の温泉旅館まで搬送したと伝えられている。

後記

車の走行144km 通行料260×2+150×2=820円
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