山梨県の山
HP03-493
富士山の夜景撮影
天上山からナカバ平
トレック日 2019年1月18日(金)晴れ
標 高
標高差
天上山 (てんじょうやま)  1140m
標高差: 313m、累積標 高差:335m
場  所 山梨県富士河口湖町
メンバー せんぼく隊
時  間
距  離
全行程:8時間半
山行 :2時間50分
(歩:1時間19分+休・撮影:1時間31分)
沿面距離:約3.0km
カメラ Sony TX30-40、PentaxKP
P・WC 車(ノア)、P:河口湖畔県営駐車場300台(無料)
WC:
ロープウェイ駅、天上山護国神社
地図・コース↓
《アクセス》
往路:R246菅沼〜富士五湖道路・須走IC〜河口湖IC〜河口湖畔P
復路:河口湖畔P〜R139〜山中湖〜三国峠〜R246


《全行程》
13:05茅ヶ崎発〜15:29河口湖畔P着〜15:36天上山トレッキング18:26〜18:42河口湖畔P発〜19:00夕食〜21:28帰宅

《ルート》
15:36 河口湖畔Pスタート 835m(MyGPS)
15:39 富士山パノラマロープウェイ河口湖畔駅 856m
15:53 富士見台駅 1075m 15:58(休5分)
16:01 展望地
16:07 天上山山頂
16:17 たぬき茶屋屋上展望台
16:34 ナカバ平展望広場 948m(MyGPS)
18:00 ナカバ平下山(撮影1:26)
18:15 天上山護国神社
18:26 河口湖畔駐車場ゴール 828m(MyGPS)

↓記録写真↓
 山中湖の隣だからさほど時間がかからないと思って、午後から一般道で向かった。予定より遅れそうなので、富士五湖道路で若干短縮したものの、1時間以上の遅れとなってしまった。

 撮影場所のナカバ平に直接登るか、撮影をあきらめて天上山に行くか。結果、天上山を優先し下山時に間に合えば撮影することにした。

 河口湖畔県営駐車場は広すぎてどこに停めたら良いのか解らない位だ。中央部は区画の線が無いので300台入るのだろうか? 

15:36 河口湖畔Pスタート 835m(MyGPS)

15:39 富士山パノラマロープウェイ河口湖畔駅 856m
ロープウェイの中は外国人だらけ、登山のリュックは我々だけ。

カチカチ山の狸は健在、もう一方のロープウェイにはウサギが乗っている。

15:53 富士見台駅 1075m
広場にはたぬき茶屋があり、観光客で賑わっている。

富士見台駅の広場からの展望
(何ヶ所も展望場所があるが、ここが一番かも?)

うさぎ神社 外国人専用?

15:58 三ツ峠方面のゲートがら天上山へ

16:01 閉鎖中の建物前

建物前からの展望

16:07 天上山山頂
 たぬき茶屋で山頂までの時間を聞いたら10〜15分と言っていた。その通りで、ゆっくり歩いて9分だった。

 山頂からの富士山の展望は樹木越しになる。河口湖の展望は未確認。

天上山、標識

山頂から数m下がった所からの展望

たぬき茶屋の屋上は展望場所になっている

16:18 既に閉店、トイレも使えない!

たぬき茶屋・富士見台駅から下山。登山道にはクマ・サル注意の貼り紙が多い

途中に数か所、富士山の展望がある所にベンチがある。
夜景を撮るには下草が多い。

山頂で見逃した河口湖方向の展望。

16:34 ナカバ平展望広場 948m(MyGPS)

ナカバ平、写真は天上山方向

撮影場所。左の石は太宰の文学碑「惚れたが 悪いか」
↓以下はナカバ平からの写真↓


16:43 カメラをセットし、ギリギリ夕日に間に合った。


17:25 トワイライトタイムだが夕焼けが残念


17:35 夜景


17:46 夜景最後の写真
18:00 ナカバ平下山(撮影1:26)
暗闇の中ヘッドライトを頼りに下山。ハイキングコースなので急な所が無く無事に下ることができた。

18:15 天上山護国神社
これより舗装道路歩き。

18:26 河口湖畔駐車場ゴール 828m(MyGPS)
↓勉強コーナー↓
≪ロープウェイ名称変更≫
「河口湖天上山公園
カチカチ山ロープウェイ」と思っていたが、「河口湖 富士山パノラマロープウェイ」に変身していた。
帰ってから調べたら2018年4月に変えたそうだ。外国人に解りやすくしたということでしょう。


≪かちかち山≫
畑を荒らしてばかりいたタヌキは、ある日、お爺さんに捕まってしまいます。「もう悪さはしないよ」と言うタヌキを哀れに思ったお婆さんは、縄をほどいてあげました。しかし、反省したふりをしていただけのタヌキはお婆さんに襲い掛かります。何日もお墓の前で泣くお爺さんを哀れに思ったウサギはタヌキへの敵討ちを決意…。
昔話「かちかち山」は、お爺さんに変わって、タヌキをやっつけてくれるウサギの仕返しストーリーです。

≪太宰治の小説「カチカチ山」≫
太宰治の『お伽草紙』ではかちかち山を新解釈で書き直し、美少女と男の宿命物語としている。
ウサギを十代後半の潔癖で純真(ゆえに冷酷)な美少女に置き換えている。
対するタヌキは、そのウサギに恋をしているがゆえに、どんな目にあってもウサギに従い続ける愚鈍大食な中年男として書かれている。
少女は敵討ちという名目で生理的嫌悪を感じているタヌキを虐待し、男はウサギの歓心を買いたいばかりに嫌われてもただ従い続ける。「惚れたが悪いか」と言い残して溺死して水底に沈む男を見送る美少女が、汗を拭いながら美しい風景に微笑を浮かべて終わる、と言う少女の純粋さゆえの悪意と恋する男の惨めさを描いた作品となっている。

後記
 今回は撮影後の暗闇下山のことを考えて、ナカバ平にしたが、富士見台駅でも20分多くかかるだけなので、選択肢の一つだろう。
登山的な要素はほとんど無く、観光と同レベルのトレッキングだった。いつか三ツ峠からこのルートを下ってみたいものだ。

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