長野県の山
HP03-482
ゴンドラで行くお花畑トレッキング
入笠山(にゅうかさやま)
トレック日 2018年8月2日(木)晴れ
標 高
標高差
入笠山 (にゅうかさやま)  1,955m
標高差: 230m、累積標高差: 342m
場  所 長野県諏訪郡富士見町
メンバー せんぼく隊2名
データ 日本三百名山・甲信越百名山・信州百名山
時  間
距  離
全行程:9時間
山行 :2時間44分
沿面距離:約4.7km
カメラ Sony TX30-144枚
Pentax KP-40枚
計184枚
P・WC 車(ノア)、P:富士見富士見パノラマリゾート2000台、無料 WC:ゴンドラ駅、山彦荘付近、マナスル山荘付近
地図・コース↓
《全行程》
8:51茅ヶ崎発〜12:16八ヶ岳PA・昼食〜13:01富士見パノラマリゾートP13:20〜13:26ゴンドラ13:44
13:46入笠山トレッキング16:30〜16:30ゴンドラ16:47〜16:54富士見パノラマリゾートP16:59〜
17:48オーベルジュ・ド バレブランシュ着(泊)

《トレックコース》

13:46 ゴンドラ山頂駅スタート
14:21 入笠湿原
14:35 花畑(入笠山登山口)
14:55 岩場コース分岐
15:12 入笠山
《往路1:24》コースタイム50分
15:30 下山(休18分)
15:41 岩場コースと合流
15:51 マナスル山荘
16:04 入笠湿原
16:23 入笠すずらん山野草公園
16:30 ゴンドラ山頂駅ゴール
《復路1:00》コースタイム1:00
↓記録写真↓
 約3ヶ月の療養?生活で、体力が衰え散歩でも疲れるありさまだった。立ち直るべく山に行こう。しかし、いきなりの登山は無理なので、始めは観光ハイキング程度とした。

 検討した結果、入笠山と霧ヶ峰・車山高原に決定。
入笠山山頂最寄の御所平峠駐車場は林道通行止めで、8時〜15時は入ることができない。登山道を自力で登ることもできるようだが、ゴンドラ以外の選択肢はない。

 何箇所かの空き駐車場を通過し、ゴンドラに最寄と思われる駐車場に停めた。しかし、ここはチケットセンターで、ゴンドラは数分歩いた所だった。
 スマホで割引券を見せて、¥1650が¥1450、二人で¥400の割引になった。嬉しい反面疑問がある。
 なんでこんな割引システムが横行したのだろうか?
探せば割引券あり=関西特有の値引き当たりまえのようで、イヤな気分もある。
値引きなしの客が気の毒という発想はないのだろうか?
一律に値下げしてくれたほうが、スッキリするのだが。
割引を受けていながら、グダグダ書いている自分がいる。

13:46 ゴンドラ山頂駅スタート
振り返ると八ヶ岳
山頂駅のボード(8/2/12:00)
ゴンドラ標高:1,050m〜1,780m(標高差730m)
気温25℃、湿度54%

ゴンドラの中は暑かったが、降りると別天地だった。山頂駅の前に「入笠すずらん山野草公園」とソフトクリームの売店があったが、どちらも帰りに寄ることにして入笠山へ向かった。
 林道脇に咲く、 ユリ、エゾカワラナデシコ、クサボタン、マルバダケブキ、アキノキリンソウなどを見ながら歩き、唐松林を抜けると、緩い木製階段を下って行く。

 入笠湿原までお花畑が続く。
まだ登ってもいないのに、こんなに花が見られるとは、驚き嬉しい。立ち止まっている時間の方が長かった。存在感の薄いワレモコウだが、ここのワレモコウはビックだった。

また、幅広の階段は、すれ違いしやすく、段差が小さいので膝に優しそうだ。

KP

KP

14:21 入笠湿原
周回する木道もあるようだが、とりあえず目的地の入笠山へと山彦荘を通過し向かう。

湿原看板から数十メートルで「山彦荘」があり、
少し先に公衆トイレがある。
ここに泊って撮影三昧も良いかもね。
「マナスル山荘」
向かいには公衆トイレあり。
ここが通行止めの上のゲートのようで、係員が常駐していた。
宿泊客は通行可能らしい。

14:35 花畑(入笠山登山口)
入笠山への登山道と並行し、お花畑の中を登る道がある。
鹿ゲートをくぐると、広い花畑だが、入笠湿原に較べると花は少ない。
入笠湿原が異常に多い?

ハクサンフウロ、キバナノヤマオダマキ、シモツケ、ヨツバヒヨドリ、シシウド、クガイソウ、ヤマホタルブクロ、など。


KP

14:55 岩場コース分岐
往路は岩場コースを行く。どこが岩場?と思う程度で、山頂まで17分だった。

岩場? 
山道になると花が少ないが、ウツボグサ、オトギリソウ、ミヤマクルマバナ、キオン、ツリフネなどが咲いている。
15:12 入笠山
《往路1:24》コースタイム50分
山頂はなだらかに丸く、広い。標柱・三角点・方位盤がある。

 朝の圏央道渋滞と入笠湿原の花の多さで、遅くなったため宿に連絡を入る。


15:30 下山(休18分)
2018/8/11、国土地理院の三角点データー
基準点コード TR25338617301
等級種別 二等三角点
冠字選点番号 志4
基準点名 入笠山
北緯 35°53′46″.7617
東経 138°10′17″.7700
標高(m) 1955.36
作業内容 標高改算
作業年月日 20140313

山頂から北東、八ヶ岳の展望  KP

山頂から南、南アルプスの展望  KP

入笠湿原は広すぎず見ごたえがある。今回は時間が無くなり周回できなかったので、また違う花の時期に歩いてみたい

16:23 入笠すずらん山野草公園
ゴンドラ最終まで数分しかないが、お花畑に行って見た。
シモツケ、マルバダケブキ、エゾリンドウ、ユウスゲ、ユリ?など
16:30 ゴンドラ山頂駅ゴール
しぼりサービスが嬉しい。
《復路1:00》コースタイム1:00

ゴンドラチケットを買ったときに、ルバーブソフトの割引券をもらった。
副隊長が下山後の楽しみにしていたが、山頂駅の売店、山麓駅のレストランも閉店で食べられなかった。
他の女性登山者も落胆していた。

山麓駅から駐車場への歩きが意外と長い
↓入笠湿原他の咲いていた花↓ ※花の写真はSONY TX30で、撮影は副隊長

ユリ

エゾカワラナデシコ・蝦夷河原撫子

クサボタン・草牡丹

マルバダケブキ・丸葉岳蕗

アキノキリンソウ・秋の麒麟草

ツリガネニンジン・釣鐘人参

ヤマハハコ・山母子

ノコンギク・野紺菊

コオニユリ・小鬼百合

ノアザミ・野薊

シシウド・猪独活

コバギボウシ・小葉擬宝珠

入笠湿原に多い

チダケサシ・乳茸刺

ワレモコウ・吾木香

オミナエシ・女郎花

ノハナショウブ・野花菖蒲

クサレダマ・草連玉

サワギキョウ・沢桔梗

ヤナギラン・柳欄

ヨツバヒヨドリ・四つ葉鵯

クガイソウ・九蓋草 ?

ヤマホタルブクロ・山蛍袋

オトギリソウ・弟切草

ウツボグサ・靫草

キオン・黄苑 ?

ツリフネ・釣舟

ミツバツチグリ

ニッコウキスゲ・日光黄萓(禅庭花)
写真ナシ
マツムシソウ・松虫草
ウスユキソウ・薄雪草
ハクサンフウロ・白山風露
キバナノヤマオダマキ・黄花の山苧環
等々

※花畑のニッコウキスゲは完全に終わり。
左のニッコウキスゲらしき花は
チケットセンター付近に咲いていた

ミヤマクルマバナ・深山車花

キオン・黄苑 ?

キリンソウ・麒麟

クサレダマ・草連玉

コオニユリ・小鬼百合

シモツケ・下野

マルバダケブキ・丸葉岳蕗

エゾリンドウ・蝦夷竜胆

ユウスゲ・夕萓

? ユリ
リンク
山どん資料室 入笠山
国土地理院地図 
マナスル山荘 ・山彦荘
マイカー入山規制
富士見パノラマリゾート ・富士見パノラマゴンドラ割引 ・夏の散策マップ
後記
下山後、急ぎ宿へと向かった。
今日の宿泊は姫木平の「オーベルジュ・ド バレブランシュ」。
料理がおいしく、副隊長の指名で予約した。
家庭的なフランス料理は変わらずおいしく、大満足。

次の日(8/3)はこちら→姫木平に殿城山あり
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