HP03-460
鷲羽・水晶・黒部五郎岳の予定が
双六小屋撤退顛末記
トレック日 2017年9月14〜15日 晴/曇 標高 2,622m ※最高到達地点
弓折分岐と双六小屋の間の尾根
場  所 岐阜県高山市 双六小屋の位置
メンバー せんぼく隊(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
時  間
距  離
山行 19時間19分
総沿面距離 約31.5km
標高差 標高差1,600m
累積標高差 ±2,110m
移 動
P・WC
新穂高第3駐車場:150〜200台位(無料)
リンク:新穂高駐車場マップ
WC:新穂高第3P、新穂高センター、各山小屋
山の
データ
双六小屋のHP
カメラ SONY-a6000(96枚)、TX30(369枚)、計465枚
コース コースタイム
実時間
歩行+休憩時間

距離
km
標高差m 累積標高差
m
14 新穂高第3P〜双六小屋 7:30 10:10 歩7:49+休2:21 16.0 1600 +1853、−336
15 双六小屋〜新穂高第3P 5:35 9:09 歩7:03+休2:06 15.5 1600 +263、-1763
13:05 19:19 歩14:52+休4:27 31.5 1600 ±2110
地図 & 標高グラフ
《アクセス》
自宅〜圏央道〜中央・長野自 松本IC〜新穂高P

● 高速:海老名IC〜松本ICまで200km、3H、¥5,110(休日・夜間¥3580)
●一般道:松本〜新穂高まで72km、2H
《全行程》
【9/12(火)、移動日】
9:02茅ヶ崎発〜13:55梓湖畔の湯14:33〜15:24新穂高第3駐車場(車中泊)
【9/13(水)、停滞日】
8:02新穂高第3駐車場発〜道の駅・奥飛騨温泉郷上宝(おくひだおんせんごうかみたから)〜14:53新穂高第3駐車場(車中泊)〜15:17深山荘15:51
【9/14(木)、登山1日目】
5:38新穂高第3駐車場スタート〜15:48双六小屋ゴール(泊)
【9/15(金)、登山2日目】
6:39双六小屋スタート〜15:48新穂高第3駐車場ゴール
〜16:07深山荘〜16:55新穂高第3駐車場発〜18:30?波田コインランドリー&デリシア〜松本IC〜20:44みどり湖PA(車中泊)
【9/16(土)、移動日】
7:15?みどり湖PA発〜7:45?諏訪湖SAで朝食〜11:38帰宅
《トレックコース》
【9/14(木)登山1日目】
5:38 新穂高第3Pスタート
5:47 新穂高センター(休13分) 6:00
7:06 笠新道入口(休5分)
7:24 わさび平小屋
7:47 小池新道入口、林道と分れ登山道に入る
7:57 (休)
8:29 (休9分)
8:52 秩父沢(休6分)8:58
9:08 小秩父沢?
9:12 オコジョ
9:42 イタドリヶ原
9:50 (休)
10:22 (休)
10:49 シシウドヶ原(休11分)11:00
11:56 鏡池(休5分)13:16
11:58 鏡平山荘(休34分)12:32
13:04 (休10分)
13:25 (休10分)
13:57 弓折岳分岐(休20分)14:17
14:33 花見平?
14:57 くろゆりベンチ(休10分)15:07
15:12 ブロッケン(休8分)
15:48 双六小屋ゴール
【9/15(金)、登山2日目】
6:39 双六小屋スタート
7:42 くろゆりベンチ(休)
8:07 花見平(休)
8:21 弓折岳分岐(休8分)8:29
9:11 鏡平山荘(休47分)9:58
10:0? 鏡池(休)
10:42 シシウドヶ原(休12分)10:54
11:17 (休10分)
11:32 イタドリヶ原
12:00 秩父沢(休12分)12:12
12:24 (休)
12:48 (休)
13:01 (休10分)
13:20 小池新道入口、林道と合流
13:42 わさび平小屋(休16分)13:58
14:11 笠新道入口(休)
15:26 新穂高センター(休11分)15:37
15:48 新穂高第3Pゴール
↓記録写真↓
【9/12、移動日】 
 北アルプス核心部の三座を廻る今年最後のチャンスと思い、計画を練りに練っていた。

 予定は双六小屋(泊)〜鷲羽岳〜水晶小屋(泊)〜水晶岳〜黒部五郎小舎(泊)〜黒部五郎岳〜三俣山荘(泊)〜下山。

 4泊の各小屋には予約を入れ、9/12(火)、準備万端で出かけた。


 移動途中で梓湖畔の湯に入り、15:24新穂高第3Pに着く。

新穂高第3Pはガラガラで選び放題。
夜は星空を眺め、期待が膨らむ。
【9/13、停滞日】 
9/13(水)
 昨晩はキレイな星空だったのに今朝は霧雨でテンションが上がらないまま、着替えと朝食を終えたが、ここで
問題発生
まさかの
不整脈が発生してしまった。出発を1時間遅らせて様子をみたが、治まる気配が無いので登山は断念

 道の駅・奥飛騨温泉郷上宝でのんびりし、4泊の山小屋をキャンセルした。やがて不整脈が治まり、空は青空。惜しいが食料を食べてしまったので、留まることも出来ず帰路についた。

 数キロ進んだ所でAコープ発見!ここで食料を調達し、1日遅れで
登山を復活することになった。新穂高第3Pに戻ると昨日とは違ってほぼ満車。かろうじて停められたが、WCから遠いので、何度か移動しWC近くをゲット。今回は深山荘の温泉に入った。小さいが味わいがある温泉で、露天風呂もあり、外人にも好まれるようだ。

 暇なので「鍋平P」の調査に行って見た。案内板があり、第1から第4まで段々に上って行く。舗装ナシ、WCナシ。隣の鍋平園地Pは舗装でWCありだが、登山者用ではない。
【9/14、登山1日目】 
9/14(木)
 体調不良により1日停滞したので、予定を鷲羽岳・水晶岳の二座に変更し、台風の影響が無いうちに下山することにした。台風の影響が無く、体調が良ければ黒部五郎岳も考えることにする。

5:38 新穂高第3Pスタート
 せんぼく隊は睡眠と食事優先なので、なかなか早出ができない。それでも先月の笠ヶ岳の時よりは30分早かった。
 同時に槍ヶ岳へ行くと言う夫婦も出かけて行った。道中に何度か会い、双六小屋でも会った。

満車の新穂高第3P
5:47 新穂高センター(休13分) 6:00
スタートから快晴で、正面には笠ヶ岳が見える。
赤矢印

7:06 笠新道入口(休5分)
今日も猛者が笠新道に挑んで行った

7:24 わさび平小屋
早朝は涼しかったので、野菜&フルーツは素通りした。

7:47 小池新道入口、林道と分れ登山道に入る
左の山に何度か滝が見えた。前回、気がつかなかっただけなのか、前々日の雨によるものなのかは解らない。

8:52 秩父沢(休6分)
大汗はかいていないが、顔を洗い、首を冷やした。雪解け水がおいしい。

天気が良すぎて霞んでいるが、役者が揃っている
 秩父沢を見上げると、わずかに残雪あり。吹き上げる風も涼しい。

 三脚を背負った登山者がいた。彼は鏡平山荘泊なので、のんびりだ。我々も負けずにノンビリ(遅いだけ)なので、先を譲りながら進む。彼は秩父沢から数分先の小父部沢で休むと言って先に進んだ。次に会った時も先を譲り合い、勝った。「日本で二番目に遅い夫婦」の面目躍如。

9:12 オコジョ
前方で夫婦?が立ち止まっていた。何かと思ったら、オコジョだった。登山道に出ては茂みに潜り、繰り返しチョロチョロしていた。白馬大雪渓の上で見てから8年ぶりだ。

9:42 イタドリヶ原〜9:50 (休)〜10:22 (休)
10:49 シシウドヶ原(休11分)11:00
先月、ベンチ1台がやっと雪から出た状態だったが、既に雪は消えベンチが3台になっていた。

11:56 鏡池〜11:58 鏡平山荘(休34分)12:32
途中から不整脈で足が重くなったので、これからの急登に備えて、ベンチで昼寝休憩。

今回も抹茶大納言かき氷がgood!

13:04 (休10分)〜13:25 (休10分)、大休憩を@30分でとる。槍ヶ岳が見え隠れし天気&ロケーションは申し分ないが、体調はよろしくない。途中、登山道補修を行っていた。私は歩くだけでバテているのに重労働をしている。感謝と情けなさを感じつつ通過。

13:57 弓折岳分岐(休20分)14:17
鏡平山荘からの急登を休憩を挟みながらやっと登った。そしてまたベンチで15分位眠る。分岐から先はアップダウンが何度かあるものの身体への負荷は少なかった。

北北西は双六岳がシロナガスクジラのごとく横たわっている

北側はこれから行く稜線

14:33 花見平
夏の花が終わり、少し寂しいがリンドウなどが咲いていた。ベンチは槍に向かって並んでいるが、あいにくと見えない。(復路では西鎌尾根と槍ヶ岳が良く見えた)

14:57 くろゆりベンチ(休10分)15:07
くろゆりは咲いていないが、先月見たので、道標だけで満足する。

14:52 双六岳

15:12 2,622m峰付近
正面に双六小屋と鷲羽岳を捕らえたと思ったら、あっという間に右の谷から雲が上がってきた。景色が見えなくてガッカリしていたが、左から日が差しブロッケンが現われた。

15:12 ブロッケン(休8分)
光輪が強くなったり弱くなったりで、一眼を出す間もなくコンデジで撮りまくった。計26枚、7分間のブロッケンショーが終った。結果、先月の笠ヶ岳でのブロッケンよりはキレイだった割りに、写真の出来は悪かった。

15:15 画素数極小(0.3M)
光輪は画素数が少なくても同じように写っている

15:16 画素数小(2M)

15:20 画素数小(2M)

15:34 双六小屋&鷲羽岳
明日はあの頂に立つと思うと、元気が湧いてくる。一晩眠れば調子が良くなるだろうと楽観していたが・・・

15:48 双六小屋ゴール
小屋はキレイでトイレは簡易水洗なので臭気もない。飲料水(無料)、強烈な乾燥室、更衣室と快適。
副隊長も気に入ったようで、次回も双六小屋が良いと言っている。

ふとん6枚(12人)の部屋に我々2名、その後3名が入り、計5名だった。同室は、湘南3名グループ(以後、湘南さん)。小屋番さんの配慮か、偶然か解らないが、奇遇な一期一会であった。
 談話室だけがdocomoを使えるので、水晶小屋に予約の電話をかけたが、相手の声だけの一方通行でNG。電波が弱いらしい。

 やさしい小屋番さんが衛星電話ならつながると教えてくれたので、百円玉がカチャカチャ落ちる衛星電話でやっと予約できた。 (注)衛星電話で間違い電話をするとショックが大きい。気をつけよう。

 

夕食は17時から座卓で頂く。メインは天ぷらで抹茶塩まで用意されている。他に素麺、小魚蒲焼、ヒジキ、油揚げの巾着には何が入っていたか失念。おいしい食事であった。

18:11 暮れゆくテン場。 双六小屋より南方向。弓折岳(左)と抜戸岳(右)。 α6000

 18:14 暮れゆくテン場その2 少し移動し、中央に抜戸岳、その右のトンガリが笠ヶ岳 α6000
 夜は部屋で、湘南さん達と語らう。
生活圏が同じなので、北アの奥地にいるのも忘れるぐらい楽しいひと時だった。
【9/15、登山2日目】 
9/15(金)
昨日後半から発生した不整脈が一晩続き、頻尿になり睡眠不足の状態だ。
不整脈も治まらず登山続行は危険と思い、
撤退を決めた

・鷲羽岳や水晶岳は体調不調のまま登れるほどやさしくは無いだろう。
・復路は台風の影響で雨になる可能性が大きい。となると源流ルートは水量が多くなりキケンらしい。
・暑い時の雨ガッパは苦手
とマイナス要因だらけなので、撤退やむなし。


5:30 朝食
5時から随時食べられたが、帰るだけなのでのんびりと朝食。メインは鮭。山小屋では鯖が多いので、
鮭good!

6:31 樅沢岳の左肩から日が出たが、既に明るいので御来光感はまったく無い

6:37 鷲羽岳の左鞍部に三俣山荘が見える。 鷲羽岳・水晶岳を目の前にして撤退は辛いが、
双六小屋を目的にして来ていた女子もいたので、彼女たちと同じと思えば、これもまた良し。 α6000
 
  昨日、新穂高第3Pから同時にスタートした槍ヶ岳へ行く夫婦は、外でモーニングコーヒーを飲んで余裕シャクシャク。挨拶して検討を祈った。

 小屋の外から燕岳の山なみが見えている。写真がイマイチだったのが残念だが、次の機会に同定してみよう。

 外はシモバシラが出来るほど寒い。テン泊は寒いだろうな。

6:39 双六小屋スタート
同部屋の湘南さんと下山。

6:41 双六池と笠ヶ岳 α6000

6:54 双六小屋と鷲羽岳・水晶岳  α6000

7:18 遠ざかる・・・・・双六小屋は小さくなったが、鷲羽岳は相変わらず大きい。  α6000

7:11 槍ヶ岳  α6000

7:26 今回の最高峰 2,622m峰

7:27
南(笠ヶ岳)〜西(双六岳)〜北(鷲羽岳)のパノラマ
クリックすると1500ピクセルになります



7:27 乗鞍岳・御嶽山(トリミング)  α6000

7:27 白山(トリミング) α6000
7:42 くろゆりベンチ(休)

8:07 花見平(休)
槍ヶ岳展望用のようなベンチで休憩
急ぐことも無いのでのんびり



7:53
西鎌尾根〜槍ヶ岳〜西穂高岳のパノラマ
クリックすると1500ピクセルになります


8:21 弓折岳分岐(休8分)8:29

8:49 弓折分岐からの道(振り返って見た写真)

8:53 鏡平山荘の少し上からの槍ヶ岳展望  α6000

9:11 鏡平山荘(休47分)9:58
湘南さんも着いたが、弁当がないので先に下った。

山荘前のデッキで早早昼。双六弁当を二人で食べる。
ああ、ラーメンも食べれば良かった。

10:00 鏡池(休) 槍ヶ岳はキレイに出ているのに、水面が波立ち残念  α6000
10:42 シシウドヶ原(休12分)
11:17 (休10分)
11:32 イタドリヶ原
12:00 秩父沢(休12分)12:12
12:24 (休)
12:48 (休)
13:01 (休10分)
13:20 小池新道入口、林道と合流

13:42 わさび平小屋(休16分)13:58
湘南さんは小屋で昼食を食べ、我々と入れ替わりに出発。
我々はキュウリとトマトを食べて、最後のふんばりだ!

14:11 笠新道入口(休)

今回の復路はロープウェイ駅を通って下ってみたら、川沿いより近く感じた
15:26 新穂高センター(休11分)15:37
変更だらけなので、下山届けで修正。

15:48 新穂高第3駐車場ゴール
【 9月の花 】 新穂高〜双六小屋の花

シラタマノキ

サラシナショウマ


ソバナ

ミヤマリンドウ

オヤマリンドウ

モミジカラマツ
花が終りかけ、コンペイトウが出来ている

ヤチトリカブト
他の種類と葉の切れ込みが違うらしいが解らない

イワギキョウ
花に毛が無いのでチシマギキョウでは無いと思う

ヨツバシオガマ
花見平にて
写真の他には、
林道沿いに、ホツツジ、ヤマハハコ、ヨツバヒヨドリ、ノコンギク(不明)、ホタルブクロ、ミソガワソウ、?アザミなどが咲いている。
登山道に入り、カニコウモリ、ハクサンフウロ、ウメバチソウ、 ミヤマアキノキリンソウ、トウヤクリンドウ、アオノツガザクラ、チングルマ(穂)、ウサギギク、などが咲いているが、ほとんど終わりのようだった。
↓それから↓

16:07 深山荘で温泉に入る。
13日に入って気に入ったので、再度入浴。駐車場から近いし混んでいないのが良い。¥700で露天も入れるそうだ。
16:55 新穂高第3P発

18:30?波田コインランドリー&デリシア
波田駅隣のコインランドリーで恒例の山衣類の洗濯。

松本IC〜20:44みどり湖PA(車中泊)

今回は下山後から既に筋肉痛で、疲労もあり、高速道に入って最初のPAでダウンし、朝まで爆眠だった。
↓後記
  右足小指が痛かったので、下山後に見ると小指の爪がグラグラになって爪の付け根が赤く腫れていた。
風呂に入って気がついたのだが、右足小指先端に水泡ができていた。まだ小さいので破らずに様子を見る。
原因は足首のアセモ対策に靴紐を緩めていたため、靴の中で足が動いて指が当たっていたことだろう。

 下山後、フクラハギの激痛が3日間続いた。今年、塩見岳・笠ヶ岳ではこれほどの筋肉痛はなかった。
足のむくみは4日目でも引いていない。不整脈の影響と思われる。

 問題の不整脈は下山後、ぱったりと無くなり快眠が続いている。もうしばらく山に行けないと落胆していたが、
調子が良くなると登りたくなってくる。足の指が治ったら紅葉見物だ。

車の走行597km 
通行料:海老名〜松本5110、平湯770×2、松本〜海老名3580、計¥10230  計5.5諭吉
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