山梨県の山
HP03-423
小金沢連峰の「白と黒」は紅だった
白谷ノ丸と小金沢黒岳
トレック日 2016年10月20日(木)快晴
標 高
標高差
小金沢黒岳(くろたけ) 1,988m 一等三角点
白谷ノ丸(しらやのまる) 1,920m
※山名は現地標識名を使用、山と高原地図では白谷丸、大月地元では茶臼岳、ヤマレコは白谷丸(しろやまる)
場  所 山梨県甲州市、大月市
メンバー せんぼく隊(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
時  間
距  離
全行程:9時間47分
山行 :2時間41分(歩2:21分+休20分)
沿面距離:7.7km
白谷ノ小丸(仮称)(しらやのこまる) 1890m 
データ 標高差: 334m、累積標高差: 420m
P・WC 車(ノア)、P・WC:湯の沢峠駐車場(約20台) カメラ Sony a6000-101枚、TX5-150枚
地図・コース
《全行程》
10:00茅ヶ崎発〜コンビニ〜12:28湯の沢峠P着〜12:42トレッキング15:23〜15:40湯の沢峠P〜16:13やまと天目山温泉17:13〜談合坂SA夕食〜19:47帰宅

《トレックコース》
12:42 湯の沢峠Pスタート
12:43 湯の沢峠分岐
13:35 白谷ノ小丸(仮)(休6分)
13:48
白谷ノ丸 13:52
13:53 黒岳の広葉樹林
14:09
黒岳(休9分)
往路 1:21>コースタイム1:00
14:18 下山
14:38 白谷ノ丸(休5分)
15:20 湯の沢峠分岐
15:23 湯の沢峠P
復路 1:00>40

↓記録写真↓
 あまりの快晴に、紅葉見物か紅葉登山を考えたが、時期的に長野まで行かなければならないと思い、紅葉はあきらめて「牛奥ノ雁腹摺山」の富士見登山に決定。準備をしていなかったので、出発は急いでも10時になってしまった。

12:28湯の沢峠P着、先客は車2台とバイク2台。
  
12:42 湯の沢峠Pスタート

12:43 湯の沢峠分岐
大月市の道標、左の「黒岳・白谷ノ丸」へ向かう


思ってもいなかった紅葉が次々と現われ、なかなか進めない。これでは、コースタイムでは歩けないだろう。  a6000

約2分登って、振り返ると大蔵高丸のこんもりとした頭が見えた。いきなりの急登で息が上がる。土の斜面なので下りが怖い。これでは帰りに暗くなったらキケンなので、早々に牛奥ノ雁腹摺山は無理のような気がしてきた。

シロザレと紅葉と青空、 標高1600m〜1700m付近が盛りのようだ。  a6000

土の斜面に加え、倒れた笹の根には毎度悩まされる。引っかかる、滑るでやっかいだ。

紅葉と見間違うほど実った万両のような実  a6000

13:00  a6000

13:24富士山の展望地。30分位で富士山が見える始め、更に10分程度登った所で樹木が無い展望地があった。 a6000

a6000

a6000

草原のやさしいカーブが美しく、あのピークが白谷ノ丸だろうと向かった。 TX5

13:35 白谷ノ(仮称)(休6分)  a6000
最初は白谷ノ丸と勘違いして立ち寄ったが、標識等はなく山名も解らなかった。
白ザレの山頂は雰囲気が良く、展望も良い。山名が無いのは困るので、とりあえず白谷ノ
丸とした。
思わぬ紅葉で写真に時間がかかったことで、ここで作戦会議を行った。
地図でコースタイムを確認し、日没を考えて、今回は黒岳までで引き返すことに決定。

小丸から北方向、中央が「白谷ノ丸」、右が「黒岳」

小丸から東方向、中央に雁腹摺山

白谷ノ小丸と白谷ノ丸の中間付近からの富士山、墨絵のように淡く重なる山塊が美しい  a6000

13:48 白谷ノ丸(しらやのまる) 1,920m 13:52  a6000
小丸より30m高く、展望は西側も開け、更に良くなる。嬉しいことに山頂の岩と紅葉が庭園のようだった。

白谷ノ丸山頂からの富士山 a6000

白谷ノ丸山頂から西方向 TX5

白谷ノ丸、山頂の標識
 山頂には大月市の特徴ある隷書体?の道標がある。
白谷ノ丸の他に「茶臼岳」の標識もあるが、こちらは丸ゴシック体なので同時に作成されたものではなさそうだ。

 調べると大月地元では茶臼岳とも呼ばれているそうだ。
山と高原地図では白谷丸となっていてノが抜けている。
ヤマレコでは白谷丸(しろやまる)としていた。

 色々な標記があり困ってしまうが、現地標識を山名とした。

白谷ノ丸からコケ蒸した北斜面を下る。
北八ヶ岳のようなコケの森だ。

13:53 黒岳の広葉樹林
「やまなしの森林100選 黒岳の広葉樹林」の看板がある。たしかに美しい林だ。あちこちに赤や黄色に紅葉した木があり見回しながら歩いた。

広葉樹林 a6000

広葉樹林 (復路に撮影) a6000
コケマニアではないので種類名称は不明。花がないので、つい撮ってしまった。

黒岳の広葉樹林の紅葉 a6000

14:09 黒岳(休9分) 14:18
往路 1:21>コースタイム1:00、白谷ノ丸から17分。
山頂は10×20m程度でこんもりとしている。樹林に囲まれ展望がないので、休憩は白谷ノ丸が良いだろう。白に対してこちらは黒、黒い岩や土があるのだろうか?



山頂標識

黒岳山頂の道標
《黒岳の三角点データ》2016/10/20
基準点コード:TR15338462801
等級種別:一等三角点
基準点名:
小金沢山
北緯:35°41′18″.6641
東経:138°51′35″.2583
標高(m):
1987.58m
作業内容:標高改算
作業年月日:20140313

一等三角点:小金沢山 全景
標石
14:18 下山開始

14:38 白谷ノ丸(休5分)
14:41 白谷ノ丸山頂からの富士山、復路は富士山に向かって下るので気分爽快で、また写真を撮る。 a6000

15:06 a6000

15:08 a6000

避難小屋
今日は利用者ナシ

内部はキレイだがカビ臭い。今年の5月に覗いた時は臭くなかったので、長雨でカビが発生したのだろうか?

15:23 湯の沢峠Pゴール 復路 1:00>40
計画変更で、明るいうちに下山完了。
往路で危惧していた土の登山道は、滑ることが解っているからこそ、転等も無く下ることが出来た。伏兵は笹の根で、意外と靴に引っかかる。
↓それから↓

16:13やまと天目山温泉17:13
のぼり旗に「美人の湯」とあった。温泉に入ってみると皮膚が溶けてしまうのではと思うくらいヌルヌル。成分を見ると強アルカリ温泉で
Ph10.2だった。

18:00頃 談合坂SAで「きのこほうとう」を食べる。おいしいが、胃も寄る年波で、胃散のお世話になる。
後記
 図らずも、a6000の山デビューは紅葉と富士山の写真になった。今回の日帰りハイキング程度なら重さも影響ない。
黒岳の先には、牛奥ノ雁腹摺山と小金沢山、そして大菩薩嶺がある。この小金沢連峰を縦走してみたいが、周回ルートが組めないので悩ましい。ホンダ・モトコンポを手放さなければ移動に使えたのだが惜しいことをした。
本日の走行:220km 通行料:1940×2=3880、計1諭吉
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