HP03-412
八本歯ルートで往復
間ノ岳(あいのだけ)
トレック日 2016年8月7〜8日 標高 間ノ岳(あいのだけ) 3,190m 三等三角点:相ノ岳
中白根山 3,055m
場  所 山梨県/静岡県
メンバー せんぼく隊(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
標高差 標高差1670m、累積標高差2530m
時  間
距  離
山行 17時間25分
総沿面距離 21.6km
山の
データ1
甲斐駒ケ岳2013/6(306)
仙丈ヶ岳2010/9(229) ・北岳2009/7(180)
移 動
P・WC
車(ノア)
P:芦安駐車場、臨時を入れて500台、無料 
WC:芦安第3P、広河原、二俣仮設、各小屋
山の
データ2
深田久弥の日本百名山 
甲信越百名山 
山梨百名山
コース 時間 歩行+休憩時間 コースタイム 距離km 累積標高差m
7日 広河原〜二俣〜八本歯〜北岳山荘(泊) 7:46 (歩6:30+休1:16) 5:40 8.1 +1636−197
8日 北岳山荘〜間ノ岳〜八本歯〜二俣〜広河原 9:39 (歩7:39+休2:00) 6:40 13.5 +930−2290
17:25 (歩14:09+休3:16) 12:20 21.6 ±2530
地図 & 標高グラフ
《全行程》
8月6日 12:33茅ヶ崎発〜15:18遊・湯ふれあい公園(温泉)16:07〜17:35芦安第3P(泊)
8月7日 3:40起床〜5:18芦安バス停発〜6:30広河原着〜6:35登山スタート〜14:21北岳山荘着(泊)
8月8日 4:30起床〜5:21朝食〜6:11登山2日目スタート〜間ノ岳〜15:50広河原ゴール〜16:05タクシー発〜16:50芦安第3P17:01〜17:04金山沢温泉17:55〜19:06中央・釈迦堂PA夕食〜21:57帰宅
【8月7日(日)のルート】
6:35 広河原スタート
6:43 広河原山荘 6:47
7:10 白根御池分岐
   (休5+10分)
9:18 二俣(休18分)9:36
   (休6+5+11分)
12:23 八本歯のコル12:26
   (休5+16分)
13:24 トラバース道分岐(山荘まで50分)13:27
14:21 北岳山荘ゴール
【8月8日(月)のルート】
6:11 北岳山荘スタート
6:47 中白根山
7:51 間ノ岳 (休15分)8:06
8:56 中白根山
9:29 北岳山荘戻り(休40分)
10:09 北岳山荘発
10:54 北岳分岐
11:15 八本歯のコル(休6分)
   (休5+15分)
13:12 二俣、道標(広河原2H)
   (休13+8分)
15:03 白根御池分岐
15:27 広河原山荘 (休17分)15:44
15:50 広河原ゴール

標高グラフ 8/7往路

標高グラフ 8/8復路

標高グラフ 往復
↓記録写真↓
1週間前(7/31〜8/1)の大朝日岳の余韻(筋肉痛)がやっと消えたので、間ノ岳へ登る事になった。当初は越後駒ヶ岳を計画していたが、避難小屋泊まりはュックが重いし、暑い山域なのでパスし、小屋が多くルート変更が容易な間ノ岳&北岳に決定。北岳は以前登ったので、体力の消耗具合と時間で臨機応変とし、日程は1泊2日〜2泊3日でこれも足の都合で臨機応変とする。
予想では7割方2泊3日と思っていた。
【8月6日】  中央市の「遊・湯ふれあい公園」で温泉に入り、芦安第3Pで車中泊。

17:30頃に芦安第2Pに着き、停めることができたが、付近にトイレが無いので第3Pに移動。


第3Pはトイレがあるものの、異常に臭い。耳栓は持っているが、鼻栓は無いので耐えがたい。人気にそぐわないトイレだ。
【8月7日(日)】
バスが5:15発なので、タクシーに乗るため4:50頃に行ったが、タクシーは既に満員だった。次のタクシーは6:30頃になるらしいので、バスに変更。1台目のバスは満員で2台目に乗ることができた。もっと遅く来た人は立ち席、同じ料金で早朝から立ち席は気の毒だった。

《 本日の計画 》
7:00広河原〜14:40北岳山荘(北岳パス)又は7:00広河原〜北岳〜15:40北岳山荘

6:35 広河原スタート
バスターミナルを出発し、北沢峠のゲートを通り吊橋へ

1日目は登りだけなので、もったいない快晴です。
吊橋を渡る前から北岳が青空に映えている。
 

6:43 広河原山荘 6:47
自販機で缶コーヒー¥160を飲む。朝から後味が悪い。1泊2日で下り、バスに間に合わなかったら、この小屋泊まりになる。

7:10 白根御池分岐
花を見ながら緩い樹林帯を歩く。いきなり急登にならないので、体に良い。概ね30分で立ち休憩、1時間で休憩とする。登山道に沢水が流れ込んでいるが、グチャグチャにはなっていない。

途中、20人位の団体さん(以下、団体20)を越した。団体さんは」ゆっくりに見えるがペースを守るので結局は我々より早い。百も承知だが、習性で越したくなる。
7:38 白根御池分岐から30分位で大樺沢の左岸に移る。左岸は樹林帯で所々で日差しが遮られている

7:45 (休5分?)岩場で団体さん(山形?)が休憩している。我々も小休憩してから、団体さんの後尾に付いた。

8:26 大樺沢の右岸に移る(右写真)
大樺沢沿いに何本かの登山道がある。沢から離れると樹林帯なので日陰が多いが、段差が大きく歩きにくい。


8:47 (休10分)
若い割りにゆっくりの単独男性が我々と同じペースで前後する。北岳・間ノ岳2泊3日の予定は我々と一緒だったが、彼は自炊の食料を担いでいるので重そうだった。
【広河原から二俣までの花】
ミヤマクルマバナ?のような花、ヤマハハコ、クサボタン、ツリガネニンジン、カシワバハグマ、シモツケソウ、サラシナショウマ、トリアシショウマ、アキノキリンソウ?、センジュガンピ、ハクサンフウロ、トモエシオガマ、マルバダケブキ?、クガイソウ、ヨツバヒヨドリ、キツリフネ、グンナイフウロ、ホトトギス、キタダケトリカブト、タカネナデシコ、ヤナギラン、・・など・

9:18 二俣(休18分)9:36
仮設トイレあり。
ここまで2時間43分(歩2:28+休15分)>コースタイム2:30
上出来のピッチで登っている。コースが木陰になっている所が多かったこと、沢を通る風が涼しかったことで、バテずに登れた。

  前回の2009年は二俣から先の大樺沢に雪渓が残っていたが、4本歯の軽アイゼンではキケンなので、急登の右俣を登った。今回は目的が間ノ岳なので、左俣の最短・八本歯ルートを登ることにした。前回は往復とも使えなかったルートなので楽しみだ。

登山道は全て夏道で、雪渓歩きは無かった。夏道は谷側と山側に分かれたり合流したりしている。登山道はガレているので下りは要注意だ。
10:09 (休6分) 小さな木陰にもぐりこんで休憩、団体20が来て、立ち食事を始めたので、我々は出発。

二俣から一段と花が多くなる。
なかでもミヤマハナシノブと思われる紫の花がキレイだ。

前方は北岳のバットレス

後方は鳳凰三山
10:45 (休5分?)沢水汲み
登山道から少し下り沢水を補給。チョコチョコ休んでいる間に団体20には追い越されたようだ。

11:23 (休11分)再度沢水汲み
少しでも冷たい沢水を飲もうと、沢水を取り替えた。
二俣より下の沢水は飲用不可となっていたが、ここは大丈夫だろうか?と思いつつ飲んだがおいしかった。ちなみに、他に飲んでいる登山者は見かけなかった。

11:41 曲り角道標(北岳まで1:40分)
沢はロープ規制してあり、登山道は右に曲がって間もなくハシゴ地獄が始まる。
 団体20の最後尾で、すれ違いの待ち時間が多くなってしまった。マイペースで歩けないので、前に出ていれば良かったと思うが、ガマンガマン。何度もハシゴの途中でつっかえ、下りの登山者は降りるに降りられない。団体の引率者が少人数に分けてくれたら状況は違ったかも?

 団体20の中の我々より年配と思われる女性は遅れ気味で辛そうだったが、休まず付いて行った。気ままに休める我々は徐々に離されてしまった。

12:22 目標の間ノ岳を捕らえる。

12:23 タカネビランジ発見!
12:23 八本歯のコル12:26
(道標)北岳山頂1:20、北岳山荘1:20
長いハシゴ地獄で体力消耗。唯一のカンフル剤がタカネビランジだった。悪沢岳手前の千枚岳付近で見て以来なのである。

【二俣から八本歯のコルまでの花】
クガイソウ、イブキトラノオ、グンナイフウロ、イワオウギ又はタイツリオウギ、ハクサンフウロ、ミヤマハナシノブ?、アキノキリンソウ、タカネナデシコ、ホタルブクロ、タカネヒゴタイ、タカネビランジ、チシマギキョウ、ミネウスユキソウ、トウヤクリンドウ・・・など

またしても長い長いハシゴ
  ハシゴを登りきり大休憩。団体20は休みナシで北岳へ向かったようだ。同じペースだった自炊単独男性も先に行ってしまった。

 副隊長は北岳をパスの意向。副隊長が北岳山荘直行で、私が北岳経由で行くことも考えられるが、これまでの経験から夫婦登山は離れないことが重要と思う。それがリスク軽減にも繋がる。又、足の疲労具合と明日のことを考え、北岳山荘直行を決定した。となれば、余裕で大展望を楽しみながら二度目の昼食とした。
 朝のバスで一緒だった単独男性が下ってきた。泊まる金がないので北岳日帰りと言うが、脚力に自信あっての日帰りだろう。それにしても速い。

八本歯のコルからトラバース道分岐までは岩稜の尾根になる。マーカーが複数あるので、岩を選び間違うと段差が大きく疲れる。

13:24 トラバース道分岐13:27
(北岳山荘50分、北岳山頂50分、八本歯のコル20分)
親子ペアがへばっている。肩の小屋に予約したので、北岳を登らなければならないそうだ。我々と同等の疲れようだった。予約に縛られるのは嫌なものだ。

我々はトラバース道で北岳山荘へ向かう。前回(2009年)、キタダケソウを見るために歩いたルートだ。 
トラバース道もハシゴのアップダウンがあり、手摺は信用ならないので要注意。
 写真:Canon S95
キタダケソウやハクサンイチゲが終わり、キンロバイが主役となっていた。(左写真)

【八本歯のコルから北岳山荘の花】
タカネビランジ、キンロバイ(金露梅)、ミヤママンネングサ(深山万年草)、タカネコウリンカ、イブキジャコウソウ、ウメバチソウ、チングルマ、イワベンケイ、キタダケトリカブト、ミヤマシャジン?、ミネウスユキソウ、ハクサンフウロ、イブキトラノオ、コバノコゴメグサ、ミヤマコウゾリナ又はカンチコウゾリナ、タイツリオウギ、アサギリソウ(朝霧草)、ミヤマミミナグサ、・・・など

植生保護柵が登山道の両脇にある。ハクサンイチゲの葉が多い中で、キタダケソウらしき葉を見つけたが、自信はない。

山荘の周囲には既にテントが設営され、ノンビリしている人達がいる。

14:21 北岳山荘ゴール
往路:7時間46分(歩6:30分+休1:16分)、コースタイム5:40、
計画は7:40なので、せんぼく隊としては普通の時間だ。

 玄関には流し台があり、水を使えるのが嬉しい。宿泊者以外は外のトイレを使う。このトイレが話題の金庫扉だ。ステンレスの扉で豪華だが、中は和便で普通だった。

 夕食まで時間があるので、外で景色を眺めながら缶ビール(350ml¥500)で乾杯。不整脈と高山病の夫婦なのでアルコールは宜しくないが、マージャンのテンパイ煙草(古い!)より数倍旨い。

 今夜のねぐらは布団1枚に2人だった。通路もない大部屋の奥に割り当てられてしまったので、後で廊下側に変えて頂いた。(トイレが近いため)これまで布団2枚に3人が最悪だったが、更新してしまった。1階に流しがあり、水は無料で使える。極小の更衣室あり。

 北岳をパスしたため、早く山荘に着いた。これが結果として良かった。我々は3回目の夕食で18:10からだが、団体20は北岳経由で来たため遅くなり、夕食が5回目(19:30)とのこと。明日の朝食も同じく早く着いた順になる。


アーベントロートに染まる富士を眺めてボーーーっとする。小屋の下には大きな幸せと小さなテント。 Sony TX30
【北岳山荘の思い出】
 前回の2009年は雨と強風で間ノ岳を断念し、北岳山荘に停滞。宿泊者は数人で貸しきり状態だった。その中に山と渓谷などで写真・執筆活動で活躍されていた山岳カメラマンでジャーナリストの
新井和也さんがいた。キタダケソウと思って撮った写真を新井さんに見てもらったら、ハクサンイチゲだったので大笑い。気さくな方で、茅ヶ崎出身とのことで話も弾み、彼の著書である「高山植物ハンディ図鑑」を後日送っていただき、今も愛用している。
 その彼は、2013年7月22日に
剱岳にて事故のためお亡くなりになりました。再び北岳山荘に泊まり、会った時のことを思い出さずにはいられませんでした。ご冥福をお祈りします。
 新井さんのHPは当時のままで、彼の花への愛情が感じられます。 新井和也HP

ボーーーっとしていたら夕陽が雲に沈んでしまった。
沈んでも仙丈ヶ岳が燃えている。
【8月8日(月)】これからが間ノ岳
 1枚の布団に2人は厳しかった。小屋は快適ではなかったし、副隊長の高山病もあるので、是が非でも今日、広河原まで下りたい。となれば、朝食を食べている場合ではないのだが、申し込んだのでしっかり頂いた。今日下るか、もう1泊するかは、間ノ岳を往復し、時間と体調で決めることにした。


8月8日 5:05 富士山  Canon S95
 5時前からモルゲンロートの富士山がクッキリで、朝から気持が良い。5時10分頃、北岳の右側から朝日が昇った。今回は2台共コンデジなので、やっぱりイチガンを持ってくればよかったと思った。昨日の往路でもイチガンを持った登山者が多かった。Sony NEXをα6000に買い換えてから、一度も山に持ってきていない。ペットボトル1本分の重さだけど、準備段階で重さに負けてしまう。


8月8日 5:10 北岳の右側から朝日が昇る  Canon S95 

山荘に戻って5時20分頃から朝食。
《本日の計画》
6:00北岳山荘発〜間ノ岳〜10:00北岳山荘10:30〜16:00広河原

6:11 北岳山荘スタート
リュックを山荘にデポし、サブリュック一つで間ノ岳へ向かった。
前に間ノ岳、背後に北岳と甲斐駒、右に仙丈ヶ岳、左に富士山。朝からなんと贅沢なことだろう。


中央アルプス〜北岳〜富士山のパノラマ

6:47 中白根山 3,055m
何気に着いてしまった三千m峰なので、特に感動がないが、展望は素晴らしい。前方、南側には間ノ岳が大きい。帰ってきた登山者に尋ねると山頂は見えているピークの裏にあるらしい。

中白根山からの展望、北方向は仙丈ヶ岳〜北岳

中白根山からの展望、南方向は富士山〜間ノ岳


西北の仙丈ヶ岳の背後に槍ヶ岳や奥穂高岳を発見!。雲が出る前に写真に収める。 Sony TX30

富士山の左肩に笠雲のような雲が出てきた。

中白根山から平らな尾根となり、避雷針?ケルンを過ぎると岩稜地帯の登りとなる。

7:51 間ノ岳 (休15分)8:06 写真は南西方向  Sony TX30
標高3,190 mは、日本3位で北岳に次ぐ高さだ。(奥穂高岳も3,190 m)
※H26年、国土地理院の三角点標高改定により3,189mから3,190mになりました。
山頂が見えたと思ったら数分で到着。山頂は山形の団体さん14名(以下、山形14)に征服されていた。集合写真を撮った後は、相撲の稽古のごとく入れ替わりに写真を撮っていた。しばらく待って、山形14のリーダーと思われる男性に写真を撮ってもらった。
先週の大朝日岳が良かった話をすると「オラが山」を褒められまんざらではない様子だった。

標高改定前の標柱3,189m

H26年、三角点標高改定により3,190mになった標柱

間ノ岳三角点全景

三角点標石
白御影石の三角点は本磨きでツルツル。周りをモルタルで固めてあるので、露出の心配もない。これまでに無く豪華な三角点だ。
国土地理院三角点データ(2016/8/13確認)
基準点コード:TR35338317801
等級種別:三等三角点
冠字選点番号:字29
基準点名:相ノ岳
北緯:35°38′45″.6414
東経:138°13′41″.9656
標高:3189.50 m
作業内容:標高改算
作業年月日:20140313
2014/04/01正常
以下の山頂展望写真はSony TX30で撮影したものをトリミング。
小さい防水デジカメだが、なかなかの映りだ。グレートトラバースの田中陽希も使っていた


間ノ岳山頂展望  富士山

間ノ岳山頂展望  農鳥岳

間ノ岳山頂展望 西 中央アルプス

間ノ岳山頂展望  南アルプス
8:06 間ノ岳、下山開始

8:56 中白根山(右写真)
山頂で蓋のない香炉のような陶芸作品を撮影している青年がいる。話をすると陶芸作家で写真も作品とのこと。その作品は何なのか尋ねると「かなえ」とのこと。鼎の軽重を問うの鼎かと再び尋ねるとそうだと言う。王様の食器だろうか?これ以上聞いても私が解らないので、やめた。槍ヶ岳と奥穂高岳が見えることを教えたら素直に喜ぶ好青年だった。個展の成功をお祈りします。

復路のトラバース道
9:29 北岳山荘戻り(休40分)
往復ともコースタイムで歩け、体調は悪くないので、今日、広河原に下ることに決定。帰りも北岳をパスし、八本歯ルートで時間短縮することにした。下りには厳しいルートだが、広河原のバス時間に間に合わせるには、やむを得ない選択だ。
山荘のお湯を頂いてコーヒーを入れ、小屋前で早昼を済ませた。

10:09
北岳山荘発
往路ではヘロヘロで時間が掛かったトラバース道へ向かった。トラバースと言ってもアップダウンはあるが、まだ体力があるので問題ない。名残惜しいので何度も間ノ岳を振り返る。今回は間ノ岳に行ってきたので嬉しい景色だが、前回は間ノ岳を断念したので悔しい景色だった。

振り返ると間ノ岳
10:54 北岳分岐
八本歯のコルまでの岩稜は往路でも難儀だったが、下りの復路でも段差が大きく辛い。副隊長はコンパスが短いので、間隔のあいたハシゴが怖いそうだ。

11:15
八本歯のコル(休6分)
北岳山荘から1:06分、コースタイム1:10なので出だしは上々。

11:46 曲り角道標(二俣1H、広河原3H)
地図では八本歯のコル〜二俣が1時間となっていたが、ここの道標から逆算すると1時間30分位が適当だろう。
 途中で沢水を補給しようと思ったが、往路で補給した2ヶ所とも通過してしまった。

二俣までハエが異常発生している。ハエのくせにノロいので、階段手摺をにぎる時につぶしてしまう。手についたハエを払っても時々つぶしてしまう。放置しているとチクッするのでかじっているのかも?あまりのうるささに負けて長袖に着替えた。

12:42 (休15分)12:57
膝や足の筋肉にサロンパススプレーを吹き、活を入れる。

階段を下ると八本歯のコル、その先のピークは八本歯の頭

13:12 二俣、道標(広河原2H)
八本歯のコル〜二俣 1時間51分(歩1:31分+20分)、コースタイム1:00
13:29 (休13分)13:42
芦安の駐車場で会った秋田の単独男性が下ってきた。これから前後しながら同じペースで下った。
14:25 (休8分)足水
足裏が疲れたので、靴を脱いで沢水で冷やした。初めての試みだが、リフレッシュできた。
15:03
白根御池分岐
単独女性が足を痛めたようで、秋田男性が付き添っていた。段差を座って下らなければならないほど痛めていたので、副隊長の膝サポーターとストックを貸した。それでも痛いようなので、リュックを持ってあげよう、肩を貸してあげようとしたが、かたくなに断るので出来なかった。秋田男性と交代し副隊長が付き添って下り、私は広河原小屋に救助を求めに行き、小屋の方を連れて戻った。単独女性に歩けるか尋ねたら歩けるとの返事なので、救助必要なしと判断し、小屋の方は帰った。やせ我慢だと思うのだが・・・
15:27 広河原山荘 (休17分)15:44
どうにか広河原山荘までたどり着き、単独女性の膝・ふくらはぎ・腿にエアーサロンパスを吹いた。効果の程は解らないが、単独女性はストックだけを借りて先に広河原に向かった。
我々はアイスを食べてから出発した。アイスは下界の2倍(¥200)で心が冷えた。


15:50 広河原ゴール
二俣〜広河原、2時間38分(歩2:00+休38分) コースタイム1:30(現地道標は2:00)
復路:9時間39分(歩7:39+休2:00)コースタイム6:40、計画10:00


バス時間が16:40なので、50分前に到着。
50分の余裕では、北岳を通過していたら間に合わなかったので、北岳パスは良い選択であった。

広河原バス・タクシー発着所(往路での写真)
 運良く、タクシーが待機していたので、我々と単独女性も乗ることが出来た。彼女は明日仕事だと言うが、あの足で大丈夫だろうか?ともかく彼女が車を置いてある芦安に帰れるので良かった。良かった。我々も1泊2日で帰ることが出来て良かった。
↓北岳エリア 8月の花↓
【広河原から二俣までの花】

ヨツバヒヨドリ

シモツケソウ

グンナイフウロ

まだ開いていないホトトギス

キタダケトリカブト
他に
ミヤマクルマバナ?のような花、ヤマハハコ、クサボタン、ツリガネニンジン、カシワバハグマ、、サラシナショウマ、トリアシショウマ、アキノキリンソウ?、センジュガンピ、ハクサンフウロ、トモエシオガマ、マルバダケブキ?、クガイソウ、キツリフネ、タカネナデシコ、・・・など
【二俣から八本歯のコルまでの花】

クガイソウ

イブキトラノオ

ミヤマハナシノブ

タカネナデシコ

ミネウスユキソウ

タカネヒゴタイ

タカネビランジ

トウヤクリンドウ
他に
グンナイフウロ、イワオウギ又はタイツリオウギ、ハクサンフウロ、アキノキリンソウ、ホタルブクロ、チシマギキョウ、
・・・など
【八本歯のコルから北岳山荘の花】

キンロバイ(金露梅)

ミヤママンネングサ(深山万年草)

イブキジャコウソウ

ミヤマミミナグサ
他に
タカネビランジ、タカネコウリンカ、ウメバチソウ、チングルマ、イワベンケイ、キタダケトリカブト、ミヤマシャジン?、ミネウスユキソウ、ハクサンフウロ、イブキトラノオ、コバノコゴメグサ、タイツリオウギ、アサギリソウ(朝霧草)、・・・など

ミヤマコウゾリナ又はカンチコウゾリナ
↓それから↓
 駐車場で秋田男性と会い、最寄温泉の白峰会館は¥700と高く休憩室もないので、金山沢温泉を勧めた。進めた手前、我々も行ったが、ナント¥850だった。以前は¥500だったのに・・・あきらめて入ったが、この値段では3度目はありえない。

 最近、東北の¥300に慣れたので、異常に高く感じた。
↓後記
 農鳥岳縦走は下りが長く、2泊3日になるのでボツ、塩見岳縦走は2泊3日以上になり下山後の移動が困難でボツ、で、間ノ岳ピストンとなった。結果からすると、体力がなく、高所の小屋泊まりが苦手な我々にはベストの選択だったと思う。

《 累積標高差と筋肉痛 》
大朝日岳の二日目が+294m/−1404mで計1698m、強烈な筋肉痛は3日間続き、階段は手摺の世話になった。
間ノ岳の二日目が+930m−2290mで計3220m。大朝日岳のほぼ2倍となった。やはり筋肉痛は3日間続いたが、大朝日岳に行っていなければ、もっと酷くなっていたことだろう。

《データ》
写真720枚(TX30-594枚+S95-126枚)、車での走行距離は291km、通行料\5070、 計4.5諭吉
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