先週、時間が短かったが二日連続トレッキングを行い、膝が若干痛くなった。約1週間養生したので、また、短時間で登れ、富士山が見える山を探した。結果、笹子雁ヶ腹摺山に笹子峠から登ることに決定。ガイドブックの推奨ルートには載っていないが、最短コースと思われた。
R20から笹子隧道へ向かって走っていると、何度も歩いている登山者を見かけた。付近には駅から登山の山が多いからだろう。途中、登山とは思えない格好の老夫婦を追い越した。なんでこんな山中の道路を歩いているのか不思議だったが、二人を乗せることは出来ないので通過した。
笹子隧道で準備していたら、老夫婦も着き、写真をお願いされた。あるいて笹子隧道を抜けるそうだ。
※笹子隧道は平成十一年、登録有形文化財となっている。 |
12:40笹子隧道東P着 笹子隧道の手前右側に大きい駐車場がある。砂利敷きだが概ね平で10台以上は停められそうだった。 |
13:07 笹子隧道東Pスタート
登山口には地図にコースタイムを書いた看板、クマ注意の看板、道標がある。笹子峠に向かって登り始めた。
老夫婦がなんで歩いて峠越えしているのか?歩きながら色々な想像をした。老夫婦が若い頃は笹子隧道を通って行商をしていたので、思い出の道をたどっているとか・・・・。 |
13:14 笹子峠
切り通しの十字路を右の笹子雁ヶ腹摺山へ向かう。
(直進:かいやまと駅、左:カヤノキビラノ頭)
コブ付きのトラロープがある。下りでお助け下さいとロープに言ったものの、登りでも助けてもらった。 |
笹子峠からの登り |
笹子峠から4分、急坂を登りきると再び分岐があり直進通過。(左:甲斐大和駅) 笹子雁ヶ腹摺山への登山道は鉄塔巡視路になっているようで、樹脂の階段が設置されている。色々な所でこの階段を歩いたが、概ね歩きやすい。作業者の負担を軽減するため、蹴上げを少なくしているのだろう。感謝の気持で踏みしめる。 |
ヤマツツジ |
13:29 分岐、左:尾根道(右:新道)
トレーニングなので、当然尾根道を選択。
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ピークをGPSにポイントし、杭の写真を撮っていたが、あまりの多さに、無駄な記録は止めた。 |
13:50 尾根道を選んだ褒美の富士山展望。と、この時は思ったが、復路の巻き道でも見られたので、褒美ではないようだ。 |
13:53 P1290m 境界杭があるのみ |
ミツバツツジ |
13:59 合流、直進(右から新道合流)
30分の尾根道終了。十分満足したので、帰りは新道にしよう。 |
14:01 鉄塔「西群馬幹線209」
富士山方向が開けているが電線あり。
登り始めはトウゴクミツバツツジは散ってしまっていたが、登るにつれ残っている花が多くなる。逆に下のほうで咲いていたヤマツツジは蕾が多くなった。鉄塔の上あたりが両方の花が咲いている場所で、紫と橙がキレイだった。 |
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14:22 笹子雁ヶ腹摺山、山頂
往路:1時間15分<コースタイム1:20分(現地看板、笹子峠からの時間)
山頂はφ5m程度で、座って休憩する雰囲気ではない。山頂から南方向の数m先にベンチが1台ある。
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標柱は「笹子雁ガ腹摺山 山梨百名山」、白い「笹子雁ガ腹摺山」、「大和十二景
笹子雁ヶ腹摺山」の三本で、他に標識「秀麗富嶽十二景 四番山頂 笹子雁ヶ腹摺山」がある。 |
山頂の三角点全景 |
三等三角点 黒川 |
山頂からの富士山展望 その1、展望範囲は90度程度で、樹木で遮られている。 (Sony NEX-5R) |
山頂からの富士山展望 その2 (Sony NEX-5R) |
山頂から南への登山道を見るとベンチが1台。他に登山者もいないので、1台で十分であった。 |
仮にも秀麗富嶽十二景を名乗っているのだから、もっと良く見えるところがあるだろうと、南の登山道を少し下ってみた。5、60歩下ったらフェンスに囲まれた施設があり、展望が開けていた。 |
山頂から南に下った所からの富士山展望 その1 (Sony NEX-5R) |
山頂から南に下った所からの富士山展望 その2 (Sony NEX-5R) |
14:54 下山(休・撮影32分)
15:10 鉄塔「西群馬幹線209」
15:13 分岐、左:新道(右:尾根道)
15:30 鉄塔「大月-勝沼64号」
15:33 合流、直進(右から尾根道合流)
15:43 笹子峠
15:48 笹子隧道東Pゴール
復路:54分≒コースタイム60分(現地看板、笹子峠からの時間) |
分岐、復路は左:の新道を行く。(右:は尾根道) |