山梨県の山
HP03-393
こんな山が裏山なら最高、秋も冬も登ってみたい
高 川 山(たかがわやま)
トレック日 2016年5月5日(月)快晴
山 名
標 高
高川山 (たかがわやま) 976 m
場  所 山梨県大月市 yahoo地図
メンバー せんぼく隊2名
標高差 標高差: 418m、累積標高差: 462m
時  間
距  離
全行程:9時間34分
山行 :3時間3分(歩:2時間+休1:03分)
沿面距離:約4.0km
山の
データ
山梨百名山 
大月市秀麗富嶽十二景
都留市二十一秀峰
移 動
P・WC
車:ノア
P:初狩登山口P、6〜7台、無料
WC:
初狩登山口Pに仮設あり
三角点
データ
等級・点名:三等三角点 小形山
標高(m):公表停止 (停止前は975.65m)
2014/04/01 処置保留
地図・コース↓
《アクセス》
圏央道・海老名IC〜中央道・大月IC〜R20〜初狩駅の狭いガードをくぐる〜自徳寺の墓地通過〜狭い林道〜初狩登山口P
《全行程》
9:50茅ヶ崎発〜11:34初狩登山口P着〜12:00高川山15:03〜15:09初狩登山口P発〜16:49道の駅道志〜19:24帰宅
《トレックコース》
12:00 初狩登山口Pスタート
12:03 男坂・女坂登山口 12:08
12:28 分岐、左:男坂(右:女坂)
12:51 男坂・女坂合流
13:01 分岐、左:男坂(直:大岩山)
13:07 高川山、山頂
***往路:1時間7分≒コースタイム1:10***
14:10 下山(休1:03分)
14:20 分岐、左:女坂(右:男坂)
14:33 分岐、左:沢コース(右:女坂)
14:56 玉子石
15:00 男坂・女坂登山口
15:03 初狩登山口Pゴール
***復路:53分≒コースタイム55分***
↓記録写真↓
  GW中はどこも渋滞なので、大人しくしていようと思っていたが、あまりにも天気が良い。5/2も天気予報を信じて扇山へ登ったが、富士山展望ナシ。その時、山頂で地元の人と高川山の話をしたので、高川山に決定。GWで駐車場と帰りの渋滞が心配だが行って見よう。
急に出かけることになり、10時近くの出発なので圏央道+中央道を利用して時間を稼いだ。中央道の下りは既に大渋滞なので、帰りは高速を使えないだろう。
 初狩(はっかり)駅の恐ろしく狭いガードをくぐり、墓地を過ぎると砂利の高川山林道に入る。WCと駐車スペースがあったが、ガイドブック記載の「しいたけ栽培所」を目指して先に行ってみた。しかし、登山口の先で泥の水溜りがあり、引き返した。結果、WCと駐車スペース=「しいたけ栽培所」のようだ。
 初狩口駐車場(P)は、6〜7台のスペースで、高級タイプ?の仮設WC2台がある。地元ナンバーの車が2台停まっていた。

※登山後の考察
高川山林道はゲートがなく、沢ルート登山口まで続いているが、車が通った形跡がないこと、急坂であること、落ち葉や落石が多いこと、地元の山仕事用の道であることから判断すると、進入は出来ないだろう。

12:00 初狩登山口Pスタート
山頂で食べたいオニギリを車の中でむなしく食べる。扇山に続いて、昼から登山になった。出発から先行していた夫婦1組は登山口に入らず直進し玉子石ルートに向かった。ここで、車に鍵を掛けなかったことに気がつき、車に戻った。最近、鍵を掛け忘れることが頻繁にあるが、忘れたことに気がついたので大丈夫?だろう。

12:03 男坂・女坂登山口
登山口の道標は「高川山新ルート(男・女坂)」となっている。

12:08車から戻り、再び男坂・女坂登山口
私は膝サポーターを両足に装着。右膝をかばって歩くので、左に負担がかかっているようだ。登山口には「熊出没注意」の看板がある。

チゴユリ
チゴユリが多い。扇山と違って1本の茎に2つの花がついている。他にチゴユリと似ているが花が下向きのホウチャクソウも咲いていた。

登山道の左側に鹿フェンスとは違ったオレンジ色のフェンスがあった。弱そうなので、獣なら突き破ってしまうのでは?
後日、甲州採石の境界フェンスと解った。そういえば、登山道の左手に岩山が見えていた。

12:28 分岐、左:男坂(右:女坂)
登りは男坂を選択。段差が大きいと下りは膝がキケンなので登りにした。木の根、石ゴロ、岩が、楽しい。

何度かロープが張ってあるが、登りでは使用しないで済んだ。
途中、女坂を下って行く単独女性に声を掛けたら、やっぱり男坂が楽しい、女坂は荒れているところもあると言っていた。

12:51 男坂・女坂合流
ここで初めて富士山と対面できた。

13:01 分岐、左:男坂(直進:大岩山)
熊笹の緩い道を行く、下山中の一眼レフを首に掛けた登山者はほんのり赤く上機嫌であった。山頂で至福の時を過ごした余韻が続いているのであろう。山頂付近は急登が相場であるが、妙に緩い。最後の登りは若干急だが短い。

 

13:07 高川山、山頂
往路1時間7分<コースタイム1:10
 最初の登山口で、玉子石ルートに向かった夫婦も到着していた。玉子石ルートの様子を尋ねると、男坂を登ってきたと言う。情報が聞けずに残念。
 山頂は岩があるものの広く、数十人が休憩しても問題ないくらいだ。
大月市秀麗富嶽十二景看板、道標、山頂標柱、山頂標識、山頂石柱、方位盤、三角点とテンコモリ。展望は樹木が若干あるものの、360度見渡せる。

 そして山頂石柱の背後に屋根つきのボックスがあり、中には買い物袋に何やら入っていた。好奇心旺盛な若者が、袋から取り出すとアルバムとノートがあった。アルバムには犬の写真が沢山入っていた。若者と同じグループのオジサンは10年前に来た時には確かに犬がいたと言っていた。ノートには2001年頃から山頂に住み着き、2010年10月に亡くなり麓の寺に埋葬したことも書いてあった。

三等三角点 小形山の盤石
完全に露出してしまっているため、位置が正しいのかも解らない。
国土地理院のデーターは2014/04/01 処置保留となっていた。

三等三角点 小形山 の標石
盤石から少し離れた所に立て掛けてある

これまで1ヶ所でしか見られなかった富士山が、全貌を現した。ガイドブックには山岳写真家がこぞって訪れると書いてある通りだ。できれば雪山や紅葉の時期に撮って見たい景色だ。

パノラマ 東〜富士山〜西方向(拡大2000ピクセル

パノラマ 北方向(拡大800ピクセル

ハナイカダ
座って休憩している時、葉の真ん中に奇妙なものが付いている植物を副隊長が発見!後日、調べると「ハナイカダ」で、奇妙なものは花だった。

ハナイカダの雄花、雌雄異株で雌花は花が1個。
果実は黒い液果で甘味があり食べられるそうなので、今度見かけるのが楽しみだ。

14:10 下山(休1:03分)
14:20 分岐、左:女坂(右:男坂)
とりあえず帰りは女坂方向へ行く

14:33 分岐、左:沢コース(右:女坂)
往路では男坂だったので、この沢コースの分岐が解らなかった。女坂は概ね想像がつくので、状況のわからない沢コースに行ってみた。12分位、細い登山道で遠巻きに下ると、コンクリート舗装の林道になる。林道といっても車が通れるような状況ではない。(上写真)

14:56 玉子石
3、40m離れた山の斜面に細長く丸い岩があった。他に岩がない植林の中に岩があり、転がり落ちそうな気がするが、きっと地中深くまで岩があるのだろう。近くには「東照権現 柱石」なる岩もあった。

15:00 男坂・女坂登山口
登山口と駐車場の間にプレハブの廃墟がある。これがシイタケ栽培所?

15:03 初狩登山口Pゴール
復路53分<コースタイム55
↓特別コーナー↓
《孤高の犬、ビッキー》
是非とも会ってみたかった。5、6年早ければ・・・。それにしても、アルバムの写真がすばらしい。私もカメラが好きだが、あの写真は撮れません。愛情が伝わる写真でした。

YouTybeの動画リンク
高川山のビッキー犬
高川山の孤高犬・ビッキー
後記
 初狩登山口からの帰り道、細い林道で登山者を車で追い越すのは気が引けるので、登山者が来ないうちに急ぎ出発した。すぐに帰っても渋滞に嵌るので、九鬼山に登ろうと、禾生駅(かせい)駅に向かった。しかし、20号線も渋滞で、登山の時間が少なくなったので中止し、都留、道志経由で帰路に着いた。登る体力も微妙だったので、結果オーライだったかも。

2016/6/16追記
三角点の写真を追加しました。
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