昨日は双子山・双子池トレッキング約3時間で、膝が耐えられた。今日も軽いトレッキングにしようと、茶臼山ピストンでも良いと思っていた。予定2、3は膝の調子で決定。
予定1、麦草峠〜茶臼山 (往復1:40)
予定2、麦草峠〜茶臼山・縞枯山 (往復2:50)
予定3、麦草峠〜茶臼山・縞枯山〜坪庭・五辻〜麦草峠 (周回3:55) |
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9:59 麦草峠公共駐車場(以下麦草峠P)着
今回も満車状態だが、空きを見つけて滑り込みセーフだった。我々の後の人に白駒池のPを教えたが、こちらが良いらしく、狭い所に突っ込んで建物にぶつかったようだ。白駒池Pなら¥500だったが、バンパー修理¥○万、誘導した奥さんとの傷は修復可能だろうか?
10:20 麦草峠Pスタート
数分で本当の麦草峠2,127mを通過し国道を越える。 |
10:26 茶水の池(ちゃすい)池よりも貴重な青空が嬉しい。
登山道は石ゴロで土は湿っている。前回の白駒池から高見石ルートに較べると序の口程度だが、あまり好きではない。
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10:45 大石峠
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11:09 中小場(なかこば) |
鬱蒼とした森を抜けて見晴らしの良い尾根に出た。中小場とは地名なのか山名なのか解らないが、ピークであることは間違いない。
後日、三角点を調べたら、この地点に四等三角点:大石山があった。で、その三角点はどこか?と調べたら「岩の上に4等三角点の金属標が埋め込まれていました」とあった。
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そこで、中小場で撮った写真を調べまくった。
結果、上写真の四角部分を拡大してみたら→ |
気のせいだ、妄想だ、と言われるかもしれないが、
金属標らしきものが、微かに映っている。 |
中小場より八ヶ岳 |
中小場より左が茶臼山、右が縞枯山 |
中小場から茶臼山への登り |
取り留めの無い写真を撮りながらノロノロ歩く
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まだ8月だと言うのに、もう酔っ払って寝ているヤツがいた。でも気持ちよさそう |
11:45 茶臼山 12:20(休35分) |
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男女ペアがコンロを使って昼食中だったので、我々もここが山頂と思って昼食にした。
分岐道標があり、朽ちた山頂標柱に「茶臼山2,383m」と書いてある。
その後、展望台に向かうと、男性グループが寒い寒いと言いながら帰ってきた。分岐道標から2分位で展望台に着く。八ヶ岳、南アルプス、北アルプス、蓼科山とパノラマが展開している。あいにくの曇天で写真は冴えなかったが、気持ちよい場所だ。が、やっぱり寒い。ハイカーはあちこちで風を避けて昼食している。これなら我々が食べた場所の方が寒くないので良かったかも。 |
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茶臼山展望台 |
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展望台にも標柱があり「ここは茶臼山展望台/標高2,384m」と書いてある。先ほどの分岐道標の所は2,383mだったので、地図の山頂・標高は茶臼山展望台と言うことになる。
ここで、当初の目的地まで来たが、まだ膝は問題ないので、縞枯山まで行くことにした。 |
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もったいないと思いつつ15分位下ると鞍部になり、縞枯れの樹林を通る。こんな間近で見るのは初めてで、奇妙な景観を味わう。 |
鞍部からの登り返しは、このルートでは一番岩が多く、大きい。 |
縞枯山展望台
大岩がありハイカーが恐る恐る足を踏み出している |
12:51 縞枯山展望台の分岐(茶臼山方向)
天気が冴えないことと、山頂に行く方を優先し通過した。
復路で余裕があれば立ち寄ることにしよう。 |
? |
気の早いナナカマド |
13:07 縞枯山13:26(休19分)
道標に山頂標識あり、その下の石は御料局三角点・宮標石(縞枯山宮標石13)。
しばし休憩していると、ほとんどのハイカーが通過点のように通り過ぎて行くので、その気になり当初の予定に無かった雨池に行くことにした。帰りがけの駄賃に雨池をと思ったのが失敗の始まりだった。
往路3:06(歩2:12) |
13:26 縞枯山発
ロープウェイを利用した軽装のハイカーも行きかう登山道にしては急な下りだ。この下りで、膝が一気に消耗してしまった。 |
13:50 雨池峠
十字路に出て、ここから右の雨池に向かう。この予定外のコースが想像以上にキツイ下りで、弱った膝に追い討ちをかけることになった。なんできてしまったんだろう?雨池峠で左の坪庭から周回して帰るルートもあったのに。リハビリトレッキングのはずが雨池の響きに誘われ、あり地獄に引き込まれてしまったようで、戻るに戻れない。 |
14:19 大河原峠林道、雨池峠登山口
林道の左方向は昨日の双子池入口に通じているが、落石で立入禁止となっていた。
右方向の雨池に向かって林道を進む。車が通らないので笹に侵食され道幅が狭くなっている。 |
14:33 林道、雨池分岐 GPS2,051m
雨池に向かって左の林の中に入る。途中、木道もあるが、朽ちた所で滑って膝に衝撃がきた。
危ない危ない。 |
14:40 雨池 14:55(休15分)
エー!砂浜だ。想像していなかった景観に驚いた。雨が降らない雨池の正体見たり。
高地の池には何か神秘的なものを感じ、見てみたい欲求に駆られる。先月の白駒池、七つ池、昨日の双子池、そして今回の雨池と見たが、幻想だったのかもしれない。紅葉の時期ならそれなりに美しいだろうが、膝の痛みをがまんしてたどり着いた池に、これまで見た池※のような感動は感じなかった。(快晴だとまた違った印象を受けるかも)
※これまで見た感動の池。第一は八方池、第二は平ヶ岳の姫ノ池、第三は一切経山の魔女の瞳。 |
15:01 林道、雨池分岐
雨池湖畔を通るルートは鬱蒼としていて、道標も無かったので、元の林道分岐まで戻った。林道は下っていて楽だが、登り返しが怖い。
15:25 林道、麦草峠分岐 ↑
雨池分岐から下りの林道歩きが24分で終了。
分岐から登山道に入ると木道になっていた。やがて木道も終り、鬱蒼とした森の湿った登山道となる。コース最後に登り返しを味わう。 |
16:20 茶水の池 |
16:25 麦草峠Pゴール
復路2:59(歩2:44) |