「白駒池」初めて八ヶ岳に登った時から気になり、紅葉の写真を見てからは、毎年チャンスをうかがっていた。今回は紅葉の時期ではないが、下見がてらに散策をすることにした。
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諏訪ICから麦草峠へ向かうと真っ青な空に八ヶ岳の山なみが映える。どの山が丸山か?赤岳は?気になるが運転しながら同定は出来ない。写真の山名は後日調べたもの。(黒字は未踏峰) |
気が急いてコンビニで昼食の調達を忘れてしまった。食堂や店がまったくないので、麦草ヒュッテに立ち寄りソバを食べた。車で来られる場所の割りに普通のソバが¥860とは如何なものだろうか?値段より許せないのが、インスタントソバに入っているようなチープな掻き揚げだ。この掻き揚げで、胸焼けに悩まされることになった。 |
12:19 麦草峠Pスタート
白駒池P¥500はまだ空があったが、ソバの敵は駐車場で取ることにして無料の麦草峠Pに停めた。50〜60台の駐車場はギッシリ以上になっていたが、帰った人がいて、2台分が空いてラッキーだった。紅葉の時期は更に駐車場の争奪戦になるだろう。
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12:22 麦草ヒュッテ、麦草峠
駐車場から3分で、先ほど食事した麦草ヒュッテに着く。付近の草原は花が多い。ハクサンフウロ、オダマキ、テガタチドリ、クガイソウ、など。花見トレッキングになると期待したが、すぐに鬱蒼とした森に入る。 |
「黒曜の森」木道の両脇にはシャクナゲが多く、まだ若干咲いているが、お花の曲がり角を過ぎていた。シャクナゲの他にはゴゼンタチバナ、コケモモ?など少々。「駒の奥庭」は、高木のないポッカリと空いた空間で、鬼押出し程ではないが、溶岩?の岩だらけ。 |
オダマキ |
クガイソウ |
麦草峠〜白駒池までの花
テガタチドリ |
ハクサンフウロ |
シャクナゲ |
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12:48 駐車場分岐
麦草峠から1.1kで分岐を右の白駒池へ進む。
右:白駒池0.6k、左:駐車場0.1k |
鬱蒼とした「白駒の森」を行く。大勢の観光客が苔の写真を撮っている。苔の何が良いのか解らないので適当に写真を撮ったが、暗いのでピンボケが多かった。 |
12:55 突き当り分岐
右は白駒荘・高見石へのルートになっている。どちらからでも白駒池に行けますとあるので、左から回ることにした。 |
青苔荘
セイタイソウって読めなかった
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12:59 白駒池(青苔荘前) 13:06(休7分)
湖畔のスペースが驚くほど小さい。1組のカップルが休憩で満員だ。朝は青空だったが白駒池に着いた時はほとんど曇り空で写真がパッとしない。
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白駒荘へ向かい木道を行くが、湖畔を歩くイメージではない。
木が多いため湖が見渡せる所は少ない。木道はすれ違いが難しい。 |
木道を歩く途中、湖が見渡せる所がある。しかし、写真を撮るにも数人で混んでしまう。 |
13:11 白駒荘 13:16
白駒荘の前では大勢が休憩している。景色は桟橋がポイントのようだが、これまた1組で満員。紅葉の時はどこから撮るのだろうか?下見のつもりもあったが、解らずじまいであった。 |
白駒荘、ここまでは観光客が多いので、中で食事中の人が多い。
メニューも多く、美味しそう。 |
白駒荘前の桟橋
紅葉をここから撮るのか?狭くて危険かも |
湖畔に咲くバイケイソウ |
白駒荘から高見石へのルートが鬱蒼とし、濡れた岩、急傾斜で狭い。(後で気がついたが、別ルートの方が緩いようだ)
すれ違いで急ぎ、いつもよりテンポが速くなってしまった。 |
13:55 高見石小屋
トイレは別棟で右側にあり、小屋は広場より一段高くなっている。 |
小屋のテラス、こちらもシャレた感じで、良い雰囲気だ。
リュックをデポし、早速高見石に行って見る。 |
14:02 高見石 高見石より北東方向は、白駒池
高見石というより高見岩山といった感じで岩が積み重なっている。とりあえず、一番高い岩に登って景色を堪能した。 |
高見石より北北東方向は、四阿山、黒班山、浅間山 |
高見石より北西方向は、蓼科山と明日の予定の北横岳 |
14:08 頂上から高見石小屋を見おろした写真。
下りで事故?に遭遇する。登って行った男性が、私とすれ違った後に背中から落下した。思わず腕を入れて支えたのでダメージは少なかったと思う。事なきを得たが、間違うと頭を打つか私の腕がつぶれたかも。思い返すと怖い体験だった。 |
14:11 高見石小屋 14:15
小屋の脇から丸山へ白樺林を進む、数分下ると分岐になり、右が白駒池へのルートになっている。こちらのルートがやさしい登山道のようだ。 |
14:34 丸山 14:41(休7分)
高見石小屋からコースタイム通り約20分で、丸山山頂に出る。三角点があるはずだが、標柱付近の石杭は境界杭のようで、他には見当たらない。 |
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14:42 三角点
山頂から西に30m位で道標のある分岐があり、ここに三角点もある。地図の山頂(三角点)位置とも合致している。では先程の山頂は何だったんだろう。 |
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山名/丸山
コード/TR35438025701
等級/三等三角点
点名/丸山
標高/ 2329.93m |
三角点 |
下りコースもジメジメした急な下りだ。
やっぱり、ジメジメが好きなギンリョウソウが咲いていた。
15:46 麦草峠Pゴール
山頂からコースタイム40分の下山だが、白駒荘から高見石への登りで膝が消耗してしまい、65分も掛かかり、やっとのことでゴール。
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