トレック日 2015年6月8日(月)晴のち曇 山の
データ
深田久弥の日本百名山
花の百名山 、新・花の百名山
一等三角点百名山 
東北百名山(旧版) 、東北百名山(新版)
場  所 山形県
メンバー せんぼく隊(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
山名・標高 月山 1,984m
国土地理院三角点データ確認:20150613
山名
コード
等級
点名
標高
状態
月山
TR15740605201
一等三角点
月山
1979.82m
2014.4.1正常

写真20150608
標高差 標高差816m
累積標高差+1158(リフト260m含む)−1148m
時  間
距  離
山行 : 6時間31分(歩5:20+休1:11分)
コースタイム : 4時間45分(計画6:30)
往路 2:56>コースタイム2:25
復路 2:24≒コースタイム2:20
沿面距離 : 11.0km
移 動
P・WC
車(ノア)
P:姥沢駐車場500台、協力金¥500
WC:
姥沢P、リフト下駅、上駅、月山山頂(¥100)



2015/6/8(月) 
8:42 スキーシーズン真っ只中の月山
写真中央のなだらかなピークが山頂で、神社は左端に見えている

地図 & 標高グラフ
《全行程》
6/6茅ヶ崎発〜花巻温泉(泊)〜6/7宮沢賢治童話村〜高村光太郎記念館〜道の駅にしかわ・水沢温泉(泊)〜6/8/7:21姥沢P〜7:47月山登山14:18〜道の駅にしかわ・水沢温泉〜吾妻PA(泊)〜6/9/13:44帰宅
《トレックコース》
7:47 姥沢Pスタート
8:02 リフト下駅〜リフト
8:17 リフト上駅 (休7分)8:24
9:41 牛首付近
10:01 休憩(8分)
10:29 鍛冶小屋跡
10:43 月山山頂(月山神社)
10:52 三角点
10:58 頂上小屋前で昼食(30分)11:28
11:34 方位盤
12:20 牛首付近
13:08 リフト上駅13:34(休26分)
14:05 リフト下駅
14:18 姥沢Pゴール
↓記録写真↓
 岩手県花巻でのイベントがあり、帰りがけの駄賃山行となった。
朝日岳とセットで今年の予定だったが、月山1座でも膝が限界だったので、別々に登ることになり良かったと思う。
 6/7/17:36、道の駅にしかわ着。ここは地ビールレストランと日帰り温泉が併設されているので、車中泊にはありがたく、温泉が¥300なのが特に気に入った。レストランでは名物のワインビーフシチュー&地ビールを味わい、早々に沈殿した。

6/8/6:09、 「道の駅にしかわ」を出発。朝から快晴。天気予報では晴れのち曇りだったので早立ちしたい所だが、リフトが8時からなので、この時間で十分。月山方向にはコンビニがないので、山形方向に数分戻って朝食・昼食を調達。朝食後、R112で月山へ向かう。

上の写真はR112を走行中にどれかが月山だろうと撮ってみた。後日調べると、右端のなだらかな山が月山、中央が姥が岳、左端の樹木越しが湯殿山だった。

7:21 姥沢Pに着くと「協力金¥500」を自動的?に徴収される。
バスや宿に停まっている車は払ったんだろうか?なんともすっきりしないシステムだ。※帰る時は徴収員がいなかった・・・・

7:47 姥沢Pスタート 
スタートしたが、あまりにも日差しが強いのでサングラスを取りに戻って再スタート。登山者は数組、圧倒的にスキーヤーが多い。リフト下駅までのスキー運搬バスは終了したようで、スキーヤーも担いで歩いていた。

8:02 リフト下駅
下りのリフトに乗れるか確認したが、やはり6/16?以降とのこと。解っていたがガックリ。片道キップ¥580×2を買う。ここでアクシデント発生。なんとキップ代が足りない。昨晩のディナーに奮発してしまい補充していなかった。副隊長から非常用の諭吉を出してもらって事なきを得たが、数十円ぐらいのことでバタバタして情けない。昨年の飯豊山でも失敗したことを思い出した。
リフト下は雪が無く、黄色のニッコウキスゲが目に付き、花の期待が高まる

リフト上駅の広場から姥ヶ岳が見える。Tバーリフトが動いていないので、歩いて登るスキーヤーも若干いた。(帰りは動いていた)
8:17 リフト上駅
リフトを降りると広場に出る。姥ヶ岳休憩所とトイレあり。
スパイク付きゴム長の二人組みに下山ルートを教えてもらった。復路は牛首からリフト上駅を経由しない東側の登山道を下り、姥沢登山口に出る予定だと言うと、雪が多くて大変だと言う。二人組みはリフト下を下ると安全最短だと言う。しかし、勾配が急なので、どうしたものか?(結果として急勾配は問題なかった)

8:24 リフト上駅発(休7分)
リフト上駅前の広場にはまったく雪がない。道標があったか無かったか不明だが、前方に月山山頂が見えているので問題ないだろう。20年以上前に春スキーに来た時は濃霧でコースがまったく解らず恐い思いをしたので、このまま晴天が続くことを祈る。

リフト上駅から2、30mで雪原になったので、アイゼン装着。朝日連邦の山なみに感動。
8:32 アイゼン装着完了、他の登山者に下山ルートを聞くと、あまり考えていないようだった。リフト下ルートのことも知らないし、スキー場を下れば良いだろう位のアバウトな人が多いことに驚いた。(自分の計画もダメだったので人のことは言えないが)

 往路は姥ヶ岳経由と思っていたが、急登(写真右)を見てくじけた。単独男性(以降栃木氏)も我々と同じで姥ヶ岳の予定をパスしたので、同類に親しみを感じた。リフト下で花が咲いていたので、期待が高かったが、一面雪では花が咲くはずもない。

 青空だった月山方向は、雲が湧いてきた。雪原の踏み跡ははっきりしないが、どこでも歩ける。踏み跡もバラバラになっているのでどの足跡に付いて行くか悩ましい。スキーヤーは滑って谷に下ってから登っていた。栃木氏は途中から尾根ルートに向かったが、我々は地図の巻道と尾根道の中間付近を進んだ。が、途中で雪のないヤブに阻まれてしまい、尾根道に急登することになった。

雪が消えた所にはミヤマキンバイが咲いている。

9:01 道標なし、踏跡不明瞭だが、月山の山頂が見え、振り返ると姥ヶ岳とリフト上駅が見えるので、遭難?することはないだろう。濃霧になったら危険かも。

9:23 尾根道はこの雪の下だろう。
尾根道で栃木氏と再会し、お互い大変だったので、隣の芝をうらやむ話になって笑ってしまった。二度ほど尾根ルートの石畳が現われたが、アイゼンをはいたまま通過し、奥歯が浮くような音に耐えた。

9:41 牛首付近
牛首と思っていたが、GPSで確認したら150m位通過していた。ここで谷から登ってきたスキーヤーに追いつかれた。彼は68才と言うが、見た目より若い。山頂から大雪城で滑って戻ってくるそうだ。スキーを履いたときは早かったが、雪がないと靴が違うこともあり大変そうだ。

夏道では最初にミヤマキンバイ、次はシラネアオイの群落があらわれた。他の山で時期ハズレのシラネアオイは何度か見かけたが、群生しているのは初めてなので嬉しすぎて進まなくなった。更にハクサンイチゲ。茎が太く毛が多い、花はこれまで見たハクサンイチゲより小さくて枚数が多い?、副隊長が違う花では?と言う。後日調べたが、ガッサンイチゲは無かった。

シラネアオイ

毛深いハクサンイチゲ

姥ヶ岳へと続く尾根道

姥ヶ岳の右側も残雪のパッチワークがきれい
10:01 休憩(8分)、これまで雪渓では休めなかったし、夏道になったらシラネアオイが現れて夢中になり休めなかった。岩の多い夏道になったので一息入れる。この先もまだまだ花が多かった。イワカガミ、ヤマザクラ、ミヤマキンバイも咲いている。アオノツガザクラは花のスジが黄緑だが、薄っすらと赤いスジが付いていた。エゾノツガザクラのように全体が赤くはないので、ハクサンイチゲに続いて月山の固有種かと期待したが解らなかった。

イワカガミ

ほんのりピンクのアオノツガザクラ

振り返ると青と白の朝日連峰が美しい。

ミヤマキンバイと姥ヶ岳

ヤマザクラ(ミネザクラ)と姥ヶ岳

10:29 鍛冶小屋跡。 祠が石積みで囲まれている。ここが鍛冶小屋跡と後日わかった。

山頂肩にある松尾芭蕉の句碑を過ぎるとフラットな山頂に出る。
雲の峯幾つ崩て月の山
(意味は下の勉強コーナーへ)

10:31 朝日連峰
以東岳から大朝日岳までの縦走をテレビで見たが、我々の脚力では無理。大朝日岳だけでも難儀しそうだだが、いつかあの峰に立つぞと、小さく思った。

ハクサンイチゲと月山神社

月山神社の左に薄っすらと鳥海山

10:43 月山山頂(月山神社)
  どこで山頂到達か解らないが、神社が最高地点のようだ。
山開き前は、神社境内には入られないと思っていたが、禁止でもなさそうなので、参拝してきた。

 月山神社は撮影禁止だったことを他の人のHPで知った。左写真の鳥居付近に掲示していたようだが、今の時期は掲示していなかったので、知らずに撮影してしまった。

 この後、強風が吹き荒れたのは、バチが当たったのかもしれない。他の登山者やスキーヤーには巻き添えで申し訳ないことをした。

10:52 三角点全景。(阿陀ヶ原方向)
 神社のすぐ裏からだと岩場があるので、南側の雪渓を歩いた方が楽だった。

一等三角点:月山 1979.82m
 月山神社の南側には、閉まっている頂上小屋(右)と開いているトイレ(左)がある。

10:58 頂上小屋前で休憩 11:28(30分)
山頂散策を15分で終え、強風を避けて頂上小屋の脇で昼食にした。

11:28 下山
平らな山頂なので、別ルートもあるのでは?と西へ向かったが、行止りでスタートから同じペースの栃木氏が昼食中だった。
頂上小屋の南にある方位盤で山座同定を楽しむ。池糖のある東方向に行く人もいたが、目的は不明。行ってみたいが、次の機会にしよう。月山はもう一度登りたい百名山リストに入れておこう。
 復路も花を楽しむ。往路では見つけられなかった花を発見すると嬉しい。ミネズオウ、コメバツガザクラなどの小さい花も咲いている。この二つの花は小さくて写真がうまく撮れたためしがない。

 雪渓の下りで、今回の秘密兵器「ヒップソリ」を出した。槍ヶ岳でシリセードした時、ビニールに座ったら尻がベチョベチョになってしまったので、月山用にソリを2枚購入した。
 試しに滑ってみた結果は、滑り過ぎるので、ブレーキが大変難しい。足ブレーキは、靴に雪が入り、尻も濡れてしまった。何よりもスピードが出すぎるので怖かった。私の結果を見て、副隊長は中止した。次は短いスキーを試してみたいものだ。

13:08 リフト上駅着(休26分)、スキーヤーが多くなっている。女性も多く、日焼け対策が完璧だ。アイゼンはもう必要ないので、雪を溶かして収納。スキーコースを下って行った人もいたが、リフト下から下山することにした。

13:34 リフト上駅の右側から下る。

リフト下は早く雪が消えたためか、高山植物が多いので楽しい。
向かってくるリフトに殴られないように写真を撮った。


ハクサンチドリ


マイズルソウ


とっても小さいスミレ


ニッコウキスゲ
14:05 リフト下駅
14:18 姥沢Pゴール
先にゴールしていた栃木氏が挨拶して帰って行った。
鈍足せんぼく隊にしては珍しく、他の登山者と同じペースだった。
往復 : 6時間31分(歩5:20+休1:11分)
※世間一般のコースタイムは4時間45分だったので、鈍足せんぼく隊は6時間半と予想していたが、結果はドンピシャ。
↓勉強コーナー↓
《 松尾芭蕉の俳句 》
雲の峯幾つ崩て月の山 (くものみね いくつくずれて つきのやま)
[句解釈]   昼間の陽射しの中で、猛々しく起立していた雲の峰はいつしか崩れ、今は、薄明かりに照らされた月の山が嫋(たお)やかに横たえているばかりであるよ。
↓それから↓

月山銘水館

水沢温泉館

帰路、寒河江ダム・月山湖の大噴水に遭遇。シンボルモニュメントで112mの大噴水。
前泊した「道の駅にしかわ」に帰りも立ち寄った。月山銘水館レストランでもう一度ビーフシチューを食べたかったが、ラストオーダーの15:30に間に合わなかった。水沢温泉館で汗を流し、月山ビールを買って帰った。水沢温泉館で売っている「とちもち」は絶品だった。
↓後記
 コースの約半分は雪渓歩き。アイゼンの装備が貧弱で不安だったが、今年初めての雪渓歩きを楽しむことができた。
帰ってから鏡を見ると、サングラスの所以外が日に焼けている。美しい景色を楽しんだ代償は汚い日焼けだった。
副隊長は初めてのフェイスマスクが役に立っていた。

 下山後から膝が抜けるように痛い。下山中はサポーターで締めていたので、それほど重症とは思っていなかった。最近、テニスで走りすぎたため、膝の筋肉が痛んでいたのだろう。またしばらく養生し、梅雨明けまでは復活したい。副隊長は股関節が痛いらしい。これは神罰ではなさそうだ。
《データ》
車での走行距離は1,425km、 通行料¥19340(休日深夜割引¥6890)  計6.5諭吉
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HP03-279

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雪渓とシラネアオイ満開の
月 山

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