トレック日 2014年10月24日(金)晴
標 高
標高差
小楢山(こならやま) 1,713 m

標高差:180m 、累積標高差:約430m
場  所 山梨県山梨市yahoo地図
メンバー せんぼく隊
時  間
距  離
全行程:約17時間
山行時間 3時間27分(歩2::42分+休45分)

往路:1時間26分<コースタイム1:40
往路:1時間16分<コースタイム1:25
距離:約
6.2km
山のデータ 山梨百名山 
移 動
P・WC
車(ノア)
P:焼山峠、15台程度(バス停なので駐車注意)
WC:焼山峠
アクセス・全工程 ↓
《アクセス》
勝沼IC〜塩山、恵林寺経由〜R140。
牧丘トンネル南を左折し、塩平窪平線に入る。鼓川温泉を過ぎ、焼山林道を北上する。牧丘トンネル南より約14kmで焼山峠駐車場に着く。
《全行程》 324km
6:04茅ヶ崎発〜9:07焼山(やきやま)峠着〜9:30小楢山登山12:57〜13:13焼山峠発〜13:50道の駅まきおか〜15:35昇仙峡16:57〜17:59小作18:50〜19:18中央・釈迦堂PA21:18〜22:51帰宅
地図・コース↓
《トレックコース》
9:30 焼山(やきやま)峠スタート
10:17 分岐1、左:新道へ(右:旧道)
10:30 的石
10:32 分岐2、新旧合流
10:43 分岐3、一杯水
10:56 小楢山、山頂
-------(昼休45分)---------
11:41 下山
11:51 分岐4、小楢峠 右:一杯水へ
11:59 分岐3、一杯水
12:15 分岐1、合流
12:57 焼山峠ゴール
↓記録写真↓
 天気が良いので急遽、紅葉散策へ。
八ヶ岳の白駒池と思ったが、既に紅葉は終わったようだ。
調べた結果、某ツアー会社の紅葉ツアーが10/25小楢山になっていた。前日の10/24に行けば混まずに紅葉を見られるだろうと思い小楢山に決定した。以前登った乾徳山の隣なので、富士山の展望も期待が持てる。
 天気予報は晴れ。当日の天気はと言うと、早朝は雲が多かったが山梨に入った頃には青空が多くなってきた。

9:02 焼山林道に入ると紅葉が始まっている。20〜30%程度だが十分きれい。観光客の車も無く静かな林道だった。

9:07焼山(やきやま)峠着。駐車場は右側。
左:黒平、乙女高原 ・ 直進:大弛峠

焼山峠P、ガイドブックに30台と書いてあったが、バス停があるので、半分の15台位で満車と思われる。

9:30 焼山峠スタート GPS=1532m

登山口に入るとすぐに子授地蔵が目に付く。
一瞬不気味に感じたが、説明をみると、信じるものは救われるありがたいお地蔵さんだった。(詳細は勉強コーナーへ)
 背後は青空だが、目的地方向は雲に覆われている。頂上に着く頃にはきっと快晴になるだろうと進んだ。

 今回の目的の紅葉はボチボチと現れた。全体的に紅葉しているわけではないが、一本だけでも赤ければそれなりに嬉しい。黄色でもまた嬉しい。黄色から赤のグラデーションは更に嬉しい。

10:17 分岐1、左:新道へ(右:旧道)
苔むした岩と朽ちた道標がいい味を出している。
(新しい道標もあった)

急登だが、岩のオブジェが楽しい。
なぜか3枚に分かれている。同様の岩を何度か見かけた。

10:30 的石
眺めてみたが、なんで的なのかは解らなかった。
二重丸の模様でもあるのかなと思っていたが、何もなく、平べったい大岩だった。

10:43 旧道と合流し、少し進むと分岐3がある。
「一杯水」の標柱あり。飲めないらしいが、水はチョロチョロと流れていた。

10:56 小楢山、山頂 GPS=1,712m
 紅葉、美林、コケ、などを眺めながらの楽しい歩で、思ったより早く山頂に着いた。

 先客の男女5人?組はリュックを置いて幕岩ピストンとのこと。他には男性2人組がいたので、写真をとってもらう。
 頂上は雲の中に入っているようで、方位盤むなしく展望なし。それでも富士山の方向に向かって昼食。次々と山頂に到着する登山者から「晴れだから来たのに!」「NHKに電話して苦情を言わねば」などと、聞こえるが、皆それほど落胆していない。山の天気の気まぐれを知っていればこそだろう。

上写真で標柱の後ろにある2枚の白い看板はこれだ。

今日のベストショットはこれだ! これを落書きと言う人はいないであろう。
「小楢山景観保存地区」の看板の裏に見事な景色が広がっている。鳥瞰図だが作者はどこから見たのだろうか?背後にある高い山からカシミールで展望を調べたが該当しなかった。なので作者は鳥かと思ったが、左下のサインはキツネだった。

三角点全景
《三角点》

2014/10/26閲覧データ

TR25338553301
二等三角点:中牧村
標高:1712.58m
往路:1時間26分<コースタイム1:40
復路は幕岩ピストンも考えたが、展望が望めなさそうなので、小楢峠経由でスタート地点へ戻ることにした。
11:41 下山(昼休45分)
復路は小楢峠から遠回りし、旧道も歩き変化をつけた。紅葉を見て楽しみながら歩いたが、少し歩き足りなさを感じつつ焼山峠に着いた。青空が出てきたので、これから登れば展望があるかもしれないが、その気は無い。

12:57 焼山峠ゴール

復路:1時間16分<コースタイム1:25


焼山峠のモミジ
勉強コーナー
《 子授地蔵 》
江戸中期の頃、焼山峠の麓でごん鉢など生活用具を作る木地師がいた。
 この夫婦が仕事をしていると峠付近で子供の泣く声が聞こえたのでそこへ行って見ると子供の様な石地蔵らしきものがあった。
 夫婦は子供がいなかったので不思議に思い、石地蔵を人目につかぬようこっそりと自宅に持ち帰り、何日もお水や果物をささげ、朝な夕なにお参りをしていた。すると、不思議なことにその夫婦に子供が授かり、お礼に石地蔵を一体添えてお返ししたのが、子授け地蔵様のいわれとなり、口伝えに広がったもので、現在も新しいお地蔵様が数多く見られ、最近でも恩恵にあずかった県内外のご夫婦が多いといわれている。
それから 昇仙峡へ↓
 余力があるので、帰路に扇山か釈迦ヶ岳を検討したが、下山が17時を過ぎるのでNG。そこで、山梨県内の観光名所「昇仙峡」に行ってみることにした。紅葉には若干早い気がするが如何に。

 焼山峠から下らずに、荒川林道〜野猿谷林道経由で昇仙峡へ行けるようだが、確信がもてないことと、クネクネ道の連続は危ないのでパスして一旦下った。道の駅「まきおか」の農産物直売でぶどうをゲットし、昇仙峡へ向かった。


 長潭(ながとろ)橋
から行こうとしたが、落石で通行止めとのことで、グリーラインから上った。初めてでどこが観光スポットかも解らない。とりあえず最初に現われた 昇仙峡P(県営・無料)に車を停める。(15:35)

15:41 散策スタート 最初は羅漢寺をめざしたが、通行止めで引返し石門方向へ向かった。
 右側の大岩峰が美しいので写真を撮っていたが、覚円峰(かくえんぽう)は写真の中央の小さい岩峰?。

紅葉は10%程度なので観光客もわずか

石門(いしもん)

渓谷は大岩が多く見ごたえがあるが、渓谷沿いの歩道から見える所が少ないのが残念。

右写真は唯一渓谷に降りられるところから、対岸の岩峰を見上げたもので、紅葉が進めばきれいだろう。。

仙娥滝
昇仙橋を渡り、階段を登ると右手に仙娥滝(せんがたき)
しぶき(マイナスイオン)を浴びて階段を登りつめると「夫婦木姫の宮」のある商店街?に出た。ということは上の駐車場に近いと思われる。

夫婦木姫の宮
鎮座している1m近い水晶玉は、魔除・厄除・浄化・開運とある。商売臭いが、とりあえず触ってきた。

16:40?ゴール
平日の午後なので観光客が少なく、閑散としていた。混んでいないのはよいが、みやげ物屋さんの視線がつらい。
約1時間のトレッキングだった。
(コースタイムも往復1時間/3km)
それから それから↓
夕食は小作でほうとう
という事で、帰路にある小作を調べて行ったら甲府駅前で駐車場が解らない。そこで、県立美術館前の小作に変更。
18:00 小作着、「かぼちゃのほうとう」を食べる。こんなに腰がなかったかな?と思いつつ、いつものことだが、汁を飲み干し、腹が苦しい。
後記
平日だったので、紅葉渋滞に巻き込まれず往復できたが、久々の日帰り登山は疲れる。
昇仙峡に行ってみて様子が解った。1回で全部を見るには広かった。次回は羅漢寺と昇仙峡ロープウェイにしよう。
写真:162枚、走行:324km、通行料:5630、合計2諭吉
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HP03-342

山梨県の山
紅葉と富士山展望の予定は・・・
小楢山おまけに昇仙峡

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