トレック日 2014年9月12〜13日 晴/曇 山の
データ
 濁沢大峰(にごりさわおおみね) 2,700m
場  所 長野県駒ヶ根市 yahoo地図  檜尾岳(ひのきおだけ) 2,728m三等三角点
メンバー せんぼく隊(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
 熊沢岳(くまざわだけ) 2,778m
標高差 2,004m(地図)、累積標高差+1,472m−3,214m  東川岳(ひがしかわだけ) 2,671m
時  間
距  離
山行時間 15時間53分(歩13:26+休2:27分)
GPS沿面距離22.6km
 空木岳(うつぎだけ) 2,864m 二等三角点
 深田久弥の日本百名山
 甲信越百名山
 信州百名山
 
移 動
P・WC
P:菅の台バスセンターP350台、他に650台
WC:P、ロープウェイ駅、山小屋
バス:菅(すが)の台バスセンター〜しらび平駅
ロープウェイ:しらび平駅1,661m〜千畳敷駅2,612m
コース 時間 歩行+休憩時間 コースタイム 沿面距離 GPS累積標高差 m
9/12 千畳敷駅〜木曽殿山荘(泊) 7:17 歩6:22+休55 6:10 8.8km +956m−1,068m
9/13 木曽殿山荘〜空木岳〜14:32菅の台P 8:36 歩7:04+休1:32 6:35 13.8km +499m−2146m
15:53 歩13:26+休2:27分 12:45 22.6km +1,472m−3,214m
地図 & 標高グラフ
《アクセス》
海老名IC〜212km〜中央自・駒ヶ根IC〜2km〜菅の台バスセンターP.
※ICを出てからコンビニなし。(駅方向に行けばあるかも?)

《全行程》503km
9/11/13:43茅ヶ崎発〜19:27こまくさの湯〜20:11菅の台P(泊)
9/12/7:15菅の台バスセンター〜7:59千畳敷駅〜8:23登山スタート〜15:40木曽殿山荘(泊)
9/13/5:56木曽殿山荘〜空木岳〜14:32菅の台バスセンター14:51〜14:56こまくさの湯〜16:00明治亭〜中央道・原PA(泊)
9/14/6:46中央道・原PA〜9:43帰宅
《9/12のトレックコース》 《9/13のトレックコース》
8:23 千畳敷
8:57
極楽平 8:59
9:07 島田娘
9:37 P2711付近(休)
10:05
濁沢大峰
11:21
檜尾岳 11:58(昼休37分)
12:18 P2,708m
12:53 P2,680m
13:26
熊沢岳(休8分)
14:26 P2,703m
15:00 東川岳手前のピーク(休10分)
15:14
東川岳
15:40
木曽殿山荘(泊)
5:56 木曽殿山荘
6:54 第一ピーク P2,782m(休)
?  第二ピーク
7:30
空木岳 7:55(休25分)
8:01 駒峰ヒュッテ 8:28(休27分)
8:52
駒石 8:57(休)
9:20
避難小屋分岐
10:04 ヨナ沢の頭付近(巻いたため不明)
10:18
迷尾根の頭(休11分)
10:41 大地獄、鎖場
11:34 尻無、遊歩道/池山の分岐 11:40
12:01
水場 12:30(昼休29分)
12:58
鷹打場
13:20 池山林道終点・東屋
13:32 三本木地蔵
13:40 工事期間の登山口
14:32
菅の台バスセンターP

9/12 千畳敷ト〜木曽殿山荘

9/13 木曽殿山荘〜空木岳〜菅の台バスセンター
↓9/12 記録写真↓

菅の台バスセンターの駐車場
駐車場に前泊し、早朝からキップ売り場に並び、一番のバスで「しらび平」へ向かう。一番といっても9月は7:15が始発と遅い。ロープウェイは通常8:00だが、10分前の増発便がでた。

8:00 千畳敷に到着。先日、木曽殿山荘に予約した時、夕食を食べるなら小屋着は17時と言われたので、気が急くが高山病対策でゆっくりと準備をした。
 まずは、南アルプスの大展望を楽しむ。

二度目の千畳敷。雲海越しの南アや富士山がきれいだ。前回ほど花は咲いていないが千畳敷からの宝剣岳も映える。前回に続いてこの青空。千畳敷とは相性がいいのかも。

8:19 宝剣岳と千畳敷

8:23 千畳敷 2,612m スタート
コースタイムが6:10なので、目標は16:30木曽殿小屋着の予定だ。
宝剣岳を経由せず、極楽平へ向かう。
登山道脇にはリンドウ、ミヤマホツツジ、イワツメクサ、ヨツバシオガマなどが少し咲いている。

8:57 極楽平 8:59
尾根に乗るまで大変かと思ったが、ゆっくりで34分(コースタイム50分)。休憩するほど疲れていないので通過する。
我々のように千畳敷からの人、宝剣岳経由の人と賑わっている。

9:07? 島田娘
写真中央のピークが島田娘で、大岩に「島田娘」と書いてあるらしいが、見逃したようだ。

振り返ると、突出した宝剣岳の左に木曽駒ケ岳、その左奥には乗鞍岳が見える。

9:11 前方にはこれからの縦走路とその峰々が連なり、中央に明日の目的地・空木岳がそびえている。

左が空木岳、右は南駒ケ岳

東〜南のパノラマ


南〜西のパノラマ

9:21 島田娘から濁沢大峰へ下る途中、振り返り、島田娘を見上げると大勢の登山者が下ってくる。

9:51 鞍部から濁沢大峰への登り。見た目より急で、這いつくばるようにして登った。

10:05 濁沢大峰 2,700m
コースタイムから察すると「濁沢大峰」のようだが、標柱の文字は消えてしまって読めない。
岩が重なったような山頂は狭く、平らな部分がない。

濁沢大峰を通り過ぎてから振り返り見た写真。
濁沢大峰から先は、岩稜が続く。

10:16 岩稜のピークに立ち尽くす人。
こんな感じで写真に納まりたいものだ。

10:37 檜尾岳への鞍部から山頂の道。檜尾岳への登り返しもキツそうだ。鞍部付近は暖かく花が多い。
ウラシマツツツジの紅葉

檜尾岳山頂標柱と三角点TR35337560501
三等三角点:梯子樽
2727.98m

11:21 檜尾岳 2,728m11:58(昼休37分)
山頂は広く、20人位が休んでいた。東にはカワイイ檜尾避難小屋が見える。
濁沢大峰と檜尾岳を通過したので、残る縦走路の峰は「熊沢岳」と「東川岳」だ。あと二つとこの時は思ったが、実際は小さいピークがノコギリの歯のようになっていた。
12:18 P2,708 ピーク名称不明。
写真はピークより檜尾岳

無線をやっていたオジサンが地図にピーク名称を記入してあった。国土地理院の地図には名称なし。


P2,708mより空木岳。花が少ないので、チングルマが空木岳を飾る。

縦走路はハイマツが登山道を覆い、登山道がまったく見えない所もあり、険しい岩稜もある。

12:53 P2,680mを通過。やはりピーク名称は不明。

熊沢岳への縦走路

元熊沢岳山頂だろうか?文字が薄くなった標柱あり。

13:26 熊沢岳13:34(休8分)

現在の山頂はこちら。しかし、地図が示している山頂は200m位先になる。

トウヤクリンドウの緑のスジが濃い

14:26 P2,703m、熊沢岳と東川岳間にあるピークを通過。ここも名称不明。

熊沢岳から東川岳への縦走路

15:14 東川岳
本日の縦走路最後のピークはガスで展望なし。これまでの展望で満腹なので急降下にかかる。

これだけでも嬉しいのだから、全体が紅葉したら・・・

なかなか姿を現さなかった小屋がやっと見え、段差の大きい階段を下る。
15:40 木曽殿山荘(泊)
千畳敷から7時間17分で到着。(歩6:30+休47)コースタイムが6:10なので、せんぼく隊にしては上出来。目標の16:30は問題なくクリア。本日の泊りは40数人で、2枚の布団に3人だった。8月上旬に計画した時は、2枚の布団に3人と聞いて辞退した。今回は予約時に混んでいるとは言っていなかったので予約した。しかし、今日の状況はまさしく2枚の布団に3人だった。この小屋では2枚の布団に3人と言うのは普通の感覚のようだ。寝てみると、敷布団の合わせ目は寝にくく、隣との境界がわかり難い。慣れるしかないのだろう。せめてシュラフなら位置が確保されて良いのだが・・・
小屋:1泊2食¥?×2、弁当¥1,000×1
1階は食堂、2階は1フロアの寝室。寝る場所は食後に指定され、敷き・掛けふとんは敷き並べてくれた。
乾燥:玄関外に雨具を吊るす場所あり。室内には掛ける所が無い。
食事:夕食はおでん、朝食は特にメインなし。
トイレ:別棟、手洗いは天水。
水:飲料水なし。ペットボトルでの販売あり。

2階の大部屋

夕食はおでん。ちょっとパンチがないが贅沢は言うまい。寝るだけだし。

食後の運動に、義仲の力水まで往復20分の散歩。飲んでみると、冷たい。歯磨き、顔洗い用に余分に汲んできた。
↓9/12 記録写真↓

4:56 木曽殿山荘の朝ごはんで一日が始まる。
朝食のメインは?だが、お新香がおいしかった。

今の時期は山荘前からのご来光なし。
朝食前に登れば見られたかもしれないが、朝食優先なので、薄赤くなった空でガマン。

5:56 木曽殿山荘スタート
山荘前にドーンと聳えているのが第一ピークだろうか?朝からいきなり急登となる。

10分位登って振り返ると東川岳。左下に山荘遠ざかる。

6:32 見上げた先に第一ピークらしき岩峰あり。
高みに上がるたび360度の展望を楽しむ。何時雲が掛かるかわからないので、何度も同じような景色を撮りまくる。

6:54 第一ピーク P2,782m(休)
山荘から約1時間で「第一ピーク」着。振り返ると御嶽山がますます大きく見えてきた。
第二ピークの岩峰を目指して登る

岩と逆光の空木岳が絵になるが、写真の技術が伴わないので、思うような絵にならなかった。

この岩峰の先が第二ピーク?、解らないまま通過。

鬼の角のような岩と御嶽山

山頂直前のジャンプ越えの岩を通過

7:30 空木岳 7:55(休25分)
やっと着いた空木岳。第一、第二ピークの岩峰が厳しかった。
山荘から1時間34分、コースタイムは1:30なので、休憩と写真で時間を費やしたのに順調だ。


山頂標柱あり、文字が薄い。
***************
三角点確認

TR25337466501
二等三角点:駒ケ岳
標高 2863.98m
***************


これまで気が付かなかったが、槍ヶ岳や奥穂高岳も見える。富士山も南アも360度の大展望だ。山頂が広いので、写真が忙しい。

空木岳山頂から東南東に富士山と南アルプスの大展望
木曽駒ヶ岳越に北アルプスのランドマークが顔を出していた。

カシミールで確認すると、槍の隣に前穂となっていた。これが空木からの見え方のようだ。

空木岳山頂から東北東は下山ルートの池山尾根。彼方に八ヶ岳や南アルプスの山なみが美しい。
もっとゆったり、のんびりと山頂を味わいたい。どうせなら、おいしい珈琲を飲みながら休もうと、駒峰ヒュッテに向かった。
8:01 駒峰ヒュッテ 8:28(休27分)
黒っぽい外壁だが、内部は明るくきれいだった。
管理人さんに珈琲を頼んだが、売っていないとのこと。リュックの中を探したらコーヒーがあったので、千葉の女性にお湯を分けて頂き、山頂を眺めながら休憩。駒峰ヒュッテのベランダからの展望は山頂に匹敵するほど素晴らしい。奇岩の空木岳を見て、宮之浦岳が懐かしく思い出された。
 駒峰ヒュッテから下る頃には、徐々にガスが上がってきた。時折晴れ間が出るものの、登って行く人が気の毒だ。

木曽殿山荘側からの荒々しい岩峰とは正反対のおだやかな山容だ。

8:52 駒石 8:57(休)
岩の後ろからハイマツに掴まり登ってみたが、半分くらい登ったら垂直になってしまい断念。下りて正面で待つ副隊長に報告したら、ここから登れるんじゃないの?と軽く言われた。再チャレンジの気力なく駒石を後にするが、後日、写真を見るにつけ登れば良かったと後悔しきり。
9:20 避難小屋分岐
これまで登ってきた人は数人だけだったが、分岐でも数人が湯気を出して休んでいた。30人入れる駒峰ヒュッテに90人の予約が入っているが、寝具は人数分間に合うらしい。どこまで本当か解らないが、怖い話だ。その後、続々と登ってくる登山者を見ると本当かも知れない。


10:18 迷尾根の頭(休11分)
ヨナ沢の頭を休憩ポイントと思っていたが、解らなかったので、峠状の迷尾根で休憩。登ってくる人もここで一息ついていた。

10:41 大地獄、小地獄は鎖のおかげで問題なく通過

11:34 尻無、遊歩道/池山の分岐 11:40
分岐はどちらも下山コースのなので、悩んだ。他の登山者も地図を出して悩んでいた。登ってきた人は遊歩道の方が楽だと言うので、遊歩道を選択したが、下りの場合は遠回りだったかも。

12:01 水場 12:30(昼休29分)
ゴボゴボ吹出す水場がある。義仲には悪いが、こっちがおいしいかも?。水場横のベンチで昼食。写真は木曽殿山荘の弁当。
林道登山口からタクシー相乗り下山も考えていたが、時間が早いことと、まだ下れそうなので、タクシーを止めて自力下山を選択。

 木曽殿山荘で一緒だった、単独男性は空木岳から南駒ヶ岳を3時間で往復してから追い付いて来た。なんという脚力だろうか。うらやましい。昨晩はたらふく飲んでいたのに。
12:58 鷹打場からの下りは登山道にしては広く、車道にしては狭い道で、大きく巻いているのがウンザリ。怪しげなショートカットに入るべきだったかも?

13:20 池山林道終点・東屋(左写真)
広い駐車場があるも、林道通行止めで1台の車も無い。トイレは、かなり汚い。
13:32 三本木地蔵
木曽殿山荘で、この付近で熊が出たと聞いた。今回は副隊長が鈴を鳴らしているが、鈴ナシの登山者が以外と多い。


13:40 工事期間の登山口(写真右)
この場所には大きいPが無く、数台が路肩に停まっているだけだ。
林道を横断しショートカット登山道を下る。

登山口には熊情報
 林道を通らずに直に下る登山道は、なだらかに見えるが、キツイ。登っていく登山者は下を向いて黙々と汗を流して登っている。
 下るにつれ、膝が疲れてきたので、タクシーの選択肢もありだったなと二人で意見が一致したが、後の祭り。タクシーを検討していた千葉の女性がどうしたか?気に掛かる。しかし、我々以上の脚力かも知れない。
※後日、NETで彼女の山行文を拝見し、無事に下山したことが解り良かった。
14:12 スキー場
スキー場の数ヶ所のPは満車。(後日の情報で、9/13(土)は菅の台Pが満車のため、スキー場Pに誘導され、シャトルバスで菅の台バスセンターへ行ったらしい)先行する登山者に付いて何度か舗装道路を横断し下ると、先行者を見失ってしまった。恥ずかしいが、観光客に教えてもらい、駒の池、菅の台バスセンターへと向かう。

駒の池
14:32 菅の台バスセンター ゴール
木曽殿山荘から菅の台まで
8時間36分(歩7:04+休1:32)>CT6:35
駒峰ヒュッテから、約6時間の下りは長かった。飽きてしまった。膝爆弾を警戒するあまりサポーターを締めすぎ、血行が阻害されたのではと心配になった。体に色々なご褒美をあげなければ。
↓それから↓
14:56こまくさの湯
山の前も後も「こまくさの湯」に入った。駐車場から近いので便利だ。
下山時に見かけた若者が、盗難?にあったらしく、警察官とやり取りしていた。
16:00明治亭、中央アルプス登山口店
こまくさの湯の隣がソースカツドンで有名な「ガロ」しかし、準備中。
そこで、道路向かいの「明治亭」でソースカツドンを食べた。ここも有名らしく、客が多い。値段が¥1445とちょとお高い。味は700円程度のカツドンとは比較にならないくらいおいしかったが、量が多過ぎ、二日分の肉を食べたような気がする。
↓後記
燕岳も奇岩だったが、空木岳もまた奇岩の山だった。
池山尾根日帰りピストンの登山者が多い。リュックが軽そうでうらやましいが、このコースの日帰りは厳しそうだ。

2014年9月27日、御嶽山が噴火し、ケガ人が出たと、ニュースで見た。
御嶽山は今回の山行で、とてもよく見えた。「御嶽山に登った時は、山頂近くで噴煙が上がっていたけど今日は煙が出ていないね」などと話をしていたので驚いた。

2014年9月28日、
御嶽山の状況が明らかになるにつれ被害者が増えて痛ましい。31人が心肺停止、43人が行方不明の情報に言葉が無い。気軽に登れる山でこんなことがあろうとは予想だにしなかった。

ロープウェイ+バス片道¥2,030
写真628枚、走行503km、 燃費14.28km/L、通行料¥10,700
計6諭吉
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HP03-340

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縦走路は展望台の連続だ!      
空木岳(うつぎだけ)
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