トレック日 |
2014年8月4〜5日 晴/曇 |
山の
データ |
鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)
南峰:2,889m、北峰:2,842m
※二等三角点あり 深田久弥の日本百名山
花の百名山
新・花の百名山
甲信越百名山 、信州百名山 |
場 所 |
長野県/富山県 yahoo地図 |
メンバー |
せんぼく隊(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
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時 間
距 離 |
山行2日間、 17時間57分(歩14:32+休3:25)
標高差1579m 、 累積標高差 約2861m 、沿面距離26.1km |
移 動
P
WC |
《移動》車(ノア)
《扇沢出合P》
柏原新道最寄P60台、無料。橋の前後にある。トイレなし
他に、扇沢駅市営駐車場320台無料、扇沢駅有料駐車場400台 1,000円/1日がある。柏原新道まで15分位の歩きを要す。
《WC》
各山小屋
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爺ヶ岳(じいがたけ)
中央峰:2,670m、南峰:2,660m
※三等三角点あり 日本三百名山
花の百名山
甲信越百名山 、信州百名山 |
布引山:2,683m
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時間&距離&標高差データ
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コース |
時間 |
歩行+休憩時間 |
コースタイム |
距離 |
GPS累積標高差 |
8/4 |
扇沢出合P〜柏原新道〜冷池小屋(泊) |
7:07 |
歩6:12+休0:55 |
6:00 |
9.4 |
+1,475m−368m |
8/5 |
冷池小屋〜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳〜扇沢出合P |
10:50 |
歩8:20+休2:30 |
8:30 |
16.7 |
+1,420m−2,458m |
計 |
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17:57 |
歩14:32+休3:25 |
14:30 |
26.1 |
+−2,861m |
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オメメがかわいいライちゃん 2014/8/5/12:47 種池山荘付近にて |
↓地図 & 標高グラフ↓ |
《アクセス》
自宅〜中央自〜長野自・安曇野IC〜扇沢出合P
●海老名IC〜安曇野ICまで206km、3時間 ¥5560(休日・夜間¥4240)
●安曇野IC〜扇沢出合Pまで43km/1:30分 |
《全行程》
■8/3(日)■11:14茅ヶ崎発〜海老名IC〜長野自・安曇野IC〜15:20ちひろ美術館17:00〜
17:09レストラン鈴音/すずむし荘(温泉)18:45〜19:37道の駅安曇野松川(泊)
■8/4(月)■5:16道の駅安曇野松川〜5:49扇沢出合P〜6:04鹿島槍ヶ岳登山一日目〜13:11冷池山荘(泊)
■8/5(火)■5:44冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳登山二日目〜16:34扇沢出合P16:50〜17:03薬師の湯〜四季の郷(夕食)〜
20:00長野自・梓川SA(泊)
■8/6(水)■6:33長野自・梓川SA〜海老名IC〜11:32帰宅 |
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《ルート》
■8月4日(月)■
6:04 扇沢出合Pスタート
6:07 柏原新道入口 H1,350m
7:31 ケルン
7:56 駅見岬(休8分)
9:51 富士見坂(休12分)
10:24 種池山荘(休13分)10:37
11:28 爺ヶ岳南峰(昼休22分)11:50
12:57 冷乗越
13:11 冷池山荘ゴール(泊)
山行時間 7時間7分(歩6:12+休55分)
コースタイム6:00(予想8:00、実際7:07)
《コースタイム詳細》
扇沢出合P登山口〜3:50〜種池山荘〜1:00〜爺ヶ岳
〜1:10〜冷池山荘
■8月5日(火)■
5:44 冷池山荘スタート
6:51 布引山2,683m
7:49 鹿島槍ヶ岳南峰2,889m (休27分)8:16
8:54 布引山
9:51 冷池山荘 (昼休54分)10:45
12:01 爺ヶ岳本峰・中央峰2,670m (休8分)12:09
13:05 種池山荘(休40分)13:45
14:42 (休7分)
15:29 ケルン(休7分)
15:53 八ツ見ベンチ(休7分)
16:32 柏原新道入口
16:34 扇沢出合P
山行時間 10時間50分(歩8:20+休2:30)
コースタイム8:30(予想11:30、実際10:50)
《コースタイム詳細》
冷池山荘〜1:20〜布引山〜50〜鹿島槍ヶ岳南峰
〜40〜布引山〜50〜冷池山荘〜2:20〜種池山荘
〜2:30〜登山口扇沢出合P
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↓記録写真↓ |
■8月4日(月)■扇沢出合〜冷池山荘 |
剱・立山の時は無料Pに入れず¥1,000/日だった。今回は扇沢出合無料Pに入れるため、早起きして扇沢に6時前に着いた。柏原新道近くの無料Pがまだ10台位空いていた。
6:04 扇沢Pスタート
駐車場が無料で良いがトイレが無いので前泊出来ないのが残念。 |
6:07 柏原新道入口 H1,350m
入口にプレハブの小屋があり監視人?が常駐していた。登山届けはNETで提出済なので、現地の登山届けは名前だけを書いて通過した。 |
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登山道は良く整備され無理なく登れる。枝道が無く、足場がいいので、これなら帰りが暗くなってもOKかも?。なんて今から帰りの心配をしている。それにしても柏原新道は良く出来ている。
7:00 八ツ見ベンチ(休)
7:31 ケルン(左写真)
7:56 駅見岬(休8分)
各ポイントで休憩している人が多いので、駅見岬を過ぎたところで休憩。 |
8:13 かなたの稜線に |
種池山荘拡大。見えてから着くまで2時間かかった。 |
8:28 一枚岩 どこが岩かわからない?
8:51 石だたみ(写真上)
岩ゴーロだが、配置が巧みで歩きやすい。
9:08 (休) |
9:11 水平道
後が心配になる位にフラットな道が水平岬まで続く。
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9:23 石ベンチ、約1時間ピッチで休んでいるので通過〜9:27 アザミ沢〜9:40
ガラ場を通過。
9:43 雪渓横断(写真上)
通路部分の雪を削ってあるので普通に歩ける。 |
9:51 富士見坂(休12分)
立てて置いていたリュックが転げて土だらけ。
10:12 鉄砲坂(写真上) 石畳、石段の直登はこれまでよりキツイ |
小2・4?女の子二人と父親が同じペースで前後していた。鉄砲坂で子供がペースダウンしていたが、小屋が見えたとたんに元気になり追い越して行った。やっぱり子供は体力がすごい。(やる気さえ出れば)
種池山荘直下の登山道はお花畑になっているが、子供には目に入らないようだ。 |
10:24 種池山荘(休13分)10:37
たくさんのテーブルベンチがあり大勢が休憩している。神奈川県某金時山や某大山では店前のテーブルは、買わない人は使えない。ここは北アルプス、セコイ小屋は無い(と思う)
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《種池山荘までの主な花》
ハクサンオミナエシ、アキノキリンソウ、オオバギボウシ、カライトソウ、黄・白ニガナ、ヨツバシオガマ、ヤマハハコ、キオン?、ゴゼンタチバナ、シャクナゲ、ミツバオウレン、イワオウギ、アカモノ、カラマツソウ、マイズルソウ、コイワカガミ、オオバキスミレなどよく見かける花が少量咲いている。珍しいのはオオヒョウタンボク。種池山荘の下はお花畑になっていて、ミヤマキンポウゲ、ハクサンフウロ、チングルマ、シシウドなどたくさん咲いている。
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種池山荘の名前の由来である「種池」。池塘のようだが、なぜ種池なのか、説明はない。 |
種池山荘から爺ヶ岳に向かって、チングルマとコイワカガミのお花畑を行く。 |
前は、爺ヶ岳 |
振り返ると、剱・立山の頭は雲の中。異彩を放っているのが、種池山荘。
他の小屋と違って、オレンジの屋根がひときわ目立ち、稜線のワンポイントになっている。 |
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途中の休憩で、先に休んでいた愛媛の夫婦と話す。
ご主人は以前来た事があり、今回は奥さんを伴っての鹿島槍。
四国の山の話やらで盛り上がった。「同じ部屋になるといいですね」と言っていたが、冷池山荘には我々の方が早く着いたので、別々となった。 |
11:28 爺ヶ岳南峰(昼休22分)11:50
爺ヶ岳に登って日帰りという女性もいたので、その爺ヶ岳とやらに行ってみよう。と、尾根伝いに登った。
(後で解ったが、正規登山道があった)
着いた所は「爺ヶ岳南峰」。娘二人の父に写真を撮ってもらう。お返しに撮ってあげたが、その時、爺が真ん中にと注文をつけた。まだ爺ではないよ!と副隊長に言われた。そう言えば娘二人はまだ若かった。大変失礼した。この三人は明日も同じペースで、最後は薬師の湯でも会った。
厚い雲は取れそうに無く剱・立山の展望はない。山頂は傾斜があるが広い。岩ゴーロだが、腰掛にちょうど良い。山頂の少し下にはコマクサが群生している。 |
南峰から下った所で、ビックリ仰天!、先週、飯豊山の山頂で写真を撮ってくれた登山者に会った。アネサン帽子なのでもしやと思って尋ねるとビンゴ!宮城・気仙沼から来たそうで、今回は3人組だった。爺ヶ岳中峰の帰りで鹿島槍は以前行ったので行かないそうだ。こんな偶然が起こるとは驚きだ。
それにしても先週飯豊山で、今日は爺ヶ岳とは、なんたる山キチガイだ。我々は三週続けているのでもっとキチガイだ。 |
12:21 爺ヶ岳北峰の左を巻いて進む。この時は、北峰も知らず、ただ巻くことが嬉しく通過したのだった。 |
振り返ると爺ヶ岳(左)、そして種池山荘へ稜線が続く |
前は、稜線の先に赤い屋根の冷池山荘が見える。雲は稜線で停滞している。雲のある右側が安曇野だ。 |
12:57 冷乗越の展望ポイントは真っ白 |
《 8/4、種池山荘から冷池山荘までの花 》
種池山荘からのお花畑は、チングルマ、コイワカガミ、ショウジョウバカマ、アオノツガザクラが多い。
稜線にはウラジロナナカマド、アカモノ、ハクサンシャクナゲ、クロウスゴ、クロマメノキが多い。
爺ヶ岳付近の砂礫池にコマクサが群生しているが、登山道から見られる花は少ない。
他にはミヤマダイコンソウ、コゴメグサ、コケモモ、イワツメクサ、ミネウスユキソウ
、チシマギキョウ、エゾシオガマ、ミヤマホツツジ、オオタカネバラ?など。 |
剱岳! 立山はあと少しで山頂が見えそうだ。 |
冷池山荘 |
冷池?。冷たい水がコンコンと湧いていたらしい。 |
13:11 冷池山荘ゴール(泊) 小屋に着いたのが早いので、鹿島槍ピストンも考えた。天気が悪いので、小屋番さんのアドバイスに従い、明日登ることにした。もっとも、せんぼく隊の足では行ったとしても夕食に間に合わなかったかも? |
部屋は2階6号室。2層になっているが下層8人部屋で助かった。既に1組目の茨城夫婦が入っていて、我々が2組目、3組目は福島夫婦。結局、3組6人だった。
愛媛夫婦は二人部屋をゲットしたようだ。
時間を持て余し、外でビール。不整脈が心配なので350缶にした。外のベンチでは福島夫婦に肴を分けていただき、話が盛り上がった。せんぼく隊は、これまで飯豊・吾妻・安達太良・磐梯・会津駒・燧と福島の山を登っているので共通の話題で盛り上がった。
福島夫婦は北岳の予定が林道通行止めで、急遽こちらに変更したそうだ。我々も、前日に空木岳の小屋が混んでいたため、こちらに変更した。偶然がもたらした一期一会。 |
16:57 夕食
メインはトンカツと魚の煮付けで、小鉢でソバもあり、おいしく完食した。
《 冷池山荘 》
一泊二食¥9500、昼食(チラシ寿司)¥900
水は一人1g無料、それ以上は有料。
洗面所は消毒済の天水。トイレは天水の簡易水栓。
乾燥室あり。リュックのデポは乾燥室か自炊食堂。
更衣室、洗面所、談話室あり。
部屋は2階、8人部屋×2層になっていた。
ブレスサーモふとん+毛布だが、今の季節は毛布で十分だった。 |
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夕食後、外に出ると安曇野の町は見えてきたが、鹿島槍は依然として雲に覆われていた。他の登山者も麓の天気予報を見て、晴れを確信して登ってきたそうだ。明日はきっと晴れるだろう。
本日の山行時間 7時間7分(歩6:12+休55分)
コースタイム6:00(予想8:00、実際7:07) |
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■8月5日(火)■冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳〜扇沢出合 |
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4:40頃から外で、ご来光を待つ。上空の雲を真っ赤に染めて日が昇った。 |
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5:00 朝食。
茨城、福島、愛媛の知り合った3組の夫婦はいずれも朝食を食べず、5時前に早立ちした。帰りのロングコースのことを考えてのことだろう。せんぼく隊の考えが甘いのか、食い意地が張っているのか?、暖かい朝食を食べずには歩けない。
5:44 冷池山荘スタート
目標6時スタートだったが、皆早いので、せんぼく隊も急ぐ。 |
昨日歩いた稜線方向は青空が多い |
立山、剱岳方向も青空あり。 |
10分位でテン場を通過。彼らは小屋から遠くて気の毒だ。 |
前は雲で布引山しか見えない。後ろの青空がうらめしい |
登山道脇には残雪があり、雪が消えたところにはチングルマやミヤマキンポウゲのお花畑となっている。
布引山への登山道は石ゴーロで急登だ。 |
時々休み、振り返ると昨日の稜線に朝日が当たり美しい。雲は多いが青空も見えるので、期待がもてる。 |
6:51 布引山2,683m (写真は復路で撮影) |
布引山の山頂 (写真は復路で撮影) |
7:18 雷鳥(1回目)
下山してきた茨城夫婦が立ち止まっていた。何かと思ったら雷鳥が登山道で何かをついばんでいた。
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ハイマツに入るまでしばらく観察 |
前を行く登山者がゆっくりとペンギン歩き。急登なので、我々もゆっくり付いて行く。彼は1回目が雨で、再訪とのこと。雨男と一緒になってしまったとは・・・ |
7:49 鹿島槍ヶ岳南峰2,889m |
三角点全景 |
二等三角点:鹿島入はコンクリートで固められている。 |
山頂に着くとまた雷鳥が現れた。景色は見えないので雷鳥ウォッチ優先。(2回目)
記念写真を撮り、三角点を確認。北峰への道を少し下ったが、なーんにも見えないのですぐ引き返した。
腹だし原田氏
私は汗っかきで、半袖になることが多い。でも今回は寒いので長袖2枚+雨ガッパだ。
そんな天候だが、後続の登山者はタンクトップのようなシャツをめくりあげて腹を出していた。山頂で話をしたら、苗字が原田だと言う。食べていたパンをチョット吹き出してしまった。彼は思いっきり鳥肌になっていたが、違うと言い、こすって消していた。なんともユニークで、展望の無い山頂でも楽しかった。ハラダ氏ありがとう。 |
8:11 雷鳥が家族全員で山頂に戻ってきたので、家族写真を撮った。 |
8:16 下山(休27分)
イワヒバリも警戒心が少なく、登山道をウロチョロ |
晴れそうな予感に後ろ髪引かれる思いで下山 |
8:54 布引山 2,683mに帰りも立ち寄る。
布引山に掛かっていた雲は飛んでいったが、鹿島槍の山頂は相変わらず雲に覆われている。 |
山なみの展望はダメだが、これから帰る稜線ははっきりと見え、谷越しの尾根に小さく種池山荘が見える。左から爺を廻ってあそこまで行くと思うと、結構楽しく曇りの悲壮感はない。 |
《 8/5、冷池山荘〜鹿島槍の花 》
残雪付近はチングルマ、ミヤマキンポウゲのお花畑となっている。登山道付近は岩稜でタカネツメクサ、イワベンケイ、チシマギキョウ、ミヤマ?コゴメグサ、コケモモなどが多く咲き、オオタカネバラ?、クロトウヒレン、トリカブト、テガタチドリ?、イブキジャコウソウ、カンチコウゾリナなどは少ない。 |
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9:51 冷池山荘
乾燥室に預けてあった荷物とリュックを回収し、早昼にした。
冷池山荘の昼弁当を鹿島槍まで背負っていったが、持って行かなくても良かったと、いまさら思った。弁当はチラシ寿司だった。
10:45 同発(昼休54分)
復路は通常下るのだが、今回は爺ヶ岳までの標高差400m位を登らなければ帰れない。疲れている足に辛い登りだ。
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爺ヶ岳についてはまったく調べていなかったので、三峰あることも知らず往路で南峰に登った。アネサン帽子の登山者が、爺ヶ岳中峰から来た時に気がつけばよかったが、出会いに驚いて気が付かなかった。改めて地図を見ると、中峰が最高峰で三角点があるようだ。と言う事で、復路は爺ヶ岳中峰を踏むことにした。
※爺ヶ岳北峰への踏み跡は全てロープで規制されているので、通過した。
鹿島槍から下った所で登って行く子供に会った。その子に爺ヶ岳の下で追い越された。あまりに早いので尋ねると中1で、登山暦は我々よりあるらしい。越されて納得。 |
振り返り見る冷池山荘への稜線は相変わらず半分が雲の中 |
「中峰」の道標から登る |
珍しく荒い岩稜の登山道を登り、稜線に出た。
道標から山頂までは6分だった。 |
12:01 爺ヶ岳本峰・中央峰2,670m
これでやっと爺ヶ岳を踏んだ。山頂には先客が一人。帰ろうとしていたが、引き止めて写真を撮ってもらった。彼には鹿島槍でも撮ってもらったかも? |
三等三角点:祖父岳確認
12:09 同発(休8分 |
隣に見える南峰にも約1名が見える。昨日に比べると、静かな山になった。 |
12:46 雷鳥3回目、種池山荘近くの登山道。 |
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今日の最短距離で観察。オメメの上の赤いアイラインが若干見えたが、オスではなさそう。子供は頭以外は親と同じ模様になっている。メスが突然羽ばたきしたら土埃が舞った。雷鳥は土浴びをするそうなので、羽の間に土が溜まっていたんだろう。
今日三度目の雷鳥観察だが、オスには未だお目にかかっていない。 |
13:05 種池山荘
ラーメンのいい匂いに負けて、二人で1杯、2回目の昼ゴハンになった。このラーメンが絶品。スープといいチャーシューといい、これはその道のプロが作ったとしか思えない。あまりのおいしさに、塩分をたっぷりと補給してしまった。
13:45 同発(休40分) |
種池山荘からの復路はひたすら下る。小休止をいつもより長く取り足を休める。
14:42 (休7分)
雨がポツリ、念のためリュックカバーを付けたが、登ってくる登山者はカッパを着ていないので、まだ安心だ。
15:29 ケルン(休7分)
15:53 八ツ見ベンチ(休7分)
16:32 柏原新道入口
16:34 扇沢出合Pゴーーール。
種池山荘から休憩込みで約3時間半。二人ともよく膝が耐えられたものだ。毎週登山で調子良くなってきたのだろうか?
いや、登山道が良かったのだろう。
計画時はヘッドライトを覚悟していたが、鹿島槍北峰を止めたことと、概ねコースタイムで歩けたため、かなり早くゴールできた。
本日の山行時間 10時間50分(歩8:20+休2:30)
コースタイム8:30(予想11:30、実際10:50) |
↓鹿島槍ヶ岳&爺ヶ岳、8月の花↓ |
2014年8月4日、扇沢出合から冷池山荘までの花 |
白いイワギキョウのような花? |
端が赤いゴゼンタチバナ |
コイワカガミ |
ミヤマキンポウゲ |
ハクサンオミナエシ |
ミツバオウレン |
これもカラマツソウだろうか? |
オオバキスミレ |
オオヒョウタンボク 面白い! |
チングルマ |
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ベニバナイチゴ |
ベニバナイチゴの実 |
ハクサンフウロ |
アカモノ |
コケモモ |
エゾシオガマ |
ウサギギク |
オオタカネバラ? |
ウラジロナナカマド? |
ハクサンシャクナゲ |
コマクサ |
ミヤマ?コゴメグサ |
ミネウスユキソウ (峰薄雪草) |
チシマギキョウ |
ミヤマホツツジ |
シロバナニガナ |
ウツボグサ/タテヤマウツボグサ? |
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他には
アキノキリンソウ、オオバギボウシ、カライトソウ、ハナニガナ、ヨツバシオガマ、ヤマハハコ、キオン?、ヤマブキショウマ?、ギンリョウソウ、イワオウギ、マイズルソウ、シシウド、ショウジョウバカマ、アオノツガザクラ、ヤマハハコ、クロウスゴ、クロマメノキ、ミヤマダイコンソウ、イワツメクサ・・・・・etc |
2014年8月5日、冷池山荘から鹿島槍ヶ岳までの花 |
キヌガサソウ |
ハクサンシャクナゲ |
クロトウヒレン |
イブキジャコウソウ |
タイツリオウギ?(やけに赤い) |
トリカブト |
カンチコウゾリナ |
|
他には
チングルマ、ミヤマキンポウゲ、タカネツメクサ、イワベンケイ、チシマギキョウ、ミヤマ?コゴメグサ、コケモモ、オオタカネバラ?、オトコヨモギ、ヨツバシオガマ、イワツメクサ、テガタチドリ?、タカネツメクサ、・・・・etc
注)本文中の花の名前は間違いが多いです。特に山域による名前の違いは見分けが未だできません。 |
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↓三角点のデータ↓ |
山名
コード
等級
点名
標高
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鹿島槍ヶ岳
TR25437754901
二等三角点
鹿島入
2889.21m
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写真20140805 |
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山名
コード
等級
点名
標高
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爺ヶ岳(中央峰)
TR35437760001
三等三角点
祖父岳
2669.93m
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写真20140805 |
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↓その前に↓ |
《 8/3(日)15:20〜安曇野ちひろ美術館 》
今回の移動日は、松川村の「安曇野ちひろ美術館」 を見学した。、入館料¥700(/1名
※NETで100円割引券を印刷して持参した。
ほんわかした子供の絵を書く絵本作家としか知識が無かった。美術館で、彼女の生い立ち、考え方を知り、心打たれるものがあった。絵本で平和の大切さを語る。これが岩崎ちひろだったのか。
この歳になって、絵本からあふれ出る想いを知った。
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《 8/3(日)17:09〜レストラン鈴音/すずむし荘(温泉) 》
ちひろ美術館に行くときに「すずむし荘」を見かけたので、寄ってみたら温泉だった。レストランも隣にあり、入浴+食事で\1,000円セット。 |
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↓それから↓ |
《 8/5(火) 薬師の湯 》
700円のところ、冷池にあった割引券で500円
脱衣室で愛媛夫婦のご主人とバッタリ。下山中はどこの夫婦にも追いつけなかったが、やっと再会できた。復路は種池に泊る予定だったが、キャンセルして下ってきたそうだ。奥さんはかなり疲れたらしく、ケンカしながら降りてきたとぼやいていたそうだ。お元気で。
割引券があればまた行きたい温泉だ。(薬師の湯HPにも割引券があった) |
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↓後記↓ |
先々週の燕岳〜常念と先週の飯豊山は行程の半分は快晴だった。怒涛の三3週週連続登山となった今回は最高の天気になるはずだった。しかし、山の天気は甘くなかった。8月の夏休みで、4週連続をたくらんでいたが、怪しい天気なので中止した。
おかげで、これまでの山行記録の整理ができたが、暇に任せて長ーーーい記録になってしまった。つくづく、まとめる能力のないことを実感する。
《データ》
写真:canonS95 427枚、sonyTX-5 146枚、計573枚
走行554km、燃費13.4km/L
通行料:海老名〜安曇野¥3890(割引前5560)、安曇野〜海老名¥4240(割引前5560)、往復で料金が違うのは?
計5諭吉 |
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