何度か松田山のピークを探しに行ったが、解らず、ゴルフ場内にあるか、あるいは削られてしまったのでは?と思っていた。
これまでは、新・分県登山ガイド「神奈川県の山」、2006年山と高原地図を参考にしていたが、載っている登山ルートに山頂は無かった。
今回、西丹沢詳細地図を見ると568mピーク近くを通るルートが載っていた。
百聞は一見にしかず、花見を兼ねて確かめてみよう。
花見の時期は駐車場が大混雑だが、昼過ぎに到着なので、駐車場が数台分空いていた。
猟犬と鉄砲隊も来ていないので、安心して歩けそうだ。 |
13:40 公園上Pスタート
午後になっても花見や団体登山者が多いことに驚く。初めて来たころは教えたいが教えたくない花園1だった。今では有名になってしまい微妙な気持ち。
もっとも、私も最明寺史跡公園ファンを増やしてしまったので、更に微妙だ。
13:45 最明寺史跡公園 13:50
桜が満開だと京舞妓と菊桃が蕾だったり、なかなか揃って咲くことがなかったが、なんと今回はほとんどの桜が咲いている。
ゆっくりしかったが、花見の喧騒から逃れるように松田山を目指
して行く。池の周りは色とりどりの桜、ハイキングコースは白い桜が満開。 |
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池の淵のしだれ桜も満開 |
ハイカー、観光客、みんな幸せにつつまれる。 |
? |
ハナニラ |
14:08 分岐、左:高松山方向。
松田山ピークに向かって登ると、東西に水平な登山道に突き当たる。「松田町」と「虫沢古道を守る会」の道標がある。
高松山方向へ少し行ってみた。こちらは見覚えがあり、以前も通ったことがある。登山道は若干下っていくので、山頂が無いことはあきらか。Uターンする。 |
分岐に戻り、右の寄自然休養村方向へ進むと、曲がり角になり、「松田町」の道標がある。
GPS=560〜566mで、山頂標高に近いが、山頂の感じはしない。
左に90度曲がり、ゴルフ場境界方向に進む。
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左は藪で谷になっている。前方の高みが怪しい。 |
右はゴルフ場でプレーする人の声が聞こえるほど近い。 |
14:20 松田山?568mはここだ!? GPS=569m
登山道の緩やかなピークが松田山の山頂か?。
右のゴルフ場は登山道より低く、左の雑木林は谷状に窪んでいるので、ここが松田山の山頂と思われる。 |
周りを見渡してもここより高い所は無さそうだ。
何故標識が無いのか?深い訳でもあるのか?謎は尽きないが、一歩前進した。
※2018/4/10,、松田山手製山頂標識発見!詳細はHP03-480にあります。
14:24 寄への下降点、
ピークの先に「松田町」の道標があり、急降下が始まる。 |
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14:30 東屋 GPS=543
なだらかな尾根の先端に東屋。大きな説明板は判別できないほど痛んでいた。これよりまたまた急降下。こんなに下ったら、帰りが思いやられる。 |
14:52 五之沢 345m GPS=344
約200mの急降下だった。沢付近にはニリンソウが群生している。沢水は飲用不可と書いてあるが、ゴルフ場下流の水なので、書いて無くても飲めない。 |
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14:57 みどりの風展望台 375m GPS=376
手書きの標高値とmyGPS値がほぼ一致していた。 |
14:59 鉄塔分岐 15:04 「松田町」と「虫沢古道を守る会」の道標あり。鉄塔上から西へ30分の林道歩きとなる。 |
15:06 山北町1級観測基準点GPS.6 |
鉄塔の道標では来た方向が「最明寺公園」となっているが、鉄塔の上に上がり、「高松集落尺里峠」へフラットの林道?(未舗装)を行く。
15:26 予定通り約30分で分岐。「松田町」と「虫沢古道を守る会」の道標あり。左:最明寺史跡公園30分
直進:尺里1:10、右:寄自然休養村1:10・第六天・高松山 |
最明寺史跡公園への道。松田山から急降下した分を登り返すのが恐ろしかったが、緩い農道のような道で、歩きやすかった。 |
15:53 苦も無く 最明寺史跡公園上のベンチに着き、公園を俯瞰する。以前はここに東屋があった気がする。 |
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16:04 最明寺史跡公園 16:24(休20分)GPS=442
スタートからずっと背負っていたサーモスのお湯がやっと出番。
せんぼく隊の定位置となっている「京舞妓」前のベンチでコーヒータイム。ハイキング前に食べた昼のラーメンがもたれて、道中、何も食べていなかったので、オヤツがことのほか美味しい。
16:40 ゴール |