山行日 2013年4月10日(水)晴
山 名
標 高
弥山(みせん) 535m 
二等三角点:御山
場  所 広島県廿日市市宮島町
メンバー せんぼく隊2名
senboku隊長、たかちゃん副隊長
標高差 獅子岩駅〜弥山の標高差:105m
獅子岩駅〜弥山の累積標高差:約287m
時  間
距  離
獅子岩駅から山頂まで往復のデータ
山行 :57分 
(歩47分+山頂休10分)

往路 23分<コースタイム30分
復路 24分≒コースタイム30分

※厳島神社(大願寺)〜山頂〜商店街は
2時間35分
沿面距離 2.9km

三角点
データ
山名
コード
点名
等級
緯度
経度
標高
状態
弥山
TR25132323501
御山
二等三角点
34°16′46″.4444
132°19′10″.5554

529.83m
正常2011/10/31
所在 広島県廿日市市宮島町大字御山都市公園地頂上石
移 動
P・WC
往復飛行機の観光ツアー
WC:
獅子岩駅、弥山本堂、山頂(仮設)



厳島神社の背景は弥山
  前日(4/9)のフェリーより仰ぎ見る。
地図・コース↓

S=1/30000
トレッキング部分の拡大

S=1/9000
《観光&トレックルート》
08:00 ホテル宮離宮
08:17 厳島神社8:40
*****************
08:50大願寺
09:15 紅葉谷駅
 ロープウェイ
09:42 獅子岩駅

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09:50 獅子岩駅スタート
10:05 霊火堂10:08
10:13 弥山、山頂
(写真10分)
10:23 下山
10:31 霊火堂10:34
10:47 獅子岩駅ゴール

*****************
10:50 獅子岩駅
 ロープウェイ
11:10 紅葉谷駅
11:25 商店街・だいこん屋

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12:30 宮島桟橋
↓記録写真↓
4月9日18:13、大鳥居に夕日が沈む。なんとも幻想的で美しいのだが、なぜか廻りは外人さんだらけ。外人さんに、大鳥居がより神秘的に映り、東洋の夕焼けが忘れられないものとなれば、日本人として嬉しい。
4月10日8:00 ホテル宮離宮より約40名の観光ツアーで出発。荷物はホテルに預けて身軽だ。
8:17 厳島神社参拝。概ね一番乗りなので、すがすがしい。

8:25、厳島神社お約束のショット。満潮まで1時間あるが、大潮なのでいい感じに満ちてきた。
08:40 大願寺
 日本三大弁財天として有名。本堂奥の書院は、第二次長州戦争の時、勝海舟と長州藩藩士らが会談をした場所として知られる。
 本堂前の木は、九本松と名付けられた高さ18mになる黒松です。明治時代になり、伊藤博文によって植えられた根元から9本に広がった松です。


08:50 大願寺よりロープウェイの駅に向う。

09:15 紅葉谷駅よりロープウェイに乗る。
榧谷(カヤタニ)駅で乗り換え。

09:42 獅子岩駅、少し登ると獅子岩展望台

瀬戸内の多島美を眺める。
 獅子岩展望台から弥山、山頂を望む。360度の景色をゆっくり楽しみたいが、弥山へ登って11:30には商店街の「だいこん屋」に戻らなければならない。

《これより目的のトレッキング開始》
09:50 獅子岩駅よりスタート
観光ツアーから離脱し、せんぼく隊で山頂アタック。
10:05 霊火堂10:08
 前日のライトアップ遊覧船のおかみさんが、霊火堂の釜の湯を飲むと死ななくなる?と言っていた。(後日、パンフレットを見ると万病に効くとあった)。ともかく飲んでみた。神経痛や膝痛が治るかも知れない。

三鬼堂

観音堂・文殊堂

不動岩

くぐり岩、中央のグリコポーズは副隊長
10:13 弥山、山頂
 獅子岩駅から23分
霊火堂に立ち寄ったので、正味20分の登りだった。簡単に到達したので、実感が湧かない。
 海から見た、厳島神社の背後に聳えた岩峰に今、立っているのだ。
 山頂の桜は、満開を少し過ぎているが美しい。

 山頂の南方向には大岩がある。瀬戸内の展望はこちら側だろうが、裏に廻ったらアベック(古いっ!)が岩陰にいたので、遠慮して戻ったため、見逃した。

 展望台工事のバリケードは強風対策だろうか、倒してあった。おかげで山頂の写真が撮れた。
 北方向は中央に三角点があり、その先が展望台があった場所のようだ。(既に解体が終了)展望台からの景色は見られなかったが、展望台が無い山頂の方が貴重かも知れない。

 写真やらなんやらで10分経過。帰らねば。

山頂の二等三角点:御山

10:23 下山
西方向?に少し低いピークがあり、山頂が少し禿ている。

干満岩。標識の右上の穴が肝心。
「潮の干満に合わせて、穴の中の水位が変わると言われる不思議な岩穴」

残念ながら未確認。
大日堂

10:31 弥山本堂 10:34
お向かいの霊火堂にもう一度立ち寄る。

願い地蔵、ごめんね地蔵。霊火堂・消えずの火の灰を混ぜて作った地蔵だそうな。弘法大師もビックリ。
閼伽井堂(あかいどう)、往路では人だかりが出来ていた。
何だろうと思って覗くと、「弘法大師が初めて・・・用いた清浄水・・・」とあり、柄杓がある。この水を飲んでいたのかも?

10:37 獅子岩駅と瀬戸内の島々。
10:45発のロープウェイのアナウンスが聞こえたので急いだ。駅前に添乗員さんの姿が見えたのでラストスパート。
 10:47 獅子岩駅ゴール
山行時間は往復57分。
タッチの差で10:45のロープウェイは行ってしまったが、増発があり、11:00まで待たずにすぐに乗ることが出来た。

 11:10紅葉谷駅
これより紅葉谷を通り、歩いて下る。出だしで道を間違い、少し遠回りをしてしまった。(油断禁物)
消防署、五重塔を通過し、商店街に入る。
 11:25 だいこん屋。集合時間の5分前に着くことが出来、ホッとする。

紅葉谷、紅葉時期の美しさが想像できる
↓勉強コーナー↓
《厳島の最高峰「弥山(みせん)」の標高値が現地測量の結果、これまでより5m高い535mに改定》
発表日時:2005年10月06日(木) 14時00分
 これまで国土地理院が公表している「日本の山岳標高一覧(1003山)」では、明治25年に設置された二等三角点「みせん御山」の高さ530mを、弥山の最高地点としてきました。今回の測量で、弥山の三角点より南南西方向約16.8mの地点が、三角点より約5m高いことを確認し、その地点を弥山の標高値とすることとしました。
後記
 萩、津和野、宮島を巡るツアーの中から、宮島滞在が長く、ロープウェイ観光が含まれているツアーを選択。そして、せんぼく隊のみで弥山、山頂まで行って来た。集合時間の5分前に戻ることができたが、添乗員さんは気が気でなかったことだろう。あまりにも簡単に登れたので気が緩み、復路でも霊火堂に立ち寄り、釜の湯を飲んだりした。もっと早く戻るべきであった。添乗員さんには迷惑この上ない客だったろうが、おかげで、観光ツアー+アルファーを味わえた。広島出身者に「宮島に行って弥山は行ってないの?」と聞いてみたいものだ。
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HP03-295

広島県の山
弥山に登らずして宮島を語ることはできない
弥 山

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