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06:52 笹ヶ峰キャンプ場P着
登山口の駐車場30台は既に満車。道路を挟んだ大きい駐車場に入る。こちらは笹ヶ峰キャンプ場の駐車場150台舗装、トイレあり、まだ2/3以上の空きがあった。
07:30 笹ヶ峰キャンプ場Pよりスタート |
07:36 登山口、登山届けを出して通過する。 |
出だしから木道が整備されている。 |
木道の桟木は滑りそうな所がゴム製なのだ。
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08:26 黒沢橋(休10分)08:36
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ヒメシャジン、オオカニコウモリ、など花がポチポチ咲いている。
08:54 十二曲(1/12)
急傾斜だが登りやすい木製階段が多く助かる。階段も滑り止めのゴム桟木が付いているので、下りも安心だろう。 |
09:15 十二曲(12/12)
曲がりを数えられるほど明確ではなかったが、終わった。
十二曲が終わると、登山道の様相が変わり、岩がゴロゴロしてきた。木道、階段も所々に設置されている。 |
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09:45 丸太(休13)
休憩していたら後続が来たので、丸太を譲った。お返しではないだろうが、半解凍のスイカを頂いた。これがまたウマイ!凍っていたら食べられないし、溶けてしまったらドロドロだろうから、タイムリーに頂いたことになる。二度もお代わりも頂いた。地元3名の日帰りで、火打山を知り尽くしている愛山家だった。
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10:24 富士見平分岐
花が多くなり
シラネニンジンやミヤマホツツジ、ミヤマコウゾリナ、が咲いている。 |
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黒沢岳2,212mの左を巻いて進む。
花が終わりかけたエンレイソウ、シナノオトギリ、白や黄色のニガナ?、オヤマリンドウ、ヤマハハコ、モミジカラマツ、アキノキリンソウ、珍しいのがクロトウヒレンで、棘なしアザミのようだ。 |
左に火打山が見えるものの山頂は雲の中。 |
湿地帯?笹原? |
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三角屋根の高谷地ヒュッテが見えてからが長かった。
11:17 高谷地ヒュッテ着(昼休42分)
早々と宿泊の受付を済ませ2階のベランダで山頂の雲が取れた火打山を眺めながら昼食。
11:59 高谷地ヒュッテ発 二人でサブリュック一つにまとめ、身軽にして火打山へ向かう |
高谷池ヒュッテ2階からの火打山 |
高谷池ヒュッテから5、6分後、振返ってみた高谷池 |
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登山道脇にクルマユリ、ヨツバシオガマ、イワイチョウ、ヒュッテから10分位で ベンチがあり、お花畑が両側に広がっている。群生の名残でイワカガミ、イワショウブ、イワイチョウが少し残っていた。ここが天狗の庭かと思ったが、まだ先だった。遠くにハクサンコザクラ?のような赤紫の花が咲いている。コンデジの3倍ズームではまったく捕らえられない。木道から外れることも出来ないので残念だ。 |
12:20 天狗の庭
ここが「天狗の庭」で、池塘が多い。サラシナショウマ、ワタスゲが咲き、池塘には逆さ火打山。十分キレイだが、更に紅葉が加わったら美しさで動けなくなってしまいそうな所だ。
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12:36 尾根に出る。
高度が上がると、ヤナギラン?似、ウメバチソウ、ミョウコウトリカブトが現れる。キオン、マルバダケブキも少々、ノコンギク?ヒメシャジン、ミョウコウトリカブト、クロトウヒレンは群生している。登山道に覆いかぶさり、歩き難い。 |
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13:02 ライチョウ平
やっと山頂と思いきや、まだ半分だった。
↓登山道脇でハクサンコザクラ発見!白山では会えなかったが、やっと見られた。東北のヒナザクラも清楚で良かったが、こちらは花の赤ちゃんのようにカワイイ! |
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13:50 火打山、山頂
着いたときには周りが真っ白。でも満ち足りている。というか、疲れているので、景色より座り込んで休憩。我々の他は女性が1名のみ。彼女に写真撮ってもらい、休んでいたら、男性が登ってきた。登山者とは違ういでたちなので尋ねると、笹ヶ峰Pから1時間40分で登ってきたそうだ。我々は高谷地ヒュッテから1時間50分だったので、驚異的だ。話をしていたらなんと彼女も1時間50分で登ってきたそうだ。恐るべき人達だ。 |
三等三角点:火打山の全景(上)
三角点は埋まっていた部分が露出している。このままでは倒壊、亡失となるかも。(右) |
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14:06 下山、妙高山方向の雲が少なくなり、妙高山の山頂が姿を現した。
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往路で登山者が、野イチゴを食べ、「あまーーい」と言っていた。気になっていたので、その場所でイチゴを探してみたら、まだ残っていた。子供の頃、ヘビイチゴと呼んで食べなかったイチゴに似ている。 |
しかし、食べてみると甘ずっぱい。後日、野イチゴを調べたら、ヘビイチゴは味がないが、キイチゴの仲間は食べられるらしい。ということは、ヘビイチゴではないということだろう。
詳細は《勉強コーナー》へ |
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登って来た尾根
その右奥で妙高山が手招きしているようだ。 |
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15:13 天狗の庭を通過し、高谷池と高谷池ヒュッテの見えるところに来た。何度見ても良い景色だ。
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食堂・玄関 |
15:34 高谷地ヒュッテ ゴール(泊)
今回の宿は標高が2,105mなので、高山病の兆候はない。それではと、おでんをつまみにしてビールを頂く。先週の剱岳ではガマンしていたので、オイシイ。ジョッキ生ビールならもっと良かったが、ここは缶ビールのみ。(缶は持ち帰りです)
小屋の水は消毒済で飲めるが、飲み水以外には使えないので、洗顔・歯磨きはテン場近くの水場で行った。面倒ではあるが、ここのルールだ。水はあまりおいしくなかったので、スポーツ飲料の粉などを入れた方が良かったかも。 |
食堂の席は20名程度で、今日の宿泊客はそれ以下だったかも?夕食は5:30から、カレー&ハヤシのお代わり自由。壁には花の写真が貼ってあり、ここでカンチコウゾリナとミヤマコウゾリナの違いや、アザミに似た花がクロトウヒレンということが解った。隣には自炊室があり備え付けのガスコンロが使える。インスタントコーヒー¥200はチト高い。 |
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この部屋は2段32名位で、もう少し小さい部屋と3階の部屋があった。 |
ここが今夜のねぐらだ。
フトンの幅が山小屋サイズより若干広い。 |
未明に外に出ると満天の星だった。副隊長を起こして、しばし見入る。明日は快晴だろう。 |