トレック日 2012年7月16日(月)曇りのち晴れ 山の
データ
前回の山行2004年8月 2005年8月
日本百名山(62) 花の百名山(80) 
甲信越百名山(61) 信州百名山(19)
場  所 長野県
メンバー せんぼく隊(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
山名・標高 車山 1,925 m 二等三角点あり
三角点
データ
データ確認20120622
写真20120716
山名
コード
等級
点名
緯度
経度
標高
状態
霧ガ峰
TR25438112501
二等三角点
車沢

36°06′10″.4172
138°11′48″.0101
1924.7
正常20100826
所在 長野県茅野市北山3412-1
標高差 標高差127m、累積標高差331m
時  間
距  離
全行程 18時間
山行 2時間46分(歩2:16+休30分)
距離 約4km
移 動
P・WC
車(ノア)
P:車山肩P、200台無料。
WC:
レストランの他に仮設WCあり(バイオトイレは有料)
地図 & 標高グラフ
《全行程》
7/15/20:23茅ヶ崎発、買い物後21:00発〜相模湖IC〜諏訪IC〜県40〜7/16/0:35霧の駅P(車中泊)

7/16/5:28車山肩P〜
8:04トレッキング10:50〜
11:15踊場湿原11:39〜
県40〜〜諏訪IC〜都留IC〜道志道〜19:20帰宅
《トレックコース》
8:04 車山肩Pスタート
8:07〜8:17 沢渡り方向ミニ周回
9:08 車山1,925m山頂 (休14分)
9:22 下山
9:52 車山乗越
10:30 チャプリン(休16分)
10:50 車山肩Pゴール
↓記録写真↓

5:28 車山肩P
 せんぼく隊にとっては7月中旬が高山解禁だったが、
テニスで膝を痛めたため、歩くのがやっとの状態で登山は不可能。さりとて連休中、自宅にこもっていると精神衛生上よろしくないので、霧ヶ峰ミニウォーキングを計画。
目的はニッコウキスゲと車山三角点。

 前日(7/15)深夜に車山肩Pに着いたが、トイレが解らないので、霧の駅Pに引き返し車中泊。7/16起きて直ぐに車山肩Pへ移動。

5:28 車山肩Pに着く。車は2、30台。朝焼けを見るつもりだったが霧のため、ふて寝してから朝食にした。


8:04 車山肩Pスタート
駐車場は既に満車に近い(道路向かいはまだ余裕あり)。
レストラン「チャプリン」の横から20m位先に仮設トイレがあり、バイオトイレは有料のようだ。

8:04 車山肩P
8:07〜8:17 沢渡り方向ミニ周回
膝の様子を見るため、ニッコウキスゲが咲く丘を散策。サポーターを着けゆっくりなら登れそうなので、車山へ向かう。車道のような広い道は工事用に作った道なのか緩くて助かる。観光客にも追い越されるが、ゆっくりと登る。

下の花は車山山頂までに咲いていた花で、概ね見かけた順番になっている。


ニッコウキスゲ


テガタチドリ

ハクサンフウロ

ヨツバヒヨドリ

イブキボウフウ?

ウスユキソウ

キンポウゲ

ネコノメソウ?

シシウド

ハクサンフウロ

白いコケ?にオレンジの花?

ウスユキソウ

ヨツバヒヨドリ

テガタチドリ

イブキトラノオ

クサモミジがなぜ残っているのか?

山頂西側(車山肩側)
9:08 車山1,925m山頂 (休14分)
山頂は中央に気象ドームがあり、西側(車山肩側)は広場になっていて三角点がある。東側(リフト側)には車山神社がある。

三角点を探すと西側にあった。前回は興味がなかったので見えなかったと思っていたが、当時は亡失していたらしい。
今回見た三角点は2008年に再設した三角点とのこと。
詳細は「勉強コーナー」国土地理院ニュースへ

山頂西側の標識、東側にも標柱がある。

山頂東側(リフト側)車山神社

2008年に再設された二等三角点「車沢」
9:22 下山
リフト駅に向かって緩く下り、駅の所から左に急な階段を下る。時折日差しがあり、晴れる兆候ではないかと、後ろ髪が引かれる思いのまま悲しく下る。

ニッコウキスゲ

下りが緩くなり、左側はニッコウキスゲのお花畑になっている。車山肩と同じで柵で囲まれていて、スキー場への分岐まで続いている。

スキー場分岐より車山、山頂方向

ニッコウキスゲ

ウツボグサ
山頂にいたときは、目の前のドームも霞んでいたが、30分で雲がなくなりドームが見えてきた。

草原の空にも青空が出てきたので、今日ばかりは午後登山が良かったかも?

9:52 車山乗越

正面に蝶々深山の丘が見える。行きたいが、膝養生のため今回は車山肩に戻ることにした。

車山肩へのルートは登山道が泥道になっている所があり、観光客はコース外を歩いていた。



すれ違ったカメラマン?はゴム長だった。感心な装備だ。観光客もかくあるべきなのだが・・・蒸れる

キバナノヤマオダマキ
10:30 レストランチャプリン(休16分)
ゴールは目の前だが、高原=牛乳&ソフトクリームに誘われて休憩。

10:50 車山肩Pゴール
ニッコウキスゲより多い車に驚く

その後、池のくるみ踊場湿原へ向かう。
霧ヶ峰湿原は既に歩いた車山湿原、八島ヶ原湿原の他に踊場湿原があるので、立ち寄ってみる。

池のくるみ踊場湿原案内板のPは路肩に10台程度で、ここからスタートすると湿原周囲の丘へ行くようだ。
湿原全容

窪地となっている湿原の対岸にトレッキングコースが見える。もう少し手前にもPがあったのでそこに車を停めると近かったようだ。

丘のコースをピークまで行ってみた。監視員?の若者がハイカーになにやら説明している。途中から湿原に下りるコースはないようなので引返すことにした。

ニッコウキスゲはこの湿原には咲いていないので、目的がなく飽きてしまった。わずか24分の湿原に失礼なトレッキングだった。
霧の駅から踊場湿原へ下ったところから富士山(左写真)の頭が見えた。その右には南アルプス(写真下)が美しい。

左から甲斐駒ケ岳(雲に隠れている)、北岳、間ノ岳、少し離れて仙丈ケ岳だろうか?。
↓勉強コーナー↓
《国土交通省 国土地理院のニュース》H20年10月(2008年)
二等三角点「車沢」を再設しました。 〜深田久弥日本百名山 霧ヶ峰(車山)山頂〜
関東地方測量部では、著名な高山にあって登山者に親しまれている三角点の復旧を行っています。平成20年度は、7月の至仏山に続いて、10月に長野県の霧ヶ峰において行いました。深田久弥の日本百名山でもある長野県霧ヶ峰は、八ヶ岳から美ヶ原に至る八ヶ岳中信国定公園にあって、標高1,925mの車山を主峰としています。山頂からは、八ヶ岳、浅間山、富士山や南、中央、北アルプスが一望できる大パノラマが広がります。また、山頂まではリフトを乗り継いで容易に到達できるため、多くの観光客が訪れます。この山頂にある二等三角点「車沢」は、1902 年(明治35年)に設置されましたが、いつの頃からか柱石が不明となっていました。今回、盤石を発見できなかったため、旧位置の南東約10m地点に再設し、GPSによって約100年ぶりの測量を行いました。その結果から、標高は今までと変らない1,925mであることが確認されました。なお、車山高原観光協会の皆様には調査や器材運搬に協力を頂きました。この場を借りて感謝いたします。
↓後記
3連休の最終日は中央、東名ともに上りが大渋滞。連休後の7/17に行けば快晴渋滞なしだったが、後の祭り。
ニッコウキスゲは1日で散ってしまうことを知ってから、そのはかなさが好きになった。今日の花は明日は見られないと思うと、曇天でも咲いていればありがたく、美しかった。
《データ》
車での走行距離は426km、燃費?km/L、通行料往¥1650復¥1450(休日割引50%)。  2諭吉
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HP03-279

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ニッコウキスゲと再設された車山三角点
霧ヶ峰 3(車山)

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