トレック日 2012年1月29日(日)晴
標 高
向山(むこうやま )531m(4△大山)
イモジ山 560m
浜居場城山(はまいばじょうやま? ) 700m
※標高と山名の読みは推測
場  所 南足柄市
メンバー せんぼく隊
標高差
353m、累積標高差:482m
時  間
距  離
全行程:7時間
山行
4時間(歩3:10分+休50分)
沿面距離:約
9km
三角点
データ
山名
コード
点名
等級
緯度
経度
標高
向山(グミノ久保)
TR45339001401
大山 
四等三角点 
35°20′54″.5563 
139°03′32″.9895
531.36m
未確認

足柄上郡南足柄町大字内山字更榮ノ久保2690
移 動
P・WC
車:ノア
P:21世紀の森P100台、無料
WC:P、休憩所
地図・コース↓
《アクセス》 21世紀の森駐車場位置
《全行程》
8:58茅ヶ崎発〜9:56県立21世紀の森P〜10:22トレッキング14:22〜14:50P発〜15:53帰宅
《トレックコース》
10:22 21世紀の森Pスタート
11:08 向山、TV塔
11:27 展望台
11:31 イモジ山P560
11:35 休憩所 12:03(昼休28分)
12:12 セントラル広場
12:19 展望所
12:37 林道に出る
12:51
浜居場城山
13:05 P694(休6分)
13:20 林道行止りに出る
13:37 セントラル広場〜天然の森コース
14:02 コーヒータイム(休15分)
14:22 21世紀の森Pゴール
↓記録写真↓
 副隊長が参加するので、登山道のあるコースにしようと思って、整備されている21世紀の森に決定。標高が低い割りに雪が多い場所なので楽しみでもあった。軽アイゼンを持って出かけた。
 21世紀の森HPの情報どおり、駐車場まではまったく雪が無くノーマルタイヤでOKだった。駐車場で会った軽トラのおじさん(ここの職員)に展望所を薦められた。
10:22 21世紀の森Pスタート
舗装の内山林道から歩き出す。時々ショートカットの散策路あり。

木になっている気になる種。
35分位で「散策者の皆様へ 洒水の滝方向への散策路は(略)一部通行止めとなっております。(略)乙沢農道方面へお廻り下さい。」の看板あり。洒水の滝には行かないので問題はないが、乙沢農道ってどこ?。

TV塔に向かって洒水の滝方向へのショートカットの散策路を登る。

P≒534を通過、地図の平≒537と同じくらいの高さだが、若干離れている。

P≒534、赤頭のコンクリート杭あり。

林道に出る。クロマツ集植所付近
11:08 向山、TV塔
左に洒水の滝方向への分岐(通行止)があり、正面にTV塔がある。

丹沢のやまなみ

TV塔のフェンスに沿って周回してみたが、山頂標識なし。(後日、三角点の存在を知る。→後記へ)
通過してきたP≒534、平≒537、グミノ久保(4△大山)を含めた標高530m付近のこの一塊が向山だろうか?

TV塔施設の裏からアンテナ越しに丹沢方向を見る。
11:27 展望台
駐車場で会った軽トラのおじさんにまた会った。イモジ山を尋ねたが初耳のようだった。こんどは、昼は休憩所が良いと教えてくれた。道路の南側に見えるイモジ山?は丘のようになだらかで、南半分が植林地になっている。

11:31 イモジ山P560
と思われる所をうろついたが確証なし。山頂から展望台方向(北西?)を見る。

山頂から南に下り、振り返り山頂を見る。
右側が植林地

荒れた道を下ると展望所の南側に出た。
11:35 休憩所 12:03(昼休28分)
おじさんが教えてくれた通りで、テーブル&ベンチがあり快適、貸切だった。
建物看板は「休憩所兼球果乾燥舎」となっていた。

12:09 「市町村の木 樹木園」は薄っすらと雪が残っている。神奈川県の各市町村(合併前)の木が植樹されている。
茅ヶ崎の木はアカシアが植林されていた。

12:12 セントラル広場
広場から先は林道が二又に別れている。左林道の左下の散策路で展望所へ向かう。

12:19 展望所
セントラル広場から数分で、ベンチのある展望所に着く。

「この先行止り」は本当だった!

展望所から3、4分先に進むと「この先行止り」の看板がある。しかし、散策路はまだ続いているし、自転車の跡もあるので進んだら、本当に道が無くなった。 ルートファインディングで浜居場城山を目指したが、急傾斜の植林地で枝払いした大枝が行く手を塞ぐので難儀してしまった。
P606は通り過ぎてしまったので確認できなかった。

12:37 足跡もない林道に出る。林道は南に向かっているが、巻いているようなので、北方向に行ってみる。

登ってきた杉林を見下ろす。 時間にすれば15分位のヤブ漕ぎだが、コンパスの短い副隊長には過酷だったかも?。結果としては、戻って林道を登るべきであった。
12:41 少し戻ると林道分岐があり、浜居場城山の方向へ真直ぐにむかう林道?(だんだんと細くなる)を行く。
12:51 浜居場城山 12:53
「浜居場城跡」看板と「矢倉岳/21世紀の森」道標がある。ここが山頂のようだが、東南に20m位離れた所にも古い道標がある。


 次ぎはP694を目指して下り、鞍部から登り返す。

「浜居場城跡」看板

山頂の東西に柵があったらしい

13:05 P694(休6分) 「矢倉岳/21世紀の森」道標があるだけで、山名は無い。

P694から南方向の展望あり。

鞍部まで引き返し、左の杉の木に黄色いテープが巻いてある所から寂しい小道を下る。

13:20 林道に出て右に行く。(左は行止り)
ダレダーーー!!割ったヤツは。
楽しみが減ってしまったぢゃないかと思いつつ他の所を割ってみる。厚さ2cm位だった。

丹沢の山並が美しく輝いている

13:26 右から登山道が合流する。道標は万葉公園・足柄峠とあるので、浜居場城山を経由しているのか?

13:37 セントラル広場.。往路、二又に分かれていた右林道からセントラル広場に出た。
セントラル広場から「天然の森コース」を通り下る。かなり手入れされた「天然の森」だった。

14:02 コーヒータイム(休15分)東屋横のベンチで休憩。

14:22
21世紀の森Pゴール
勉強コーナー
《浜居場城》
大森・後北条の両時期にわたって、足柄山地北辺の交通をおさえる城として重視された尾根城。天正九年(1581)後北条氏から浜居場城に城の管理および警備に関する取締要綱「はまいは掟」が伝えられている。

《浜居場城山、山頂の看板》
「浜居場城跡」浜居場城は中世城郭であり、新編相模国風土記稿によれば、大森寄栖庵(きせいあん)の持城で、後に後北条氏が国境防備の拠点として重臣の松田氏を守衛に任じ、須藤源二郎、村野安芸守、小澤孫七郎の三人を城番として交代で警備にあたらせたとあります。浜居場城は足柄峠から内山へと抜ける尾根筋の途中にあり、この道を守るための城でした。
 後北条氏は「はまいは掟」および「掟」という二通の掟を定め、浜居場城と足柄峠の間の道を通行禁止にし、昼夜問わず監視をさせ、通行するものは捕まえて小田原へ報告するようにとありました。浜居場城は対立が深まる甲斐の武田氏への国境防御の城として重要な役割を果たしました。 南足柄市教育委員会

《リンク》
21世紀の森 駐車場、アクセス情報
景図工房 21世紀の森付近の山名を参照。まったく知らない山がたくさんあり、読むと行きたくなる。
後記
 結果は、コースミスでヤブ漕ぎルートファインディング?を味わうことになってしまった。低山と言えど甘い期待と遅い決断は危険だった。

 後日、記録を整理するため資料を漁っていたら、国土地理院の三角点データにグミノ久保の三角点:大山があった。当日は存在を知らなかったため、現地確認できなかった。以前調べた三角点データを見ると三角点:大山はあるも停止(亡失)で座標・標高とも不明であった。いつの間にか復活していたようだ。

本日の走行105km
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21世紀の森を散策
浜居場城山

HP03-262

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