HP03-254
行列のできる山小屋
鍋割山で鍋焼きうどん
トレック日 2011年11月27日(日)快晴
標 高
鍋割山(なべわりさん) 1272m
 神奈川百名山・湘南らんぼう選
場  所 秦野市、山北町、松田町
メンバー せんぼく隊(2名)
標高差
762m、累積標高差:825m
時  間
距  離
全行程:9時間21分
山行
5時間10分
(歩3:32分+昼休1:38分)

沿面距離:約
9km
三角点
データ
山名
コード
点名
等級
緯度
経度
標高
鍋割山
TR35339112101 
三之萱 
三等三角点 
35°26′37.6236 
139°08′29.0677 
1272.48 m
移 動
P・WC
車(ノア)
P:二俣5〜6台、沢を渡れば更に4〜5?台、林道十字路5〜6台
WC:鍋割山山頂


幸せな人達を眺める幸せ
地図・コース↓
《アクセス》
堀川又は大倉入口から西山林道に入る。経路は何回行っても難解。4km位の砂利道は悪路が続き、結果的に三廻部の県民の森Pより時間がかかるようだ。

《全行程》13時間50分
8:45茅ヶ崎発〜9:55西山林道十字路〜10:05鍋割山登山15:15〜15:23西山林道十字路発〜15:59じばさんず〜18:06帰宅

《トレックコース》
10:05 西山林道路肩スタート
10:12 二俣
10:34 林道終点10:39(休5分)
11:00 後沢乗越
11:18 (休5分)
12:05 鍋割山、山頂
(昼休1:38)
13:43 下山
14:30 後沢乗越
14:50 林道終点
15:10 二俣
15:15 西山林道路肩ゴール
↓記録写真↓
10:05 西山林道十字路よりスタート
二俣の500m位手前の西山林道と水無堀山林道の十字路に着く。この先は更に悪路になり二俣が満車の可能性があるため、ここの1台分の空スペースに車を停めた。車で越してきた登山者への後ろめたさと、あまりにも登山者が多いため、「鍋焼きうどん」が心配になり急いで出発した。

←復路に撮った写真

10:12 二俣
駐車している車は4台位で、まだ数台の余裕があった。二俣道標を直進する、右は大倉尾根。

二俣の沢に掛かった丸太の橋を渡る。
以前は沢を渡って駐車していた車もあったが、今回は1台もない。
チェーンで規制された林道を進む。ここから先は山荘の車しか入れない。入ったとしても乗用車では無理だろう。紅葉の残りを眺めながら歩く。
下山してきた登山者が副隊長に「93人目です」と言って下って行った。何がどうして93人目なのか聞く間もなかったが、恐ろしいほどの登山者が登って行ったことは想像がついた。それにしても良く数えたものだ。
10:34 林道終点10:39(休5分)
恒例のペットボトル担ぎだが、今日は膝が痛いので止めようと思っていた所に、後続の登山者が着いたので、思わず1本をリュックに入れてしまった。この場所では微妙な心理が働く。他の人が担ぐなら自分もとか、見栄を張って担ぐとか、訓練になるとか、・・・各自もろもろの理由で担いでしまう楽しい仕掛けだ。
※帰りに見ると30本以上残っていたペットボトルが1本も無くなっていた。
後沢乗越の手前が、このルートの一番の美林で毎度、癒される。
11:00 後沢乗越
ここで一息入れたいが、立止まれない程の登山者だったので通過した。

尾根は登る人、下る人、休む人でいっぱいだ。丹沢では始めてみる光景だ。
11:18 (休5分)

しばらくご無沙汰していたら木道が出来ている

二之萱の祠じゃなくて小さいお地蔵さん
マユミがこんな高い所に自生しているとは?と思ったらマユミではなかった。
千両万両のような赤い実だが、名前はわからない。

樹木の間から富士山の頭が見え、だんだんと姿が大きくなり、ついに全貌を捕らえた。

大倉尾根その奥は表尾根の三ノ塔、一番奥に大山。肉眼でも大山の電波塔が見える。
昨日は期待はずれの天気だったが、今日は期待以上の晴れ。富士山がこんなにクリアに見えるとは嬉しい限りだ。山頂からはもっとよく見えるのは解っているが、いつ雲に覆われるか解らないので見えるときに撮る。

富士山の前には檜岳山稜の二つのピークがある。富士山の下が雨山でその左が檜岳だろう。
12:05 鍋割山、山頂 往路:2時間
尾根で登山者の多いことに驚いたが、山頂はその比ではない。まるでショッピングモールにきたかのような賑わいだ。真っ先に鍋焼きうどんを注文するが、1時間待ちらしい。予想だにしていなかったので、予備のパンを食べて待つ。

道標の中央に「鍋割山」

前回は無かった標柱

三度来たがまだ見ぬ三角点を探しに行く。GPSでポイントに行くとロープで囲われたエリアの中に三角点があった!頭が5〜6cmしか出ていないので、目立たない。これでは気がつかないわけだ。

三等三角点 点名:三之萱 
三角点の文字側は誰かが掘ったらしく「三角」まで見えている。

富士山の右には未踏の南アルプスの山々

西北は11/13に歩いたばかりの同角山稜。
中央の尖がったのが同角ノ頭

待った者だけが食べられる鍋割山荘の鍋焼うどんだが、今日ばかりは小屋の方が気の毒だった。(昼休1:38)
13:43 下山

14:13 往路では確認できなかった寄大橋方向へのバリルート分岐を捜しながら下る。それらしき所があり、目印はブナに赤ペンキで1000mと書いてある所だ。いつか、寄大橋から登って見ればハッキリすると思う。(下りでは危険なので)

14:50 林道終点、紅葉した赤い葉はもう枯れはじめているのに、まだ青い葉が残っている。
15:10 二俣を通過
15:15 西山林道十字路ゴール
復路1時間32分

西山林道は大倉に帰る登山者が列を成している。このような状況のなかを車で通るのは気が引ける。
後記
車で西山林道を走るのは悪路に加え、歩いている登山者には迷惑なことだったと思う。登山者が路肩に避けるたび申し訳なかった。前回、この林道を走った時は歩いていた登山者を乗せて二俣まで行ったが、登山者が少なかったので、今回のように気を使うことが無かった。
次回からは、三廻部の県民の森に車を停めることにしよう。15分の林道歩きがあるものの、駐車場まで舗装道路なのでトータル時間は西山林道を使うより早いと思われる。

《鍋割山過去の記録》
2006/11/25(51)
2006/12/23(54)
2006/12/31(56)

車の走行距離:往復70km

※2021/8/13更新、文字サイズを大きくし、神奈川百名山ロゴ追加
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