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10:05 西山林道十字路よりスタート
二俣の500m位手前の西山林道と水無堀山林道の十字路に着く。この先は更に悪路になり二俣が満車の可能性があるため、ここの1台分の空スペースに車を停めた。車で越してきた登山者への後ろめたさと、あまりにも登山者が多いため、「鍋焼きうどん」が心配になり急いで出発した。
←復路に撮った写真 |
10:12 二俣
駐車している車は4台位で、まだ数台の余裕があった。二俣道標を直進する、右は大倉尾根。 |
二俣の沢に掛かった丸太の橋を渡る。
以前は沢を渡って駐車していた車もあったが、今回は1台もない。 |
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チェーンで規制された林道を進む。ここから先は山荘の車しか入れない。入ったとしても乗用車では無理だろう。紅葉の残りを眺めながら歩く。
下山してきた登山者が副隊長に「93人目です」と言って下って行った。何がどうして93人目なのか聞く間もなかったが、恐ろしいほどの登山者が登って行ったことは想像がついた。それにしても良く数えたものだ。 |
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10:34 林道終点10:39(休5分)
恒例のペットボトル担ぎだが、今日は膝が痛いので止めようと思っていた所に、後続の登山者が着いたので、思わず1本をリュックに入れてしまった。この場所では微妙な心理が働く。他の人が担ぐなら自分もとか、見栄を張って担ぐとか、訓練になるとか、・・・各自もろもろの理由で担いでしまう楽しい仕掛けだ。
※帰りに見ると30本以上残っていたペットボトルが1本も無くなっていた。 |
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後沢乗越の手前が、このルートの一番の美林で毎度、癒される。
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11:00 後沢乗越
ここで一息入れたいが、立止まれない程の登山者だったので通過した。
尾根は登る人、下る人、休む人でいっぱいだ。丹沢では始めてみる光景だ。
11:18 (休5分) |
しばらくご無沙汰していたら木道が出来ている |
二之萱の祠じゃなくて小さいお地蔵さん |
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マユミがこんな高い所に自生しているとは?と思ったらマユミではなかった。
千両万両のような赤い実だが、名前はわからない。 |
樹木の間から富士山の頭が見え、だんだんと姿が大きくなり、ついに全貌を捕らえた。 |
大倉尾根その奥は表尾根の三ノ塔、一番奥に大山。肉眼でも大山の電波塔が見える。 |
昨日は期待はずれの天気だったが、今日は期待以上の晴れ。富士山がこんなにクリアに見えるとは嬉しい限りだ。山頂からはもっとよく見えるのは解っているが、いつ雲に覆われるか解らないので見えるときに撮る。
富士山の前には檜岳山稜の二つのピークがある。富士山の下が雨山でその左が檜岳だろう。
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12:05 鍋割山、山頂 往路:2時間
尾根で登山者の多いことに驚いたが、山頂はその比ではない。まるでショッピングモールにきたかのような賑わいだ。真っ先に鍋焼きうどんを注文するが、1時間待ちらしい。予想だにしていなかったので、予備のパンを食べて待つ。 |
道標の中央に「鍋割山」 |
前回は無かった標柱 |
三度来たがまだ見ぬ三角点を探しに行く。GPSでポイントに行くとロープで囲われたエリアの中に三角点があった!頭が5〜6cmしか出ていないので、目立たない。これでは気がつかないわけだ。 |
三等三角点 点名:三之萱
三角点の文字側は誰かが掘ったらしく「三角」まで見えている。 |
富士山の右には未踏の南アルプスの山々 |
西北は11/13に歩いたばかりの同角山稜。
中央の尖がったのが同角ノ頭
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待った者だけが食べられる鍋割山荘の鍋焼うどんだが、今日ばかりは小屋の方が気の毒だった。(昼休1:38)
13:43 下山
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14:13 往路では確認できなかった寄大橋方向へのバリルート分岐を捜しながら下る。それらしき所があり、目印はブナに赤ペンキで1000mと書いてある所だ。いつか、寄大橋から登って見ればハッキリすると思う。(下りでは危険なので) |
14:50 林道終点、紅葉した赤い葉はもう枯れはじめているのに、まだ青い葉が残っている。
15:10 二俣を通過 |
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15:15 西山林道十字路ゴール
復路1時間32分
西山林道は大倉に帰る登山者が列を成している。このような状況のなかを車で通るのは気が引ける。 |