***9/26(日)***
07:08 五竜エスカルプラザPに車を置いて、タクシー(¥2500)で八方に向かう。途中で運転手さんに五竜岳を教えてもらった。
写真中央の五竜岳を見て心はすでに山にあり。 |
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07:26 八方駅ゴンドラリフト乗場
五竜Pに車を置いてタクシーで着いたため、八方無料Pからの歩き10分が無くなった。
ゴンドラ始発は7:30、すでに行列が出来ている。
07:35 ゴンドラアダム・8分+アルペンリフト・7分+グラートリフト・5分と乗り継ぐ
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副隊長がスキーで転び、肩が阿脱臼してしまった所だが、あれから十数年、まさか山登りで来るとは思いもしなかった。
ゴンドラから快晴の空と白い白馬三山が美しい。
(雪が無くても白い) |
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08:09 八方池山荘着 H1830m
08:12 八方池山荘より登山スタート H1830m
石を敷き詰めた緩い登山道から始まり、道の脇にはまだ花が残っていた。ミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウ、タムラソウ、カライトソウ、ホタルブクロ、ヤマハハコ、マツムシソウ、ハクサンシャジン(タカネツリガネニンジン)、ETC
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他のハイカーは花には目もくれず、証拠写真を撮っている「せんぼく隊」を抜き去って行く。
二又の分岐があったので楽なほうへ行った。これは失敗だったことに後で気づく。
なんと八方山の三角点を見逃してしまった。 |
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08:45 石神井ケルン H1974m(休10分)トイレあり。
白馬三山の左に不帰ノ嶮、そして目指す唐松岳も雲間に見え隠れする。ガスが流れ、青空が出るたび写真を撮る。キンコウカ、ワレモコウ、ハッポウウスユキソウ、シモツケ、オヤマリンドウなどが咲いている。
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ナナカマドの赤い実と白い山 |
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09:16 八方池 H2060m(休12分)
八方池と白馬三山の写真をよそ様のHPで拝見し、あこがれていた。ガスがかかったりめまぐるしく変わる状況にあって、八方池に着いた時には快晴の白馬三山を見ることが出来た。偶然?幸運?出来すぎの天気に感謝!。 |
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パノラマ写真BIGサイズあり |
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張り合わせBIGサイズあり
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09:37 八方池の喧騒を逃れてから、展望地で休憩(休9分)
白馬三山の右(東)方向の山なみは、おしくも今回の山選びから漏れた火打&妙高だろう。
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八方池越しに火打&妙高方向の山並
薄紫のカレンなミヤマリンドウ、そしてチングルマのお花畑。今年は7、8月の山行が少なく唯一8月の吾妻山は既に風車になっていたので、結局一度もチングルマの花を見ていない。
シラタマノキの実が落ちているので、つぶしてサリチル酸の臭いを嗅ぐ。筋肉痛に効きそうだが試したことはない。 |
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五竜岳、大きく迫力がある。左奥の鹿島槍は雲に隠れている。 |
残雪を前に休憩の登山者。残雪恋し山男&山ガールといった感じ。 |
チングルマのお花畑と紅葉
(紅葉度5%?) |
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10:59 丸山ケルン H2430m(昼休23分)
唐松岳というとテレビドラマの「北アルプス山岳救助隊・紫門一鬼」を思い出す。数年前にこのドラマで八方、白馬の景色を見てスバラシイと思っていた。主役の高嶋兄もドラマが縁で白馬、特に唐松岳がお気に入りで何度も登っているそうだ。
(朝日新聞出版・日本百名山16「聖岳・光岳」より)
登ってみてナルホドと思う。
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唐松岳が近くなり、山頂の登山者が見えるような見えないような。 |
唐松岳の右には不帰ノ嶮(かえらずのけん)。名前も恐いが姿も荒々しい岩峰で迫力がある。 |
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12:11 唐松岳頂上山荘 H2620m(休6分)
稜線上に建つ赤い小屋に着く。唐松岳のなだらかな稜線が美しい。
12:17リュックをデポし、白ザレの道を唐松岳へと向かう。 |
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立山・剱とやっとご対面がかなう。行きたいが、車だけではアクセス出来ないのでなかなか実行できないでいる。 |
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唐松岳 |
唐松岳から赤い山荘を見る |
貼り合せパノラマ写真BIGサイズあり
左から唐松岳、不帰ノ嶮、天狗ノ頭 |
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12:36 唐松岳 H2696m(休8分)12:44
見えているのになかなか着かない、コースタイム20分の倍はかかった様な気がした。(後日確認すると19分だった)
3、40人の登山者で華やかな山頂に着く。 |
北方向は二人が占領中。不帰ノ嶮、天狗ノ頭までは良く見えるが、白馬三山は雲に隠れた。 |
南方向は五竜岳。五竜岳の左に点のように小さい、今日の目的地五竜山荘を発見。 |
南方向パノラマ BIGサイズあり |
北方向パノラマ BIGサイズあり |
12:58 唐松岳頂上山荘(休16分)
200円/人の高価なトイレを拝見。確かにキレイ。食事も良さそうなので本当はここに泊りたいのだが、明日の行程を考えると無理なので残念だ。
13:14 五竜へ出発。
数分で岩稜になり、巻いて下る。一山越して振り返ると赤い小屋が小さくなった。(写真右)
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13:25 ストック収納
山荘から10分位は斜面を巻いていたが、崩れそうな岩山に「ストックは片付けて両手を空けて慎重に!!」の標識がある。ストックを背中に収め、気合を入れて鎖場を下る。 |
下ってきた鎖場。斜面なので片手で鎖につかまり慎重に下る。足元のガケが見えるので結構怖い。 |
13:31 「ここは牛首、気を抜かずに慎重に」の標識。まだ続くのか?、こんな怖い鎖場は初めての経験だ。 |
まだ続く鎖場 |
13:45 前方から大きなリュックの若者が来る。重い荷物で四つん這いは大変そうだ。次にリュックなし外人男性が来た。挨拶は日本語で返ってきたが、話す間もなくスタコラ行ってしまった。腰に飲み物?だけでどこから来たのか?。(26日の夕食で話題になる)
14:03 (休5分)つかまった岩がグラグラすることがあり、肝を冷やしたので休憩。
砂礫の尾根ではイワツメクサとシラタマノキの実がかわいい。
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14:47 鞍部1 GPS=2352m
鞍部と思ったが、後日GPSで確認すると、次の鞍部のほうが22m低かった。
←
14:56 ケルン・尾根立入禁止 GPS=2391m
左のピーク大黒岳(2393m)を巻いて来たので、ケルンのところからピークに行けるのかも?しかし「尾根立入禁止」の標識がある。
※大黒岳の位置が2511mと2393mの地図があったが、国土地理院地図より2393mとする。 |
15:01 (休5分)断崖絶壁。
右に巻いて行く。 |
15:08 鞍部2 GPS=2330m
こちらが最低鞍部だった。
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15:26 やっとやさしそうな尾根道になる。ガスで見通しは悪いがこれが最後のピークだろうか?
白馬岳・小蓮華山から白馬大池に下る尾根と似ている。 |
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15:59 雷鳥
ガスで視界が遮られると敵が見えにくいので雷鳥が出てくるらしいので、今か今かと探していたがやっとお出ましだ。白く太い脚で近づいてきて仲間がいるハイマツへと入っていった。? |
五竜山荘 |
山荘前のテン場 |
16:08 五竜山荘ゴール H2480m
唐松岳頂上山荘〜五竜山荘までのコースタイム2:30を2:54(小休憩含)。
早速、宿泊(¥9000/人)を申し込み部屋に入る。ラッキーなことに8畳間に二人だけだった。宿の計らいに感謝。
本日の山行時間:7時間56分(歩き6時間22分+休憩1時間34分)
本日の累積標高差:1295m、−635m |
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18:10 夕食は2回目になり、お約束のカレーライスはおいしかった。
日曜日の泊りで5、60人もいた。土曜日や連休は想像したくない程の混み様だろう。
※牛首で会った「手ぶら外人」の話題
夕食時に同席の若者、おじさんの二名共、鹿島槍から来る途中で追い越されたと言っていた。と言うことは日帰り縦走??まさか?。と、皆で驚く。 |