HP03-242

アセビ咲く山頂
シダンゴ山

トレック日 2011年5月15日(日)晴
標 高
シダンゴ山 758m三等三角点 神奈川百名山
場  所 神奈川県松田町 タコチバ山 588m
メンバー せんぼく隊(senboku隊長、たかちゃん副隊長)
宮 地 山   512m
時  間
距  離
全行程:8時間22分
山行
4時間(昼休54分含)
距離 :
7.8kmkm

三角点
データ
山名
コード
点名
等級
緯度
経度
標高
シダンゴ山
TR35339018001 
シダンゴ 
三等三角点 
35°24′30.219 
139°07′24.5948 
758.10 m

移 動
P・WC
車(ノア)
P:寄自然休養村管理センターP
(無料30台位)
WC:管理センター内、大寺休憩所
標高差 標高差 473m 
累積標高差 813m


シダンゴ山、山頂より蛭ヶ岳方向の山なみ(写真中央奥が蛭ヶ岳)
地図・コース↓
《アクセス》R246で秦野・渋沢を過ぎ、寄信号で右折し、信号から7km弱で寄自然休養村管理センターP(運動公園)に着く。
《全行程》09:29自宅発〜11:08寄自然休養村管理センターP着〜11:26シダンゴ山トレック15:26〜15:38管理センターP発〜17:51帰宅
《トレックコース》
11:26 管理センターPよりスタート
11:31 大寺観音堂
11:44 大寺休憩所
11:53 柵ゲート
12:10 林道と合流
12:48 シダンゴ山、山頂(昼休54分)
13:44 下山
13:54 分岐1
14:12 分岐2
14:28 タコチバ山
14:41 分岐3
14:48 宮地山
14:54 分岐3
15:08 柵ゲート
15:19 住宅地
15:26 管理センターPゴール
↓記録写真↓
今回は副隊長が参加で、希望は低山ハイキング。
5/5の箱根外輪山に行った時にアセビの甘い香りが印象的だった。
そこで、アセビといえばシダンゴ山。よく見かけるアセビは登山道の脇にあって覆いかぶさるようになっても脇役。シダンゴ山のアセビは山頂を埋め尽くして、主役。まだ咲いていれば良いのだが・・・・。
11:08 寄自然休養村管理センターP着。30台程のPは数台分の空があり、道路向かいのバスターミナルにも数台停まっていた。(停めて良い所かは不明)
管理センターで登山マップを頂こうと行って見たが、目当てのマップは壁に貼ってあるだけで、配布用は無かった。

11:26 管理センターPよりスタート(MyGPS=281m)
すぐに中津川に掛かる大寺橋渡る。
この橋「メロディ橋」として知られているらしく、橋の欄干が鉄琴のようになっていて、順番に叩くと「お馬の親子は仲良しこよし、いつでも一緒にポックリポックリ歩く」のメロディになるそうだ。
後日知ったので残念。

川辺ではファミリーが水遊び

橋の袂に古びた道祖神があり、屋根がかけられている。実に温かい屋根だ。
11:31 大寺観音堂。ついでに立ち寄ってみたが、観光地的雰囲気は皆無で、民家の庭に入り込んだような気がして落ち着かない。


ノアザミ

キンポウゲ?
11:44 大寺休憩所。テーブル、トイレあり。近くには「スバル360」が朽ちていた。
茶畑の中の農道を歩き、足柄茶の出荷停止のことを思う。
11:53 柵ゲート。

ミヤマキケマン?(エンゴサクの仲間)

キランソウ

普通のタンポポ
12:48 シダンゴ山 758m、山頂 
(MyGPS=754〜762m)
往路 1時間22分、ほぼコースタイム(1:20)通りで到着。前回は三角点やシダンゴ山の由来を見逃したので、まず写真。今日はシダンゴからの富士山も撮る事が出来た。(ダルマ沢の頭?に隠れ、左肩だけ)山頂のあちこちでファミリーやグループが楽しそうに昼食している。我々も少し遅くなったが、蛭ヶ岳を正面に見る一等地を確保してのんびりと昼食。(昼休54分)

標柱

三等三角点、シダンゴ
758.10m

祠と由来記
内容は↓
シダンゴ(ウ)山由来
シダンゴ(ウ)は古来震旦郷と書く。震旦とは中国の旧異称である。一説に欽明天皇の代、仏教を寄の地に伝える仙人があり、大寺の地、この山上に居住し、仏教を宣揚したという。当時、箱根明神岳や丹沢の尊仏山(塔ヶ岳)にも同様の仙人がおり、盛んに往来した形跡があったという。この仙人をシダゴンと呼んだことから地名が起ったといわれ、シダゴンとは梵語で羅漢(仏教の修行を積みさとりに達した人)を意味し、シダゴン転じてシダンゴウ(震旦郷)というようになったともいう。この山は現寄神社(旧弥勒神社)の元宮とされ、白馬にまたがった弥勒菩薩が頂上より中津川に飛びおりた時の馬のひずめの跡が河原の大石に残ったとの伝説があり、この石を見たという古老が現存されている。(石は堰堤工事により現在は砂中に埋没)。「白いお馬にめされた弥勒、弥勒やしろの春祭り」と、寄民謡にもうたわれている。大寺の人は祭礼の朝、毎年交代でこの祠に参拝している。
平成5年11月吉日 大寺地区民一同建立

→→→
富士山→→→



あちこちでアセビの匂いを嗅いでみたが、箱根の時のように香水のごとく放出している花はなかった。近づくと匂うが、弱い。

13:44 下山。一旦、西に下ってから南方向の宮地山を経由してスタート地点に戻る予定だ。

13:54 分岐1、宮地山/秦野峠(MyGPS=687m)。は左に折り返すようにして宮地山へ行く。

14:12 分岐2、尾根/林道。尾根方向に行く。
(MyGPS=552m)
14:28 タコチバ山588m(MyGPS=598m)
2007年は立ち木にマジックで△588mと書いてあった。今回も消えずに残っているが、うれしいことに「タコチバ山」と書いた黄色テープが増えていた。
後日、NETで検証してみると、2chで「シダンゴ山周辺の古い道標には『タコチバ山』の山名が記されております。・・・・」 と山マニア?の書き込みがあった。西丹沢頂稜河川土地名称図のような地図があれば良いのだが・・・今回の探索はこれまで。
14:41 分岐3、大寺/宮地山(MyGPS=510m)
帰りはここから大寺へ下るが、その前に宮地山へ行く。

14:47 道標のある広場、宮地山、山頂はここではない。
14:48 宮地山512m(MyGPS=514m)
広場のような所に道標があり、山頂はそこから北に2、30mの所にあった。特大の蜂が飛んできて危険なので、すぐに分岐3へ下る。。

14:54 分岐3、シダンゴ山/大寺。細い山道は山腹を巻くように緩く下る。

ナンジャモンジャの木に似ているが不明

15:08 下山路でも柵ゲートをくぐる。穏やかな里山をゆっくり下る

茶畑は往路でも見たが、ここは山間の茶畑で更に美しい。

シャガ

クレマチス

クレマチス
15:19 住宅地に入る。民家のクレマチスもきれいだった。(テッセンかも?)
15:26 管理センターPゴール(MyGPS=291m、10mの狂いあり)
副隊長は管理センターで布草履を買って、今日のハイキング終了。
後記
今回は二度目のシダンゴ山。前回逃した富士山・三角点・由来記の全てを見ることが出来た。
2007/1/14シダンゴ山〜高松山

※2021/7/10更新
文字サイズを大きくし、神奈川百名山ロゴ追加

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