トレック日 2010年9月11日(土)晴
標 高
標高差
杓子山(しゃくしやま)  1598m 三等三角点
高座山
(たかざすやま) 1304m 四等三角点
標高差:566m 
累積標高差:902m
場  所 山梨県忍野村・富士吉田市・都留市
メンバー 湘南らんぼう・単独
時  間
距  離
全行程:約12時間
山行
5時間15分
(歩3時間43分+休1時間32分)
往路:2時間29分
(歩2:05+休24分)
復路:2時間01分
(歩1:38+休23分)
※コースタイム往路1:40、復路1:20

距離:約
8.3km
山の
データ
杓子山=山梨百名山(76) 
移 動
P・WC
車(ノア)
P:鳥居地峠(6〜10台)、峠から東へ砂利林道を数分上ると5〜6台の広場あり(4WD?)。
WC:
なし
地図・コース↓
《アクセス》
東名高速が渋滞のため道志道で山中湖に出た。忍野村でカーナビに鳥居地峠付近をセットしたところ、鳥居地トンネルに行ってしまった。正確に林道にセットしなかったためのミス。そこで富士吉田市から遠回りして鳥
居地峠に行く。鉱泉閣の所で二又に別れていて、左に「不動湯・杓子山」の道標があり、右が「鳥居地峠」と
なっている。ガイドブックのとおり右の細い林道を上がる。途中に水場がありポリタンクに入れている人がい
た。帰りは忍野村に下ったところ、往路の1/10位の距離で着いた気がした。
《全行程》
07:41茅ヶ崎発〜厚木〜道志道〜山中湖〜富士吉田〜12:05鳥居地(とりいじ)峠〜杓子山登山〜17:52鳥居地峠〜忍野村〜18:29紅富士の湯〜20:00?パノラマ台(泊)12日6:46〜道志道〜9:04帰宅

《トレックコース》
12:22鳥居地峠スタート
12:32林道から登山道に入る
 (休7+5分)
13:20
高座山
13:42鉄塔(休7分)
14:08大ザス峠(大権首)
14:19(休5分)
14:51
杓子山
15:36下山(休45分)
15:58大ザス峠
16:18鉄塔(休8分)
16:42高座山(休15分)
17:27林道に出る
17:37鳥居地峠ゴール
↓記録写真↓

コスモス咲く忍野村から高座山を望む
 今回は百名山の呪縛から逃れて、富士山の見える山+テント泊練習に行くことにした。早朝、晴れてはいるが富士山どころか丹沢すら見えない。迷ったあげく、行き先不明のまま東名の渋滞を避けて道志道で山中湖へと向かう。山中湖に着くころには富士山も見えるようになったが、渋滞のため4時間近く費やしてしまった。これでは遠くの毛無山は無理なので、近くの杓子山に決定。
12:05鳥居地峠に着く。道路脇のPは満車、砂利林道に1台、その後ろに停めた。ガイドブックには10台と書いてあったが、詰めて駐車してくれないので6台で満車になっていた。
← 12:22鳥居地峠スタート。砂利の林道を進む。4駆なら問題なく上がれる程度の道だなと思ったら、広場に車が2台停まっていて、優雅にランチをしていた。道路の左側に登山道入口がある。
12:32林道から登山道に入る。木陰の道はすぐに終わり、明るいカヤトの道になる。5分くらい登ると富士山の展望が開けたのは良いが、カンカン照りで日陰がない。

12:58小さい木の陰で休憩。(休7分)わずか30分で体力が消耗してしまった。





高座山〜忍野村〜富士山のパノラマ
13:13(休5分)熱中症?少々フラフラする。この疲れ方は異常で、気力が萎えてしまい今回は高座山で撤退を決意した。情けないが暑さに負けてしまった。

←高座山への最後の登り土の急斜面で滑りやすい。所々にトラロープあり。(復路ではお世話になった)。
13:20高座山 Pから46分>40
山頂に着きアッと驚く。大勢の中高年ハイカーで木陰は占拠され、三角点や標識もタオル干し場になっていた。ここで休憩して帰ろうと思っていたのに適当な所を見つけられずに何気に高座山を通過してしまった。下りなのでドンドン進んでしまう。帰りたかったのに・・・・。

高座山の四等三角点
13:42鉄塔。高座山からのアップダウンは岩が多い。鉄塔の所で山ガール×2とすれ違う。私と違って元気そのもの。くそ暑いので山スカがうらやましい。鉄塔から数分登り返して座り込む。(休7分)

←鉄塔から西北の展望
中央右が三ツ峠、中央左が黒岳。

写真は復路に撮影
約1364mのピークから下った最鞍部が大ザス峠だった。
14:08
大ザス峠(大権首峠) 
高座山から48分>30
左からの砂利林道が不動湯からのルートで、そこに合流した。直進が杓子山。右手は作業用のモノレールがあり、視界が開けている。
写真左のトイレはハンググライダーのクラブ専用。
林道を進むと、草刈作業の軽トラが停まっていて、林道と分かれて山頂への登山道がある。少し登ると右手にハンググライダーの離陸場があった。

登山道の草刈が行われていた。猛暑の中ご苦労様です。
14:19(休5分)
14:51杓子山 峠から38分>30
先客は地元のハイカー1名で西方向の尾根?から登ってきたらしい。その後東の鹿留山方向から1名が来たがすぐ引き返して行った。山頂からの展望は雲が多くなり望めなかったが疲れてそれどころではない。体力回復のため木陰で15分位昼寝をした。
山梨県特有の丸太を輪切りした標識と山梨百名山の標柱が無い!。ガイドブックには写っていたが、朽ちてしまったのだろうか?
15:36下山(休45分)

味気ない山頂標識

三等三角点

15:58大ザス峠 杓子山から22分>20
モノレールを運搬車が登ってきた。今まで見たことがある作業用とは違って、数人分の座席があり、ハンググライダーを牽引していた。ここまでやるのか。
女性の単独ハイカーが林道から登ってきて杓子山へ向かっていった。夕焼けでも見るのかな?
16:18鉄塔(休8分)

16:42
高座山(休15分)峠から36分>30
日没まではまだ余裕があるので大休憩。

←17:08哀愁漂う夕暮れの富士山。もう少し待っていれば夕焼けに包まれるだろうが、待てない。

17:37
鳥居地峠ゴール 高座山から36分>30
自分の車だけがあり、いつものパターンでビリ。
今日の花
それから
忍野村に下り、ナビで検索したら「忍野温泉」があったので向かう。しかし、営業していなかったので「紅富士の湯」に変更。二度目だがやはり混んでいる。ぬるい露天風呂でまったりとした。
 もう一つの目的であるテント泊の練習は鉄砲木の頭で行う予定だったが、既に真っ暗なので三国峠下のパノラマ台で泊まる事にした。ここはカメラマンの車中泊が多くにぎやかだ。
 車の横にテントを設営。三国峠の先で土砂崩れのため通行止めになっているので、上っていく車の往復がやかましい。
 朝4時ころ、駐車場が更に混んできたのでテントを寄せ、駐車スペースを空けた。富士山は山小屋の灯りと山頂に向かう登山者の小さい光が塊になって光っていた。
 冷えてきたので今度は車で羽毛布団を掛けて寝た。朝5時を過ぎたころ、一段と騒がしくなったので外に出ると、赤富士を撮るカメラマンが大勢並んでいた。

 赤富士が終わるとカメラマンは一斉に散って、一般観光客だけが残った。静かになったベンチで朝食し、帰宅した。



5:23カメラマンが待っていた朝焼けの富士山、その1時間後の富士山



後記
杓子山だけをを目指すのであれば、不動湯の先のPから登った方が断然早そうだ。帰りは温泉に入れるし。

《テント》
モンベルU.L.ドームシェルター 2型、本体重量890g。+グランドシート375g
テントもどきなので、山小屋が混雑した時や緊急避難用として使用予定。自立式ドーム型なのでツェルトよりは快適と思って調達。使用した結果、内部結露が多くタオルで拭き取ったが乾かなかった。外も朝露で濡れているので撤収が難儀だ。今回は車に放り込んで帰宅後に乾した。山で濡れたまま収納することを考えるとフライシートがあったほうが良いかも知れないが、それでは軽量のメリットが少なくなるし、悩みどころだ。
《シュラフ》
モンベルSSULダウンハガー#5、重量580g
気温約22℃、足を出して寝たが、朝は少し寒かったのでインナーダウンを着てちょうど良かった。
二人で寝る場合はテント内の結露がシュラフに付くので、シュラフカバーが欲しい。ゴアテックスのカバーが高いので悩みどころだ。
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HP03-228

山梨県の山

鳥居地峠から高座山経由で往復

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