トレック日 2010年8月16日(月)晴 標  高
男体山 2,486m
※一等三角点:男体山
を確認。
場  所 栃木県
メンバー せんぼく隊(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
標高差 標高差:690m、累積差:約786m
時 間
距 離
山行時間 5時間43分歩4:29+休1:14)
往路:2時間55分(歩2:29+休26分)
復路:2時間05分(歩2:00+休5分)
距離 約
7.5km
山の
データ
深田久弥の日本百名山(36) 
一等三角点百名山(31) 
関東百名山(31) 
移 動
P・WC
車(ノア)
P:志津乗越10台程度、手前路肩数台、登山道入口の先に数台。
WC:なし。工事用仮設ありとなっているが、場所不明。
地図 & 標高グラフ
《トレックコース》
07:10 志津乗越Pスタート
07:14 登山口(休8分)
07:25 志津行屋避難小屋
 (休10分)
08:35 5合目
 (休8分)
10:05 山頂
 (昼休43分)
10:48 下山
11:56 5合目(休5分)
12:53 志津乗越Pゴール
《全行程》
8/15奥白根山登山〜17:02丸沼高原P発〜17:38戦場ヶ原P・夕食〜中禅寺湖湖畔・買物〜志津乗越P・下見〜19:40戦場ヶ原P(泊)

8/16/6:42戦場ヶ原P発〜7:01志津乗越P着〜7:10
男体山登山12:53〜13:09志津乗越P発〜14:11日光湯元温泉〜17:00今市市〜東北自動車道〜24:06帰宅
《アクセス》
R120、丸沼高原Pより日光・金精トンネル方向へ。日光湯元温泉を過ぎ、戦場ヶ原Pの約1km手前で左折、7〜800mで鋭角に右折し水溜りの多い砂利道を100m位進み、左の林道に入る。舗装されているが道幅は狭くすれ違い困難なので、注意して進む。R120の交差点から約20分で志津乗越に着く。
※夜は鹿、キツネなどが路上にいる。鹿は車を警戒していないのか?なかなか逃げないので危ない。

6:16 戦場ヶ原Pより男体山を望む
↓記録写真↓
8/15、奥白根山登山後のせんぼく隊会議で、16日に男体山に登ることになった。そこで、登山口に向かいつつ、食料調達と思ったが、コンビニがない!。結局、中禅寺湖湖畔まで行き、つぶれそうな店で賞味期限が際どいオニギリとパンを買った。
その後、登山口に泊まろうと志津乗越Pに行った。16日は平日なので車中泊は少ないと思ったが、・・・・
誰もいない!チャリが1台のみ。工事現場の案内に仮設トイレがあり登山者も使用できるようなことを書いてあった(うろ覚え)が、見当たらない。せっかく来たが怖いので撤退し、戦場ヶ原Pに戻った。ここには車中泊が多いのでホッとする。標高1394mだが暑いので深夜に窓を空けたら朝方は冬の寒さだった。

6:16 戦場ヶ原Pの朝
早朝から土産物・食堂が営業しているのには驚いた。知っていればここで朝食が食べられたのに・・・昨日調達したオニギリだけでは寂しいので食堂のナメコ汁を食べた(¥400)。

6:42 戦場ヶ原P発 

7:01 約20分で志津乗越Pに着き、アッ!と驚いた。先客約10台で満車ではないか!(広場東方向)

広場西方向もこんな具合。Uターンして10m位下り、路肩に停める。次に来た人はもっと下の路肩に行った。朝露とクモの巣があるので1番になるよりいいだろう。
07:10 志津乗越Pスタート
林道を数分で右に登山口があった。林道の先の路肩にも車が停まっていた。

←07:14 登山口(休8分)
裏コースは笹が茂っていると思い、スパッツを付けて来たがその心配はないようだ。約10分で二荒山神社志津宮(しずみや)と避難小屋。

二荒山神社志津宮(しずみや)

07:25 志津行屋避難小屋。
小屋の内部はふとん、なべ、コンロ等があり、まるで住人がいるような雰囲気だった。

外に水場、洗い場はあったが、トイレは不明。

小屋の先にもう一つ社があり4体のお地蔵さん、石仏?が並んでいた。その中でも一番右の石仏が睨んでいる。「裏口登山はゆるさん!」と言っているのだろうか。
1合目(10〜15分)ごとに表示があり、距離がつかみやすいのでgood!

7:45 2合目を過ぎると堰堤の横を通る。振り返ると見える凸凹の山は奥白根山かと思った。が、隣の太郎山だった。

登山道は樹林の陰になり嬉しいが、ちょっとジメジメ。木の根っこ階段が続く



危険な崩壊地を通過すると七合目。西北方向の展望が開け山並みが美しい(写真上)、それに加え花が多くなったので写真タイムが多くなりピッチが遅くなった。
9:43 山頂の小屋?らしき建物を確認。

9:50 9合目、これより山頂までほとんど平でお花畑が広がっている。奥白根山と同じでハンゴンソウが多い。

10:05 山頂
往路:2時間55分(歩2:29+休26分)
コースタイム2:45なので上出来。

大岩の上に3m位の剣が刺さっている。ここが山頂だろうか?とりあえず記念写真を撮った。鉄剣は見事に錆びているが、まだ強度はありそうだった。

一等三角点確認。標石の上に四角錐の石が乗っているが、何の意味があるのだろう?。

若者が「良縁の鐘」打っている。建物の方に行くと数組の登山者が昼食中で幸せそう。建物は二荒山神社奥宮社務所だったが、本日は閉店?。

社務所の先の広場には「二荒山大神」が中禅寺湖に向かって立ち、方位盤には360度の山々が描かれている。南に中禅寺湖、西に昨日の奥白根山(日光白根山)?を眺め、昼食。
表ルートからきた若者がお守りを首から下げていた。入山料¥500の証らしい。裏ルートにはお札が無いので記念?にパチリ。

10:48 下山(昼休43分)
5合目で休憩5分以外は小休止を細かく取って下る。

12:53 志津乗越Pゴール
復路:2時間05分(歩2:00+休5分)、コースタイム1:45には及ばなかったが、膝をかばって小股でゆっくり下りた割には早かった。
↓花↓

シラネアザミ?(全体)

シラネアザミ?(花)

シラネアザミ?(花のアップ)

ミヤマ?ダイモンジソウ

?ウスユキソウ

アキノキリンソウ

シラネニンジン

ハンゴンソウ

ウメバチソウ

ギンリョウソウ
七合目を過ぎてからやっと花が咲いていた。それまでは樹林が密生していたためか、ギンリョウソウのみ。
昨日の奥白根山に続き、一眼レフを持っていったが腕が伴わないためソフトフォーカス(いわゆるピンボケ)だらけ。ウメバチソウは露出が合っていないし。(白い花をキレイに撮れない)
次の一眼はsonyの軽量デジタル一眼NEX-5を狙っているが、人気のため値が下がらないので、ガマンの日が続く。
花の勉強コーナー↓
《シラネアザミ?》
 写真を撮ったときは「変わったアザミが咲いているなぁ」程度だった。後日、調べるとシラネアザミ・タカネヒゴタイ・クロトウヒレンのいずれか素人には判断が難しい。シラネアザミは細長い茎なので違うようなきがするし、タカネヒゴタイが草丈、花の数がマッチするものの、南アルプスや八ヶ岳に分布とあるのでNGかも?そこで男体山の山行HPを読み漁ったところ、シラネアザミとしている人が多いので、多数決?でシラネアザミに落ち着いた。(他の人も同定に悩んだらしい)

シラネアザミ(白根薊)
キク科の多年草。8〜9月、アザミの花に似た花をつけるが、アザミの仲間ではなく、トウヒレンの仲間である。本州中央部の高山の海抜1500〜2500メートルの日当りのよい草原に生育する。名は、シラネニンジンなどとともに日光白根山で初めて採集されたことによる。総包が暗紫色であるところから名づけられたクロトウヒレンは同じく高山の草地に生え、2〜3個の頭花を密集してつける点で本種の変種と考えられている。

タカネヒゴタイ (高嶺平江帯)
 タカネヒゴタイはヤハズヒゴタイの高山型で、母種よりも草丈はずっと低く、一つの花茎につく頭花の数は1〜2程度と少なくなっています。同じくトウヒレンの仲間で、日本海側の高山に多いクロトウヒレンにくらべると、葉の切れこみが深いのが特徴です。南アルプスや八ヶ岳に分布し、八ヶ岳では赤岳〜硫黄岳間の砂礫地に点々と生えています。「ヒゴタイ」とつきますが、ヒゴタイとは別属の植物です。

×
クロトウヒレン (黒唐飛廉)
 クロトウヒレンはシラネアザミの高山型で、高山のトウヒレンの仲間としてはもっともポピュラーで、本州中部から関東地方にかけての高山に分布します。南アルプスにはなく、かわってタカネヒゴタイが同じような環境で見られます。花が咲きだすのは8月に入ってからで、9月中旬ごろまで見ることができます。シラネアザミは頭花に柄がありますが、クロトウヒレンの場合は頭花が先端に密生するため、柄が見えないことが区別点となっています。頭花の数もシラネアザミよりも少ない傾向があります。
↓それから↓
登山の後は温泉じゃー。今回は最寄の日光湯元温泉にした。
「休暇村 日光湯元」というホテル?で日帰り入浴。
硫黄泉のピリピリ感がなく、強からず弱からず、心地よい。
ホテルなので通常の日帰り温泉よりシャンプーや石鹸の種類が豊富であったが、休憩スペースが少なく¥850×2名はチョット高いきがした。
↓後記
帰りは今市市にいる副隊長の友人宅に立ち寄る。いつも、午後、夕方は雷がゴロピカするが、昨日今日は静かだと言っていた。と言うことは今回はラッキーだっただけなので、早朝登山を心がけねばと思った。
《データ》
車での走行距離は587km、燃費11.26km/L、
通行料:往路\1000(休日)、復路¥3630(平日、日光経由)計¥4630
奥白根山と男体山で約3諭吉。
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HP03-227

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志津乗越から往復、夏はありがたい木陰の道
男体山(なんたいさん)

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