HP03-216 春の伯耆富士で0度を味わう
日本百名山  大 山 (だいせん)
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トレック日 2010年4月30日(金)晴/曇 場  所 鳥取県
標  高
大山頂上 1709m?(標識1710.6m)
剣ヶ峰 1729m(登頂不可)
弥山 1709m(三角点あり、立入禁止?)
メンバー せんぼく隊
(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
《アクセス》
米子自動車道/溝口ICで下り、県45号線を大山に向うこと14分。
途中に食堂売店が1軒あっただけでコンビニなし。


《4/30全行程》

6:00起〜6:20中国自/赤松PA発
6:48加西SA朝食7:12 ●もち麦うどん
9:09米子自/溝口ICで下りる〜県45
9:23大山寺橋P着
9:50
大山登山15:37 ▲パン他
15:58大山寺橋P発
16:08大山レークホテル「大山伽羅温泉」17:45
〜米子自/溝口ICより入る
18:26米子自/蒜山
(ひるぜん)高原PA夕食20:02 
■うどん・肉巻おにぎり
21:39中国自/加西SA泊
標高差 標高差947m、累積1383m
時  間

距  離
4/30全行程 15時間19分
山行 5時間47分(歩4:30+休1:17)
往路 2時間34分(歩2:04+休30分)
復路 2時間37分(歩2:26+休11分)
距離 約10.7km
移 動
P・WC
車(ノア)
P:大山寺橋Pは約40台、他にも数ヶ所にPあり台数不明。(無料)
WC:P、頂上避難小屋にあり
山の
データ
深田久弥の日本百名山(92) 
花の百名山(91) 
新・花の百名山(92) 
中国百名山(26) 
地図 & 標高グラフ
《コース》5時間47分
9:50大山寺橋Pよりスタート
  10:07一合目
  10:20二合目
(@13分)
  10:31三合目
(@11分)
  10:41四合目10:46
(休5分@10分)
  10:55五合目
(@11分)
10:57元谷分岐
11:10六合目11:21
(休11分、@15分)
  11:31七合目
(@10分)
  11:54八合目
(@23分)
  11:59石室分岐
12:02九合目12:09
(休7分、@8分)
12:16山頂12:23
(休7分、@7分)
往路2:34(歩2:04+休30)
***************
12:24大山頂上避難小屋13:00
(昼休36分)
***************
13:02山頂

  13:14石室、地蔵ヶ池、梵字ヶ池
  13:22石室分岐
13:50六合目13:56
(休6分)
14:04元谷分岐、行者谷コースへ
  14:33渡渉
  14:39分岐、大山寺/林道
15:01大神山神社奥宮15:06
(休5分)
  15:13金門
  15:25大山寺本堂
15:37大山寺橋P
*******************
復路2:37(歩2:26+休11分)
*******************
↓記録写真↓ カメラ:SONY DSC-TX5/panasonic DMC-TZ5
米子自動車道で車窓から大山が見え始めた時は横広がりだったが、溝口ICを下りると「伯耆富士」と言われるようにピラミダルな山容に変わった。思わず車を停めて見入る。
9:23大山寺橋P着。渋滞が無かったことと、睡眠時間を削ったため1日早く大山に登る事となった。
大山寺参道近くのみやげ物屋や食堂に食料調達に行ったが、弁当は時間が掛かるとのことなのでパンを買う。コンビニに慣れているので不便だが、郷に入っては郷に従う。
コンロとカップ麺は持っていたが、長距離運転の後なので荷物を軽くするため、自炊セットは置いて行く事にした。
9:50大山寺橋Pよりスタート。登山口の方向が解らないので他の登山者に教えてもらう。Pに案内図や道標が無いのでチョット不便かも。P入口から道路を南に少し行くと「大山夏山登山道」の道標があった。日本語とハングルで書いてあるのには驚いた。
←緩い石段を上ると

→右に重要文化財「大山寺阿弥陀堂」がある。復路は通らないかもしれないので、立ち寄る。
登山道脇にネコノメソウやミヤマカタバミが咲いているので、これから先が楽しみだと思ったが、山頂までほとんど花が咲いていなかった。

一合目
この時期は雪の無い百名山に集中するようで(自分の事は棚に上げ)登山者ラッシュだ。中にはハイキングのような軽装の人やタイツだけの人もいる。

登山道は整備され丸太階段が多い。好きではないが、滑る土やガレ場に較べると登りは楽チンだ。
五合目あたりまで見事なブナ林が続き、以降はまばらになり、北壁が見えてくる。

五合目
11:10六合目11:21
(休11分)
六合目にはトイレと間違うような小さい避難小屋がある。ベンチが多く、すでに昼食の人もいる。
高木が無く、北壁が大迫力だ。山麓は霞んでいるが、弓ヶ浜が薄っすらと見える。
 
 下ってきたハイカーは頂上は
マイナス2℃だったと言っていた。この場所では実感が湧かずかなり涼しい位の感覚で聞いていたが・・・・。
←11:31七合目より

九合目手前から吹雪になり、さっきの言葉の真実味が解った。雪は少ないが顔に当たって痛い。昨年の岩手山を思い出す。
12:16山頂12:23 (休7分)
石とコンクリートの台に「大山頂上」のプレートがある。登山道は賑わっていたのに山頂は先客が1組だけ。その1組も帰り、我々だけになってしまったのでセルフタイマーで写真を撮る。

往路2:34(歩2:04+休30)
コースタイム3:20なので信じられないくらい早い!。
 後日、「大山頂上」のプレートを写真で確認すると標高が写っていない。そこでNETで探すとプレートには1710.6mとなっていた。この台は弥山と同じ高さにしてあると読んだ記憶がある。
しかし、弥山にある
1710.6mの三角点は崩落し、現在の三角点は1709mとなっているらしい。

←大山頂上避難小屋が山頂の4〜50m下にある。



↑写真の中央より左側の切先が弥山?。

何号目か忘れたが、縦走している人が見えたので、当然、弥山にある三角点に行けると思っていたが、「縦走は危険なのでやめて下さい」の看板とロープ、更には「立入禁止」の看板が地面に転がっている。これでは行けない。三角点より命のほうが大事なのであきらめることにした。

12:24大山頂上避難小屋13:00 (昼休36分)外の気温計は0度
ちょっと覗いてみようと戸を開けると、小屋の中はバーゲンセールのデパートのような状態で呆気にとられ立ち尽くす。(メガネが雲って動けないだけだが)2階には中高生の団体が休憩中で1階も数十名のハイカーで埋まっている。山頂がガラガラだった訳が解った。
あちこちで鍋から湯気が上がっていた。やっぱり自炊セットを持って来るべきであった。暖かいものが欲しいのでコーヒー(¥300)を買って飲む。
 
13:02弥山に未練タラタラで再び山頂に行ってみたが、やっぱりロープを越えられないので帰る事にした。道標は無いが、往路とは違う左ルートに向かう。ダイセンキャラボクが木道にはみ出して歩き難い。
ダイセンキャラボクだらけだが、開花は6月頃かららしい。
←石室、地蔵ヶ池、梵字ヶ池→を見て、往路の八、九合目間に合流した。

山頂を見上げると青空、惜しかった!

霞む弓ヶ浜
13:50六合目13:56(休6分)

14:04元谷分岐。思ったより時間が早いので遠回りの右の行者谷コースへ下る。
こちらのブナも見事だった。

↓ 14:33元谷避難小屋の手前で渡渉。大山寺へ向かい谷間に入り、振り返り大山を眺める。
エンレイソウやスミレが咲き、ブナに混じり杉の巨木が現れる。
15:01大神山神社奥宮15:06(休5分)
山門から石畳の階段になる。その石畳を軽ワゴンが下って行ったのには驚いた。どうやって登ってきたのか?
金門にたちより、大山寺本堂に裏から入り山門から出た。通過してしまったが、拝観料が必要な寺だったようだ。旅館、みやげ物屋通りから大山寺橋へ向かうと、大きいモンベルショップがある。
15:37大山寺橋Pゴーール!
復路2:37(歩2:26+休11分)
夏道のコースタイムが2:20。遠回りの行者谷コースを下り、寺社仏閣を見た割に早かった。
15:58大山寺橋P発、温泉に向かう。
↓花↓

ネコノメソウ

ミヤマカタバミ?

エンレイソウ
↓それから↓
16:08大山レークホテル「大山伽羅温泉」17:45

温泉の後、路上より。大山は登らなくても美しい。

18:26米子自道車道/蒜山(ひるぜん)高原PAより夕焼けの大山にお別れ。ありがとうございました。

↓遠征全行程↓
【4/29】
18:05神奈川発〜4/30/3:04中国自/赤松PA泊
【4/30】
6:20中国自/赤松PA〜9:23大山寺橋P(
大仙登山)15:58〜16:08大山伽羅温泉〜米子自/溝口IC〜21:39中国自/加西SA泊
【5/1】
6:44中国自/加西SA〜名神/関ヶ原IC〜11:37
石田三成陣跡〜伊吹山ドライブウェイ〜12:23伊吹山山頂P(伊吹山トレッキング)15:36〜名神/関ヶ原IC〜18:34杉津(すいず)PA敦賀湾の夕日〜福井IC〜20:04あっ宝んど〜21:47勝原(かどはら)スキー場P泊
【5/2】
6:55
荒島岳登山〜15:20勝原スキー場P発〜15:36九頭竜温泉平成の湯〜東海北陸自/ぎふ大和IC〜21:55名神/尾張一宮PA泊
【5/3】
6:00名神/尾張一宮PA発〜東名〜13:16帰宅
↓後記
大山、でかい、すばらしい!登りやすい!休みやすい!景色が良い!もう少し天気が良ければ・・・・。雨に当たる人もいるのでこれ以上は贅沢。GWの1座目から大満足、はるばる遠征した甲斐があった
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