HP03-210
県境尾根第四弾の失敗とかたくりの里
城山湖から草戸山
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トレック日 2010年3月27日(日)晴
標 高
標高差
竜子山(仮称)351.70m 3▲竜子
草戸山 365m(現地標柱)、364m(辞典)
場  所 相模原市城山町
東京都町田市、八王子市
龍籠山(雨降龍居山) 338m〜346m
  たつごやま(あめふらしたつごやま)
メンバー せんぼく隊
標高差:210m、累積標高差:559m
時  間
距  離
全行程:10時間
山行 :3時間35分(休40分含む)
距離:約7.8km

三角点
データ
山名
コード
点名
等級
緯度
経度
標高
不明(仮)竜子山
TR35339322201
竜子 
三等三角点 
35°36′12.65 
139°16′36.11
351.70 m
この地域が龍籠なので、竜子(龍籠)山かと思っていたが、金刀比羅宮の説明に裏山が龍籠山と書いてあるのでこの三角点峰は名称不明。
移 動
P・WC
車(ノア)
P:城山湖P、無料、数十台。
WC:
Pにあり、山中なし
地図・コース↓
《全行程》約10時間
茅ヶ崎発9:46〜
城山湖P11:20〜
トレッキング11:30/15:05〜
城山湖P発15:15〜
かたくりの里15:32/16:53〜
ざんまい(焼肉)?/19:30〜
帰宅19:41


《トレックコース》
3時間35分
11:30 城山湖Pスタート
11:39
三等三角点:竜子
11:51 城山湖P再スタート
↓12:03 加藤武雄文学碑
↓12:20 分岐・峰の薬師
↓12:22 ふれあい休憩所

12:37 草戸山
13:17 同発(昼休40分)
↓13:22 分岐・大地沢青少年センター
↓13:27 はなさき休憩所
↓13:35 ダム植栽文字

14:10 舗装路に出る
↓14:26 分岐・野球場
14:45 金刀比羅宮
14:53 龍籠山(雨降龍居山)
↓14:54 航空神社

15:05 城山湖P着
《アクセス》
茅ヶ崎〜厚木R129〜
上溝バイパス田名赤坂を左に入り、県508厚木城山線を北上〜R413に入り津久井湖へ向う〜都井沢より右に入り2.5kmで城山湖Pに着く。

↓記録写真↓ カメラ:panasonic DMC-TZ5
 和田峠(陣馬山)〜小仏城山〜中沢山〜峯の薬師北側まで県境尾根を歩いたので、残る城山湖北側の未踏尾根を歩くことにした。(市街地の県境は対象外)
 かたくりの里から城山湖を周るコースを考えていたが、昨晩の優柔不断がたたり朝寝坊。出発が遅くなってしまったので、かたくりの里をカットし、城山湖のPから周回に変更した。途中、下九沢温泉「湯楽(ゆら)の里」を通る。1年前の高尾山〜陣馬山縦走の帰り以来なのでナビに位置を登録して帰りに備えた。
11:20 自宅から約1時間半で城山湖Pに着く。
無料は良いのだが門限が16時(4月から17時)は厳しい。

11:30 城山湖Pスタート。まずは三等三角点:竜子のある山へのルートを探す。案内板・標識の類は見当たらない。Pの門から西に10m位進むと左(南)に山道があったので入る。
 山頂に向かってほぼ真っ直ぐに登ると登山道のピークがあり、最高地点らしき右手ヤブに入る。
11:39 無名ピーク、三等三角点:竜子351.70 mを確認。独立した峰なので名前があっても良さげだが何も見当たらない。とりあえず「竜子山」としておこう。往復約20分でPに戻る。

登山道のピーク

山頂

三等三角点:竜子

11:51 県境尾根に向かって再スタート。舗装道路を西に向かうと分岐(入口)があるので左に入る。桜はまだ2、3分咲きで残念。

城山湖、対岸に「しろやま」の植栽文字が見える
12:03 加藤武雄文学碑に立ち寄る。碑文は達筆で読めないが、石碑の設計が建築家の丹下健三だったことに驚いた。元の道に戻り「野鳥観察休憩所」を過ぎると左に「峰の薬師」近道があったが、今回はパス。
《加藤 武雄》
(かとう たけお、1888年5月3日 - 1956年9月1日)は、小説家。号は冬海。神奈川県生まれ。1919年、農村を描いた自然主義的な短編集『郷愁』で作家として認められる。1922−23年の『久遠の像』以後、通俗小説、少女小説の書き手となり、大正末から昭和初期にかけて、中村武羅夫、三上於菟吉と並び称せられる通俗小説家として一世を風靡し、三人あわせての『長編三人全集』が刊行された。文学碑は女婿の丹下健三が設計した。

←キブシの花

→何の実だろうか?朽ちて繊維だけが残り、マスクメロンのような網になっている。
12:20 分岐(峰の薬師/ふれあい休憩所)。ここで主尾根に合流し右の「ふれあい休憩所」へ向かう。
ふれあい休憩所は人が多く、テーブルが空いていないので通過。

←県境の杭を見ながらの尾根歩きが楽しい。
12:37 草戸山
Pから46分で到着。ベンチ・テーブルが多く、展望台もある。ここで昼食休憩。

※城山湖Pには草戸山の道標が無かった。草戸山は東京側の名称で、神奈川県側は松見平なんだろうか?。

13:17 同発(昼休40分)

「草戸山」標柱」

「松見平休憩所標柱」

「神奈川県企業庁電気局2級基準点」
←13:22 分岐(大地沢青少年センター/はなさき休憩所)。
何も考えず右の「はなさき休憩所」へ向かう。後で考えたらこの分岐で県境尾根から外れてしまったようだ。
→13:35 「しろやま」の植栽文字。
 植栽文字を過ぎると小さい建物の裏に階段がある。フェンスの隙間から侵入して階段登ってみる。

 ←尾根に薄っすらと踏み跡があったので行ってみた。ひょっとしたら県境尾根に復帰できるかも?と期待しつつ進んだが徐々に踏み跡が解からなくなり、迷走状態になった。結局、尾根筋をたどって進んでみたものの県境には至らず大失敗であった。
14:10 むりやり下って舗装路に出る。出た所で100円の野菜(ノラボウ)を買って、谷間の集落を通り城山湖へ向かった。
※帰ってからノラボウなる野菜をおひたしで食べたが、なかなかイケル。アスパラガスのようなホウレンソウだ。
14:26 分岐・雨降林道/野球場。ここが雨降林道の起点で全長308mとある。野球場に行ってもダムの上に出られるか解からないので、林道(舗装道路)を行く。
14:45 金刀比羅宮(ことひらぐう)に立ち寄る。「この地は・・龍籠山という。・・四国の金刀比羅宮の御分霊・・・。」と書かれている。早速、龍籠山に登ってみる。
 
↓東方向の展望が開け、橋本の町並みから東京の高層ビルまで望める。

14:53 龍籠山(雨降龍居山)≒338m。小さい社がありその裏が山頂のようだ。4、5m四方の頂きには何も標識がないが、きっと龍籠山だろう。

尾根続きのピーク≒346mには「航空神社」なる社がある。昭和16年に爆撃機、19年に隼が墜落したそうだ。冥福を祈り、下る。
龍籠山を下ると城山湖の堰堤?の近くにでた。
舗装路を少し下り、右下の広場を横切り城山湖Pに戻った。
15:05 城山湖P着。約3時間半のトレッキングを終える。
↓勉強↓
《城山湖》
神奈川県相模原市、境川水系境川に建設された本沢ダム湖の名。
本沢ダム湖は神奈川県が運営する揚水発電所、城山発電所の上池として利用されている。 名称は城山湖(しろやまこ)といい、下流の城山ダム(津久井湖)としばしば混同される。城山発電所は電力需要の少ない夜間に、各発電所で発生する余剰発電分の電力を使用して下流の津久井湖より水をくみ上げておき、電力を必要とする昼間に発電し津久井湖に放流している。

それから

かたくりの里
 かたくりの里は時間がないのでカットし、城山湖を周回した。が、思ったより早く終わったので、変更を変更して立ち寄った。2005年以来なので5年ぶりになる。花の量が増えたようだが入園料も300円から500円に増えていた。前回よりデジカメの性能が向上し、今日は一眼レフも持ってきたので、意気込んで写真を取り捲った。しかし、前回のsanyo MZ3を凌ぐ作品は撮れなかった。現在のデジカメは画素数が3〜5倍に増えたが、腕が向上していないのでこんなものかもしれない。
※カタクリの写真は副隊長の作品(パナソニックTZ-5)で、一眼レフが負けてしまった。
前回は2005年4月3日でした。参照 HP03-013


桜玄海ツツジ

ヒトリシズカ

岩ウチワ

福寿草

紅花コブシ

ミツマタ

菊咲イチゲ?

紅花ヤシオツツジ

ショウジョウバカマ

 他に、富士桜、雪割草、日向ミズキ、キブシ、オカメ桜、白花イカリソウ、コシノコバイモ草、リンポウザクラ、コヒガンザクラ、スモモ、長寿草、ツバキ、日陰ツツジ、梅、ボケ、スイセンなどが咲いている。
黄花カタクリはまだ開花していなかった。

 駐車場で大福を買う。梅紫蘇の葉を巻いた珍しい大福はアンコと紫蘇の塩味が微妙にマッチし、おいしかった。「花より団子」これだけでも来た甲斐があった。

後記
 労せずカタクリやミツマタを見る。キレイだが、山に登って見た時ほどの驚きや喜びはない。山北のミツバ岳に登ればミツマタの群生を見ることができる。前日に行き先を考えたときに候補には乗せていたが、根性が無くて城山湖周回にしてしまった。やっぱり登って見ればよかったかも。

※2021/7/7更新
文字サイズを大きくし、神奈川百名山ロゴ追加
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