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綱子トンネルを抜けると雪国?だった。道路が凍結している。天神峠への細い道も所々で凍結していたので恐る恐る進む。 |
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右の林道が綱子峠への登山道入口。道標には綱子峠30分、入道丸1:20分、等々書いてある。今回は通過して天神峠まで行く。
少し先の左に空き地?がある。停めてある外人ナンバーの4駆は登山者?狩猟?。 |
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12:06 天神峠着。峠は道幅が広くなっているので停めてもすれ違いが出来そうなので、路肩に駐車した。(2〜3台で限界かも?)
ここに戻る登山道を確認。西にあまり踏まれていないような登山道があり「平野峠・厳道峠」の道標がある。 |
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←峠の道標に「大川原天神峠」が打ち付けられている。
12:21 天神峠スタート(自転車)。峠からの下り始めると凍結がある。降りて歩いても危険なほど滑る。自転車はハンドルを押えていると後輪が前に行ってしまい、ブレーキはまったく効かない。ほとんど歩いて下ることになり、峠に車を停めた意味がないのでガックリ。
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ハンターが数台、峠方向に向かって行く。その1台を停めて県境尾根は危ないか尋ねると即座に「危ない」と言い走り去った。
昨年の2月15日は狩猟最終日に愛川町・経ヶ岳に行き怖い思いをしたので、事前に猟区を調べ、区域外の綱子山域にしたが、思惑はハズレだった。
区域外でも狩猟禁止ではないので狩猟は行なわれているようだ。また、駆除目的の場合は期間、区域外でも狩猟が行なわれるらしいので怖い。
集落を過ぎ、さつき学園の先はほとんど民家が無い。。 |
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道路が二又に分かれていて、左は「この先650m前川橋 自転車及び歩行者専用」の標識が立っている。この場所からの進入禁止では無さそうだが道幅は軽4程度なので、ここに自転車をデポした。
12:43 前川橋手前の二又
歩きスタート。 |
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12:51 前川橋。木製の吊橋にワクワクし中央まで渡ったものの、県境尾根から遠ざかってしまった。尾根へ取り付くには谷に下りなければならないが、解からなかったので今回は断念して別ルートに変更しようとUターン。「奥牧野城山」の説明板があったが、それどころではないのでパス。 |
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12:59 谷への降り口。
谷川を注意深く見ながら戻ると「大平山」の手書き道標発見!。10X30cm程度の黄色いベニア板(注)だ。
(注)打ち放しコンクリート型枠に使う板で、通称=コートパネル。一般的ではないので、設置したのは建設関係者か? |
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13:04 5分程度で谷に下りることが出来、渡渉した。しかし、それからのルートを見失ってしまった。
目の前に尾根が見えるので、とりあえず直登する。ヤブは少ないが、急傾斜なので木に掴りながら尾根まで登った。登山道は見当たらないが、これが県境尾根だろう。 |
13:25 ピーク(368m) (昼休15分)
見晴らしの良いところまで登り、遅い昼食。中央高速越しの山々が良く見えるが、風が冷たい。 |
再スタートし、薄い積雪に足跡を付ける。他に誰も通っていないことが解かり微妙な気分。遠くで猟犬?が吼えているので、リュックの鈴を手に付けて常に音を出せるようにした。 |
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← 13:48 ピーク416m(411m)。笹ヤブのピークに「ここは416m峰」と書いた例の黄色いベニア板があった。
基本的に尾根のピークを踏んでいたが、方向を誤り、谷を数回へつり、県境を外してしまった。やがて緑の金網の所で県境に復帰し先に進む。 |
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←14:27 大平山、510.42m(506m)。
山頂は径10m程度の伐採された平らな場所だが、展望はない。公共の道標類なし。 |
「大平山」と書いた黄色いベニア板標識 |
三等三角点、富岡村を確認。 |
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14:39 鞍部(440m)通過。
左の巻道に進みたい気持を振り払い、尾根を行く。何かあるのでは?マイナーな山名が書いてあるのでは?と淡い期待が原動力だ。
←14:47 ピーク(502m)。コンクリート杭「神造公」と赤いプラ杭があるだけ。期待の山名なし。
ピークから下り、左からの巻道と合流。次のピークへ向かう。 |
15:04 ピーク(547m)。コンクリート杭と古びた大平山への道標があった。このピーク手前が今日一番の急斜面で直登が出来ないほどだった。私だったら「よくやったネ!」の標識を付けたい。 |
15:11 ピーク554m(546m)。地図に標高が記載されているピークだが、コンクリート杭があるだけ。 |
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←15:14 綱子峠(517m)。十字路に道標あり。
右:安寺沢(秋山温泉方面、難路!!の手書きあり)
直進:綱子峠(ここが綱子峠です。520mの手書きあり)
左:道標は無いが、綱子橋と手書きあり
綱子峠で前半終了。残る後半は、このまま県境を進むと日没前にゴール出来ない可能性もある。今日はヘッドライトもないので、通常ならここで止めるべきだ。しかし、左の綱子方向は猟犬が吼え、発砲も聞こえたので日没よりも危険かもしれない。と言うことで直進し、県境尾根を続行した。 |
綱子峠から入道丸への登山道(左写真)はよく整備されていたので快調だ。15:25
鉄塔。綱子峠と入道丸の中間地点に鉄塔があり、東方向の展望が開けている。周囲に樹木がないためか積雪が多い。景色はすでに赤みを帯びているので急がねば。途中で一息入れ(休8分)、入道丸への尾根を行く。
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←15:54 入道丸、714.35m(716m)。綱子峠から32分。丸が付くとおり山頂はなだらか(ほとんど平)。以前は山頂の標識があったようだが、朽ちてしまったのか?見当たらない。
三等三角点、安寺沢村を確認。 |
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16:01 入道丸西峰、推定720m(722m)。入道丸から数分でピークになり、県境のコンクリート杭と水源の森のプラ杭がある。プラ杭に「入道丸西峰」と手書きされていたが、消えかかっている。入道丸より高いのに名無しでは気の毒なので標識が欲しい所だ。 |
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16:11 平野峠(703m)。入道丸から17分。峠といっても入道丸より11m低いだけで、ピークのような峠だ。
コンクリート杭には「大興」?とある。
分岐が入り組んでいるが、ゆっくり調べている時間が無い。西は巌道峠?で南西は月夜野に下ると思われる。
県境尾根はこの平野峠付近で南に向かっているので今回の県境尾根歩きはここで終了。
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←東の天神峠と思われる?方向に進む。
GPS地図を確認すると登山道は右(南)の大河原に下るようなので、一旦、平野峠に引き返し考え直した。しかし、道標もないのでまた同じ方向に進む。左に枝で封鎖?した細い道があったので、これが天神峠への道かもしれないと入ってみた。どんどん下り、ルート間違いに気が付く。(谷ルートだった)戻るべきか迷ったが、このまま谷を下って早く道路に出た方が、日没になった時に歩きやすいと考え、そのまま下った。唯一の救いは今日下ったと思われる足跡があることだ。 |
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狩猟を避けて県境尾根を歩いてきたが、下山は谷間の危険区域に入ってしまった。しかし、時間が遅くなったので終了したのか?猟犬が吼えなくなった。
下ったコースは仕事道らしく、楽しい道ではなかった。
←14:48 舗装路に出る(417m)。
車を置いた天神峠までむなしく上る。 |
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16:57 天神峠ゴール(463m)。
平野峠から46分。かろうじて日没前にゴール。 |