HP03-182 祓川コース日帰りは手強いぞ
日本百名山  苗場山  なえばさん
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トレック日 2009年8月18日(火)晴のち曇 《アクセス》
関越・湯沢ICよりR17三国街道を苗場方向に7kmで、右折し苗場山の標識に従い細い舗装路を10km登っていくとかぐら・みつまたスキー場内?祓川コース登山口の駐車場に着く。道路は和田小屋まで続いているが、和田小屋Pは利用者のみ可との看板があったのでNG。

《全行程》
8/17/20:10自宅出発
↓  (関越・上里SA車中泊)
8/18
07:58祓川コース登山口P着
08:20〜18:29苗場山登山
18:38祓川コース登山口P発
19:10〜20:08神立の湯

8/19/02:16帰宅
場  所 新潟・長野県
メンバー せんぼく隊(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
標  高
標高差
2,145 m
標高差914m、累積1,273m
時  間
距  離
全行程 30時間
山行
10時間9分(歩8:22+休1:47)
往路 5時間26分(歩4:42+休43分)
復路 4時間02分(歩3:39+休23分)
距離 約15.4km
移 動
P・WC
車(スパイク)
P:祓川コース登山口P約30台(推定)
WC:登山口P、山頂の交流センター
(遊仙閣は営業休止)
山の
データ
深田久弥の日本百名山(32)、花の百名山(63)、一等三角点百名山(51)、甲信越百名山(18)、信州百名山(28)
地図 & 標高グラフ
《トレックコース》
↓08:20 スタート
      祓川コース登山口
↓08:45 和田小屋
↓09:22 六合目
↓10:07 下ノ芝(休9分)
↓10:59 中ノ芝(昼休29分)
↓11:41 上ノ芝
↓11:48 小松原分岐
↓11:52 股スリ岩
↓12:05 田代原分岐
↓12:09 神楽ヶ峰・八合目
↓12:28 富士見坂
↓12:37 雷清水(休5分)
↓12:44 お花畑
↓13:04 九合目
↓13:16 雲尾坂
↓13:35 山頂の端に出る
↓13:46 山頂
**********************
苗場自然体験センター
(休41分)
**********************
↓14:27 下山開始
↓15:17 お花畑(休11分)
↓15:41 雷清水(休5分)
↓16:00 神楽ヶ峰・八合目
↓16:14 小松原分岐
↓16:32 中ノ芝(昼休7分)
↓17:11 下ノ芝
↓18:11 和田小屋
●18:29 ゴール
↓記録写真↓
8/17〜18で奥白根山、苗場山を計画。
8/17朝、自宅を出発するも車が渋滞。平日だったことをすっかり忘れていた。厚木まで行ったが、これでは奥白根山の帰りのロープウェイに乗れなくなるので中止して帰宅。孫の子守りに変更。

8/17夜20:10 奥白根山はあきらめ、苗場山1ヶ所に絞り再出発。
23:15〜8/18/5:37 上里SAで車中泊。その後、赤城高原SAで朝食。
7:58 祓川コース登山口P着。和田小屋まで上がる予定だったが、「和田小屋利用者のみ」と書いた小さい看板を見つけてしまい断念。Pには10台が駐車していた。隣には5名グループ、他に1組が準備していた
8:21 スタート。帰りは舗装道路を下ることにして、登山口から入りスキーリフトをくぐり進む。ヒヨドリバナやヤナギラン、やけに白いヤマハハコなどがが咲いている。舗装路に合流すると間もなく和田小屋が見える。
8:45 和田小屋。タクシーで来る登山者はここからスタートのようでチョットうらやましい。
和田小屋からスキー場のゲレンデを登る。
かぐらみつまたスキー場は何度か来たが、記憶がなく残念。

青空が気持ちよくピクニック気分だ。
これぞ苗場山。と思ったが・・・・

だんだんと鬱蒼とした樹林帯に入り石がゴロゴロして歩きにくくなった。→全身真っ黒のカタツムリを発見。ブドウマイナイ?オモイガケナイマイナイ?
10:07 下ノ芝(休11分)

10:59 中ノ芝(昼休29分)写真は中ノ芝少し手前。新しいベンチがあったのでここで昼食。空はだんだんと雲が多くなってきた。同ペースの単独ハイカーA氏と話をした。彼は池糖のモウセンゴケをとるために山頂に2泊の予定とのこと。
11:41 上ノ芝

←11:48 小松原分岐。
(写真は往路に撮影)
11:52 股スリ岩。オオシラビソが多くなる。

12:05 田代原(ドラゴンドラ)分岐。
苗場〜田代ゴンドラ、田代ロープウェイの運行は2009年10月3日〜11月8日までと書いてあった。と言うことは、紅葉時期がベストの山なんだろうか?

→12:07 眼下にカッサ湖が見える。
12:09 神楽ヶ峰。大きい標柱は倒れている。
標柱から数メートル高いところに通常の倍くらいの十字の付いた石が埋まっていた。A氏が地図を出して確認すると確かに△マークがあるそうだ。あの石には三角点という文字は無いようだが、なんだろう?。
神楽ヶ峰を越すとついに目標の苗場山が現れたが、気が遠くなる程遠い。
鳥が止まっているように見えるオオシラビソ。濃い紫色でなにか光っている。近くにあったときに調べてみるとマツヤニだった。あー触らなければ良かった。
←12:37 雷清水。美味しいのでゴクゴク飲み、水筒にも入れた。チャコシが置いてあったがその訳は後で解った

12:44 お花畑。といっても花の時期は過ぎたようで、ツリガネニンジン、?ウスユキソウ、ホタルブクロ、エゾカワラナデシコ、シモツケソウ、ハクサンフウロ、イワオウギ、ハクサンオミナエシ?、オヤマリンドウ、タカネトウウチソウ、キンコウカなどが少し咲いていた。
目の前は苗場山の最後の急登

→振り返ると神楽ヶ峰が美しい。何て言っている場合ではなく、帰りはあの峰を越さなければならない。
遠くに見え、やっぱり遠い、苗場山

13:35 平らな山頂の端に着く。
ずーーーと平で木道と池糖とワタスゲの世界だ。チングルマも少々。

彼方には建物が見える。

13:46 山頂。往路5時間半(標準4:15)。
山頂に着いたが喜びがいつもより少ない。土の登山道でなだらかな山を想像していたのに岩だらけのキツイ登りで、帰りも同じルートを帰らなければと思うと気が滅入ったのかも?。
登山口に遊仙閣は営業休止と書いてあった通り、建物は閉まっていた。

←一等三角点を確認し、数分離れた「苗場山自然体験センター」に移動。
「苗場山自然体験センター」内のトイレはお香の匂いがしていた。

外のベンチで大休憩。
(休41分)
14:27 下山開始。山頂の池糖群をゆっくり見て回りたいが、帰りのことを考えると時間・体力に余裕が無いので往路を戻ることにした。モッタイナイがいたしかたない。
数分進んだ所で、Pで隣だった5名グループとすれ違う。かなりゆっくり登ってきたようだ。

←モウセンゴケ
 花の百名山になっているので期待していたが、時期を逸したようで花はほとんど終わっていた。と言っても写真を撮った花は28種あった。
 もう少し遅くくれば紅葉が見られたが、今回はワタスゲと池糖で満足し、苗場山を後にした。
 雷清水を山頂で飲んだ時にゴミが多いことに気が付いた。既にゴクゴクのんでしまったあとだが。復路は茶越しを使って水筒に入れたところ、ゴミが少なかった。 神楽ヶ峰の特大標石が気になり再度調べたが、やっぱり正体不明。
下ノ芝で副隊長の膝が痛み出す。エアーサロンパスをタイツ越しに吹いてもう一がんばり。
和田小屋を過ぎると副隊長の膝がますます悪化してきた。

18:29 ゴール。隊長が先にゴールし、車で副隊長を迎えに行く。数分後に副隊長もゴール。
↓それから↓
19:10〜20:08 神立の湯
「地価1,400mより湧出した源泉100%掛け流しで飲める温泉です。体にしみわたり美容と健康に効果のあるpH9.4のアルカリ性単純温泉です。」と書いてあった。
¥1,000×2名。平日のこの時間なので訪れる人は少ないようで、貸切状態だった。お湯はぬるめだが暖まる。ホールで冷たくした源泉が飲める。これはおいしい。雷清水もおいしかったがそれ以上だ。飲んだ他に水筒やペットボトルに頂いてきた。(販売もしている)「街道の湯」に行く予定だったが、定休日でたまたま「神立の湯」に立ち寄ったが、これまた良し。

20:36 谷川PA
「谷川の六年水」をペットボトルに詰める。

8/19/2:16 帰宅
↓後記
《コースタイムの読みが甘い》
先達のHPで山行時間を調べると、
祓川コースは5:40〜6:30(和田小屋〜山頂往復)※登山口から和田小屋までは+25分
小赤沢コースは5:35〜6:00(小赤沢〜山頂往復)
どちらのコースも似たような時間なので、ICから近い祓川コースに決定した。

上記から推測し我々は8時間程度の予測だったが、結果は10時間9分。
登山口地図の標準時間は往復7:30。(登山口P〜山頂往復)
我々は歩行8:22+休憩1:47
歩行時間は標準+50分で、この程度はあたりまえだろう。
とすると、結論は、参考にした先達が皆、健脚だったということだろう。

《データ》
車での走行距離は489km、通行料\2650×往復(深夜割引40%)。1.5諭吉。
カメラ:panasonic DMC-TZ5写真262枚。
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