おだやかな天気の中、丹沢湖を眺めながらチャリを漕ぐ。20インチではスピードが出ない、登りが苦しいので、次は電動?26インチ?ミニバイク?などと考えてしまう。 |
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浅瀬入口バス停からトンネルを通り、ミツバ岳登山口に向かう。標識も無く、通り過ぎてしまったが、他には登山道らしき道が無いので、引き帰してみると滝壺橋のたもとに入口?がある。自転車はここにデポ。
10:34滝壷橋よりスタート
自転車で移動すると太ももの筋肉が疲れ、登山開始から足が重い。登山道はつづら折になっているが、勾配がキツイ。 |
登山道は枯葉に覆われ、踏み跡がないが、折り返し部分にピンクテープがあり、進行方向は黄色のテープに従い登る。
(黄色のテープが一番新しいかも?)
1時間位でやっとなだらかになる。うっそうとした林を抜け、気持ちの良い明るい林になった。 |
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↑三角点確認。
←11:54 ミツバ岳・大出山≒835m着。こんもりとした山頂はミツマタだらけで、3月はさぞキレイだろう。1時間20分で2km、標高差500m。 |
山頂からの展望は無かったが、西に10m位のところに壊れた鹿柵があり、くぐった先は富士山が目の前に広がっている(想像)。陽だまりの中で昼食、しばらく雲の切れ間を待っていたが、頭がほんの少し出ただけで、全貌は見られなかった。
12:34、昼食休憩40分で、次の目的地の権現山へ向かう。 |
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ミツバ岳・大出山から権現山は「道不明瞭」と書かれている通りだった。基本的に尾根を下り、尾根を登った。尾根には境界石が多数あり、白いアングルが立っているので、丁度良い道標となっている。地図、GPS地図のいずれも登山道が記入されていないので、今日のルートが正しいかは不明。 |
13:33、ベンチがあるので山頂と思ったが、山頂は少し先だった。
権現山 1,019m。※世附権現山、本権現山
細長い台地状で、狭い。(休憩5分)
山頂標柱、三角点あり。方向標識なし。
展望?記憶なし。
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13:38、三角点確認、証拠写真を済ませ、退散。
「この先踏跡不明瞭、初心者の通行不向き」の看板があるが、そのまま進むと、GPSのルートから離れてしまった。ここで方向間違いに気付く。このルートは浅瀬入口へのルートと思われる。 |
Uターンし、方向間違いを修正。
山頂、山頂下のベンチへと戻る。
写真が無く記憶があいまいだが、ベンチ付近に「上ノ原登山口」と書いてあった気がする。その方向がGPSの方向と一致するので下る。
踏み跡は更に無くなるが、境界石と白いアングルが所どころにある。長い下りが続き、崩壊地を抜け、登り返す |
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※2016/10/3 追記
茅ノ丸 849m
(かやのまる)
台地状の広場に道標があり、山名は記されていない。 |
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14:25〜14:30 二本杉峠(休5分)。
標高750m位。ここで脳内会議。
Aコース、上ノ原登山口に下りると車まで戻らなければならないので2時間かかる。(内、舗装路1時間)
Bコース、屏風岩山へ行けば日没はまぬがれないが、急げば3時間?。GPSに頼りショートカット下山ができるかも?。
結果、この機会を逃したくないので、Bコースの屏風岩山に決定。 |
屏風岩山の方向は尾根を急登するようだ。巻き道はどこに行くのか解らないのでパスしたが、結果としては巻き道が正解だったかも?。 |
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このルートは疲れる。木の根が階段状になっているが、勾配がキツイのでロープにつかまりながら登った。ここでもミツマタの蕾が多い。
上ノ原登山口に下りれば良かったと後悔したが後の祭り。
ピークを2回通過した。 |
16:00〜16:08
屏風岩山(休8分)
なんとも寂しい山頂だ。今、人がいないからではなく、訪れる人がいないことが雰囲気でわかるからだ。
私はこの静寂が嫌いではないが、コースがキツイので次回はしばらく無いだろう。
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三角点確認 |
山頂標識は薄れて見え難い |
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屏風岩山の山頂標識に手書きの案内がある。東方向、大滝?は×がついている。地図には載っていないが、おそらく大滝橋へのショートカットと思われる。しかし、途中で日没の危険、沢に迷い込む危険があるのであきらめる。
北方向は、地図に点線登山路が載っている大滝峠上へのルートだ。手書きで「大滝峠30分」とあるので、元気をだして下山開始。 |
笹の道 16:35城ヶ尾山分岐 16:42大滝峠上 |
笹が生い茂る道を駆け下りる。が、何度か登りがあり楽ではない。30分のコースなら小走りで20分と思っていたが、一向に「大滝峠上」に着かない。結局、急いだ割には34分かかりガッカリした。
大滝峠上で小雨が落ちてきたので雨ガッパを着て、ヘッドライトを装着。
後日、原因が解った。「大滝峠」=「大滝峠上」と勝手に勘違いしていたのだった。
後で考えると、
廃止の「東海自然歩道」とのクロスポイントが「大滝峠」で、
現在の「東海自然歩道」とのクロスポイントが「大滝峠上」のようだ。
地図を見ると、屏風岩山〜大滝峠上は50分になっているので、34分はかなり速かったことになる。勘違いで実害があった訳ではないが、地図を良く見れば解ることなので、反省。
初めて鹿の「ヘークション」というクシャミを聞いた。人がいるのかと思ったが、鹿しかいない。物まねする鹿だろうか?。 |
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急ぎたいが、枯葉の下の石ころが危険でスピードを上げられない。
←17:27一軒屋避難小屋。小屋の中を覗いてみたが、今日の泊まりはいなかった。
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「東海自然歩道」だから、一度歩いた道だからと安心していたが、暗闇と枯葉が踏み跡を消してしまった状況ではまったく安心できなかった。常に道迷いの危険があった。何度も沢の横断があるが、踏み跡が無いため直進してしまったこともあった。まったくルートが解らず、前・右・左と試しに進んでは戻り、ルートを探しながら難航した。周りをヘッドライトで照らしてテープを探すと鹿の目が光って怖い。彼らは暗闇でも見えるようだ。
明るければ標識やテープが見つけやすいので、何のことはないのだが、沢の夜道は難敵だった。
18:23大滝橋ゴール。二本杉峠での予想では17:30ころ到着予定だったが、50分オーバーであった。甘い読みを猛反省! |