HP03-086 日本百名山 蔵王山(熊野岳)
ざおうさん(くまのだけ)
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トレック日 2007年7月27日 天  気 晴れ
標  高 熊野岳 1,841 m
刈田岳(かっただけ) 1,758 m
標高差 +130m
累積約±180m
時  間 車発着時間: 3時間50分
山行時間:2時間42分
刈田岳往復:30分
熊野岳往路:50分
熊野岳復路:1時間23分
場  所 山形県
メンバー せんぼく隊2名
(senboku隊長・たかちゃん副隊長)
山のデータ 日本百名山(18) 東北百名山
二等三角点:熊野岳
カメラ PENTAX K100D、コニミノ X60
刈田岳レストハウスP 
数十台可、無料
WC レストハウスに有
全行程 《1日目7/27》自宅2:57〜東北自動車道・白石IC〜刈田岳P着 8:43〜蔵王登山〜刈田岳P出発 12:33〜コマクサ平〜東北自動車道・蔵王IC〜南花巻IC〜鉛温泉、藤三旅館に宿泊15:45
《2日目》鉛温泉出発5:00〜道の駅はやちね6:11〜岳P着6:41〜バス発7:00〜河原の坊バス着7:26〜早池峰登山(7:30〜13:09)〜小田越よりバス13:40〜岳Pバス着14:10〜岳P出発14:23〜田沢湖高原・ニュースカイ着≒17:00
《3日目》8:38ニュースカイ出発→→8:56黒湯P着→→乳頭山登山→→16:55アルパこまくさ着→→18:07ゆぽぽ着→→18:48専宅着
コ ー ス 刈田岳P9:01〜刈田岳9:16(往復)〜熊野岳10:20〜避難小屋10:59〜刈田岳レストハウス11:43


↑刈田岳からの御釜、熊野岳
↓地図↓
 今までの百名山では二番目にラクチンで苦労せず展望が楽しめる。ハイカー以外の観光客にとっては労せず百名山に登頂でき、コマクサまで見ることができる。(一番ラクチンは美ヶ原)
刈田峠(有料道路入口)付近にハイカー?の車がたくさん停まっていた。蔵王に登って見て納得。熊野岳往復ルート以外に南蔵王縦走コースがあるので、ベテランハイカーは、そちらをトレックしているのであろう。
 色々なコースを楽しみたいが、今回は早池峰山に登るための移動中なので、足慣らし程度と思い最短コースにした。天気にも恵まれ素晴らしい景色を堪能できた。また、昨年の秋田駒ケ岳に続きここでもコマクサを見ることが出来て、短時間でフルコースを頂いた気分だ。

8:43 刈田岳Pに到着。すでに1,710m(推定)雲上の駐車場だ。登山案内看板が見当たらず、登山口を探しているハイカーもいた。

結局は刈田岳レストハウスの先が登山?道だった。観光バスが続々と押し寄せ大量の客を吐き出している。

レストハウスの先は登山道、と言ってもフラットで広い道だ。

まずは刈田岳、標高差約50m?を往復。

刈田岳から見下ろす御釜

刈田岳山頂の神社で、娘の安産祈願。

刈田岳を往復し、一度御釜の方に下ってから馬の背尾根に戻ると、目の前に熊野岳。

刈田岳方向(南向き)の御釜。水面がキラキラ輝き美しい。

←馬の背分岐。直進熊野十字路、左熊野神社。
↑他のハイカー同様、左の近いルートで頂上へ向かう。

頂上の熊野神社に参拝

三角点と熊野岳山頂標識

宮城県警のヘリコプターが山頂を通過

山頂の先に尖った岩があるので少し下って行って見た。

北方向の尾根登山道が北蔵王縦走路かも?
山頂付近で巡視員より蔵王山のパンフレットをもらった。表紙にコマクサの写真があるので、咲いている場所を尋ねたら、親切に案内してくれた。歩きながら話をきいたら、今年から巡回を始めたそうだ。駒ケ岳と違って、コマクサの咲いているガレ場への規制がまったく無い。まだ咲いていない小さいコマクサを踏んでしまう危険があるので千鳥足で写真を撮った。近い将来は規制され今より多くコマクサが咲くことを願う。

避難小屋

中には電話、ストーブがある。
←直進「ロバの耳コース」は落石のため通行禁止。左は追分・名号峰。
直進の先にハイカーが見えるが、禁止とあるので、右に下る。踏み跡が幾筋もあり、いたるところにコマクサが咲いているので危ない。コマクサを見ながら馬の背へ下った。

↓馬の背まで下り、避難小屋方向を振り返る。フラットな尾根にポツンと小屋が見える。

←11:43 3時間弱のトレッキングで刈田岳レストハウスに戻った。
2階の展望レストランは窓から熊野岳が見える。ここで、昼食。肉味噌丼、鮭いくら親子丼、ずんだソフトを食べた。
その後
 刈田峠から少し下った所に「コマクサ平」があるので寄ってみた。ここはコマクサを植えているようで人が踏み込めないように区画されていた。
散歩コースの奥に滝があった。
今日の宿
岩手県、鉛温泉。
藤三旅館の自炊部に宿泊。自炊部といっても2食付き、部屋食だ。川魚がおいしくあっさりした量だが、生ビール1杯で丁度良い夕食だった。風呂は4ヶ所中3ヶ所に入った。中でも白猿の湯は立って入る珍しい風呂だった。
¥4,600(2食付き)。施設はボロだが味わいがあるし、受付の男性も対応が良い。風呂はシャワーの湯が出ない風呂もあったが問題なし。朝食はおにぎりにしてもらったので、次の日に早池峰に向かいながら食べた。
↓後記↓
今回宿泊の「藤三旅館」はじゃらんで予約で、くちこみ掲示板に投稿してみた。以下は掲示板の抜粋。

宿泊時期: 2007年07月
投稿者:cotajiro (男性/50代) 投稿日:2007/07/31
7月27日に夫婦で泊まりました。次の日は早池峰登山のため早朝に挨拶もせずに出発したのが心残りでした。この場を借りてお礼申し上げます。時間がゆったりと流れる宿、空間で、心地よいひと時でした。それなのに、せわしなく早立ちする自分が残念でした。こんどはゆっくりと滞在してみたいと想いました。売店のおばあちゃん、いつまでも元気でね。
返信者:鉛温泉 藤三旅館(藤井) 返信日:2007/08/03
ご宿泊誠にありがとうございます。ご投稿の挨拶の件を拝見し、こちらこそ挨拶も出来ず失礼致しました。「早池峰登山」はいかがだったでしょうか。岩手山とならび岩手を代表する霊峰「はやちね(はやちみね)」は、珍しい高山植物もあり、登山をされる方々の心をやすらぎに導きます。次回は是非ごゆっくり温泉に浸かっていただければと思います。「売店のおばあちゃん」こと何度もご投稿に登場するおばあちゃんは、私の母で、商売そっちのけで、お客様とお話できるのが生甲斐と思っている人です。ご来館の際はどうぞ声を掛けてくださいませ。大喜びすると思います。今後ともご愛顧・ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。またのご来館を従業員一同心からお待ちいたしております。【日本温泉遺産を守る会認定の宿】【地温泉・湯守の会会員の宿】……「鉛温泉・藤三旅館」 館主。
[利用した宿泊プラン]自炊部利用・食事部屋出し・源泉掛流し・渓流露天
[宿泊価格帯]4,001〜5,000円(大人1人あたり)
※宿泊プランはクチコミ投稿者が宿泊した時点のものです。宿泊プラン内容は時期により変わる場合があります。
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